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放射能漏れ 年50ミリシーベルト基準に危機管理徹底を

放射能漏れ 年50ミリシーベルト基準に危機管理徹底を

産経新聞 3月27日(日)7時56分配信

(写真:略)

 □放射線災害医療研究所・郡山一明所長

 放射線の人体への影響をわかりやすく考える場合、放射線をたき火に置き換えればいい。たき火から1メートル離れた場所と5メートル離れた場所では、体が受ける温かさに差が生じる。放射線源から距離を置く理由がここにある。同じ1メートルの場所でも、アイスクリームを1分間置くと少し溶けるが、5分間置くともっと溶ける。このことで、放射線を長く浴び続けるほうが影響が大きいことが理解できる。

 また、同じ1メートルの場所に5分間置いても、アイスクリームなら溶けるが、カボチャなら溶けない。たき火から受ける影響は物質によって異なる。距離も時間も含めて最終的に人が放射線から受ける影響を表す場合の単位が「シーベルト」だ。

 放射線による健康被害は、DNAが影響を受けるために起こる。この場合、放射線を浴びてすぐに症状が出る急性影響と、後になって出る晩発影響がある。

 急性影響は、強い放射線をDNAが浴びた場合で、DNAが強火のたき火で一気に黒く燃えつきた状態だ。DNAは二度と再生不能になる。一度に4千ミリシーベルトを浴びた場合では、内臓などが破壊されて半分の人が死亡する。

 晩発影響は、DNAが弱火のたき火でやけどを負った状態である。DNAは再生できるが、完全には再生できない部位が残り、その部位が変異してがんや白血病を発症する危険が高まる。

 今回の災害は、避難している人々が強い放射能を一気に浴びることはないので、急性影響は心配しなくてよい。不安なのは、空気中の放射線からの直接影響と、放射性物質により汚染された水や食品が体内に蓄積され、将来的に健康被害が出る晩発影響だろう。

 ここで単位「シーベルト」を思い出してほしい。例えば、放射性ヨウ素で汚染された大気や食物が体内に入ると甲状腺に蓄積され、数年後に甲状腺がんが晩発する確率が高まるが、それは甲状腺の放射線影響が100ミリシーベルトになったときだ。野菜や水道水から検出されている数値であれば、健康被害はない。

 国の暫定基準値は、極論すれば「一生食べ続けても大丈夫な数値」で、この値の食品を数日間食べたとしても、絶対に問題ない。

 どんな場合でも無駄な被曝(ひばく)は避けるべきだが、現在は「本来あるべきでない放射性物質」が大気中に放出されている状況だ。それならば、健康被害がでないように対応する方法を見いだすべきである。

 例えば、医師やエックス線技師は、被曝する量が測られながら、1年間に50ミリシーベルトまでを許容量としている。一般の人たちが1年間に受ける上限値の50倍だが、医師やエックス線技師ががんになりやすいなどということはない。

 政府は、まず危機管理方針を説明した上で、地域の放射線量や関係する値とその意味を公表し、この年間50ミリシーベルトを基準に、危機管理を徹底すべきである。




マスコミの過剰反応が一番問題だと思います。

極論すれば、被曝で問題になるのは、原発で作業している人だけであり、それ以外の人にとっては全く影響のない話です。

それを、テレビや新聞で各地域の放射線量を事細かに報道し、コンママイクロシーベルト単位であがった下がったと、馬鹿げた騒ぎをしています。

その報道に過剰反応した人々の行動をさらに報道することで、事態を一層エスカレートさせています。

数値自体は、それを摂取したからといって、がんになるなど全く心配する必要もない量です。

いわば、数値を報道すること自体にニュースとしての価値もないということです。

報道する必要もない数字を事細かに並べて、結果的に国民の不安を煽り、パニックを引き起こしているだけです。

その一方で、専門家を出して、「この数字は心配する量ではないですよ」と言わせています。

自己矛盾してますね。

専門家は嘘をついていると人々を疑心暗鬼にさせたいのでしょうか?

(例えば下のような)無意味な報道は、控えるべきでしょう。


【放射能漏れ】山形が平常値超え 茨城、栃木、東京は減少

2011.3.26 18:22 産経新聞

 東北、関東各地で25日から26日にかけて観測された放射線量は、山形県で上昇し、震災前の平常値をやや上回った。茨城や栃木、東京など各都県は引き続き減少した。

 都道府県に観測を委託している文部科学省の集計によると、25日午後5時から26日午前9時に観測された各地の最大放射線量は、山形が24~25日の毎時0・082マイクロシーベルトから0・089マイクロシーベルトに増加。一方、茨城は0・276マイクロシーベルト、栃木は0・128マイクロシーベルト、東京は0・127マイクロシーベルトとなった。胸部エックス線の集団検診を1回受けた際の放射線量は50マイクロシーベルト。

 福島、宮城両県がそれぞれ実施している調査では、福島市で25日午後11時に4・15マイクロシーベルトを観測、仙台市では25日午前9時半ごろに0・18マイクロシーベルトを記録した。文科省の別の集計では、福島第1原発の北西約30キロの浪江町付近で26日午前10時40分に46マイクロシーベルトを観測した。



加えて言えば、「放射能」は放射線を出す能力を意味する言葉なので、漏れるのは「放射性物質」か「放射線」のどちらかですね。



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プロフィール

ジュニアスキー

Author:ジュニアスキー
子供が小1の冬に家族でスキーを始め、すっかりその魅力にはまっております。小4から地元のスポーツ少年団に所属し、競技スキーを始めています。(現在中3)
ジュニアアルペン競技の情報ブログとしてスタートし、最近ではスキー全般、その他に関する話題も扱っています。
上欄のカテゴリから興味のある話題をお選び下さい。
(2009年7月25日開設)


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