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大学スポーツ、活躍=志願者増? 駅伝・ラグビー…効果は

大学スポーツ、活躍=志願者増? 駅伝・ラグビー…効果は

朝日新聞 2015年1月11日(日)朝刊より

駅伝やラグビーなど、年始めは大学スポーツが多くのファンを魅了した。活躍すれば新聞やテレビでも大きく取り上げられ、大学の知名度もぐんと上がる。スポーツに力を入れる大学は少なくない。その効果のほどは――。

 ■帝京大、増加の傾向「認知される」 東洋大、一定効果も「関係はない」

 1本のたすきをつなぎながら、東京―箱根間を往復する箱根駅伝。沿道は多くの人でにぎわい、テレビの視聴率は25%を超える。大会は毎年1月2、3の両日。大学の入学願書受け付けが始まる直前でもある。
 「イメージアップの効果はあった。長期的にみれば志願者数増の可能性もある」。今年、初の総合優勝を果たした青山学院大(東京都渋谷区)の平沢典男副学長はこう語る。2009年に33年ぶりに本選に出場して以来、連続出場中だ。
 この間、一般入試の志願者は増加。教育情報会社「大学通信」によると、08年の約4万7千人から、14年は約5万6千人に増えた。ただ、平沢副学長は「受験生の動向には様々な要因がある」。学部新設や一部学部の1、2年生を神奈川県相模原市のキャンパスから青山に移したことも大きく影響しているとみる。
 最近7年で優勝4回の強豪東洋大(東京都文京区)。広報課の榊原康貴課長は「駅伝の成績と(志願者数)は関係ありません」ときっぱり。優勝した年でも、12年と14年は志願者が減ったという。「駅伝は中長期的にみればブランド力を高める」と一定の効果を認めつつ、「アピールポイントは授業内容や学生生活です」と話す。
 大学ラグビーも、冬の風物詩だ。10日の全国大学選手権決勝で史上初の6連覇を果たした帝京大(東京都板橋区)は「大学のブランドイメージを醸成する一つの要素」とラグビー部を位置づける。初優勝した10年から14年までの志願者は約2万8千人から約3万6千人に増えた。広報課の担当者は「年末年始という注目が集まりやすい時期に好成績を残すことで、大学名が認知される良い機会になっている」としている。

 ■受験生「良い刺激になる」

 受験する側はどうみているのか。
 山形県新庄市の高校1年、阿部杏樹(あんじゅ)さん(16)は今年の箱根駅伝をテレビで見た。「チーム一丸となって走る姿を見ると、受験を控える私にとって良い刺激になる。こういう人たちに会いたい」と好意的だ。進路はまだ決めていないが、総合優勝した青山学院大にも興味を持ったという。都内の公立高校3年、前田侑哉(ゆうや)さん(18)は、早稲田大とともに青山学院大も受験する予定だ。「駅伝で優勝することで大学が注目され、就職に有利になるかもしれないのでうれしい
 一方、都内の私立高校2年、阿部あかりさん(16)は「スポーツで活躍する大学はもともと有名なので、資料は一通り集めている。スポーツの結果で受験するわけじゃない」と話す。
 大学通信の安田賢治ゼネラルマネジャーは「大学の知名度を上げるのにスポーツは最適。受験生を感動させるドラマがあれば、志願者数増にもつながる」としたうえで、「学部の新設や入試改革に取り組むなど、大学が前を向いている印象を与えることが大切だ」と指摘する。(岡田昇、小寺陽一郎)


高校野球では、まずスポーツで知名度を上げ、次に知名度を活かして進学コースを設け、東大入学者数を増やすというやり方が割と取られているように思います。

大学でも、資格取得率や就職率、一流企業へ就職できるかどうかは、最大のアピール材料になります。

ただ、数字は操作できますから、トリックを使った怪しげなデータ*も多いですね。

こちらこちらをご参照。専門学校等では当たり前のようにされていますが、大学までも詐欺をしても良いのか?と思います。

成果主義が強調されるに従って、プレゼンテーションなどで、うわべを取り繕う(下手すると詐欺的)な手法が、もてはやされたりしています。

企業で言えば、日産やソニー?

ものつくり企業でありながら、コンサルや企画屋が幅をきかせる会社。

口先で商売する人が出世するイメージです。

ただ、最初はだませても、やがて見透かされて、業績が落ちることになります。

製品は故障だらけで、イメージに中身が伴わないので当たり前です。

次買わない人が、増えます。

逆に、トヨタは、あれだけの生産量がありながらも、中身(質)を何とか維持しようとしている印象です。

STAP問題も、(偽装してまで)うわべを取り繕い、ネイチャーという典型的な商業誌に載せるという、商売(成功)の王道?を取っていたと思います。プレゼンテーションも上手でした。

でも、中身はなかったんですね。

詐欺的な方法は、長期的には自分の首を絞めると思います。

それを羨ましく思ってはいけません。

基本的には短期的な成功しかできませんから。

長期的成功には、中身の充実以外に方法はないのですが、でも、本を見ても、「表面的で安直なテクニックをマネして、上手くやってやろう!」というものが多いですね。

マッキンゼー本、ハーバード本などが典型です。

有名な組織の秘密を30分ぐらい学んで成功しようなんて発想する人向けに多数の本が出版されていると言うことは、人の弱みや、情弱さにつけ込んで、小銭を儲けてやろうという出版社や著者が多いことと、繰り返し騙される客が多いこと、を意味しているのかもしれません。

表面を飾りたい、見栄を張りたい人が世の中には多くて、商売の対象になっているという状況は、詐欺の儲け話に騙される人が後を絶たないのと共通するのかも知れません。

高校は、スポーツと勉強を別の人が分業する「偽物の文武両道」で、商売を行うことができます。

大学受験も、しごき上げて、受験テクニックを身につけさせれば、有名大学の合格者を増やすことはできます。

割と意図した商売がやりやすい(成果を上げやすい)のですね。

なぜ、そんなインチキくさいやり方が可能かというと、大学入試がペーパーテストで一発勝負という極端な成果主義を取っているからです。

入学試験の公平さだけ気にして、結果の不平等さは見ないシステムを採用しているので、点を取る技術にピンポイントで特化できるものだけが、利益を享受できるのです。

例えば、田舎の公立高校と東京の受験勉強のノウハウを持った私立高校では、点を取る技術に明らかにハンデがあります。

でも、そのハンデを自己責任に転嫁して無いものと扱っているので、不公平な結果(結果の不平等)を延々と生み続けているのです。

そのようなシステムから、独創性が生まれるのでしょうか?

例えば、東大は秀才は集まるけども、天才はなかなか生まれにくい大学になっています。

選抜方法が間違っているからですよ。

試験だけでなく、高校生活すべてを、人間性を含めて評価し、選抜材料に加えるべきです。

「両方」を見ることで、より良い選抜が可能になります。(試験だけでもダメだし、人間性だけでもダメです)

試験の点数が大きく違わないなら、スポーツで活躍した子、リーダーシップのある子、意欲的な子、真面目な子、大学にメリットをもたらしてくれそうな子を選ぶべきなのです。

中教審の答申は、(マスコミで批判されていますが)結構良いことを言っていると思います。

可能なら主観的な判断を加えることで、受験技術に長けた同じような高校の出身者ばかりにならず、多様性を確保できると思います。

試験に対する極端な公平さの追求(成果主義)は、デメリットが大きいです。

試験科目の成績を合計して、上位から取っていくという方法は、公平さはあっても、ベストな選抜尺度ではありません。

熟練した人間の感覚を加えた方が、遙かに正確だと思います。

ただ、人間性を入試の面接で評価することは不可能です。

受験生をよく知る高校の担任なりが、正直に推薦書を書いてもらえない限り、機能しないでしょうね。

内申書の信頼性が、実は入試改革の鍵を握っていると考えます。


でも、大学入試は、対策が立てやすいのに対し、就職における大学の評価を上げるのは、簡単ではないでしょうね。

手っ取り早くやろうとするならば、スポーツで受験生を集め、入学生のレベルを上げたいと言うことなのかもしれません。

でも、受験生が集まるほどの盛り上がるスポーツが大学にはないことが問題ですね。

駅伝・ラグビークラスでも、効果に対する見解が分かれるようですし。

むしろ安直な方法はないと思った方が良いと思います。

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プロフィール

ジュニアスキー

Author:ジュニアスキー
子供が小1の冬に家族でスキーを始め、すっかりその魅力にはまっております。小4から地元のスポーツ少年団に所属し、競技スキーを始めています。(現在中3)
ジュニアアルペン競技の情報ブログとしてスタートし、最近ではスキー全般、その他に関する話題も扱っています。
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(2009年7月25日開設)


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