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外食産業が日本を滅ぼす?

外食産業が日本を滅ぼす?

昔は、大学生のアルバイトと言っても、家庭教師や塾が中心で、夏休みや春休みに集中して短期バイトを行うような感じでした。

授業期間中は、長時間・継続的なバイトはしなかったですね。

これが変化したのは、常時アルバイト雇用を前提とする外食産業・コンビニ等が急激に増えてからです。

結果どうなったのかというと、大学生が勉強よりもアルバイトに時間をかけるようになり、偏差値の低い大学ではアルバイト(や勉学意識の低さ)のために単位を取れず、中退・フリーター化が顕著になりました。

*大学を選ぶ時は、就職率だけでなく、退学率、4年卒業率、留年率も見た方が良いですよ。これを公表していないところは止めた方が良いです。(上位大学は、厳しい教育を行っているために4年卒業率が低下しますが、下位大学は生活が崩れて辞めていきます)

下の記事で言えば、外食産業は「目先の小さな利益にとらわれ、将来の大きな損失を予想できない学生の視野の狭さ」を利用して、自己の利潤を追求し、結果的に学生の学習機会を奪い、日本の教育レベルを低下させ、高度な技能習得を妨げていると考えています。

産業界も、大学に文句を言うだけでなく、自分たちの行いも反省したら?と思います。

日本の大学進学率を今の半分にしたら外食産業は壊滅すると言われています。(あるいは、中国人だらけになるのかな?)

以下は、「私学高等教育データブック 2010」からの引用です。

1970 年頃からアルバイト収入額が増加した原因としては、アルバイト単価が上昇した可能性も考えられる。しかし、アルバイト単価の年次変化を表すデータが存在しないので、正確なことはいえないとしても、以下に示す間接的な傍証例などから判断すれば、それよりむしろ、学生のアルバイト就業時間が増加したと考える方が素直だと思われる。なぜなら、たとえば『生協調査』によると、83 年から 93 年にかけて、アルバイト従事者のアルバイト就業時間は、週当たり平均で 10.0 時間から 12.5 時間に増加している8)そして、この間のアルバイト収入額の増分は、ほぼその就業時間数の増分と一致しているからである。問題は、どのような形で学生アルバイトの就業時間数が増えたかである。たとえばここでも、『文部省調査』のデータの欠落部分を補うために、『生協調査』をもとに、60 年代における「授業期間中のアルバイト従事者」の比率の推移を確かめておこう。9)。図 1-1-4 をみると、その比率は67 年まで減少傾向にあり、68・69 年の大学紛争を挟んで、その後、70 年からふたたび増加傾向に転じていることが分かる。つまり、『文部省調査』から推測されるように、50 年代に「授業期間中のアルバイト」は、急速な拡大をみせた10)。しかし、もし『生協調査』が全大学の一般的な傾向を正確に代表しているとすれば、60 年代になると、「授業期間中のアルバイト」の増加には一旦、歯止めがかかり、70 年代以降ふたたび増加に転じたものと思われる。しかも、70 年以降の「授業期間中のアルバイト」の増加は、ほとんどの部分が「授業期間中の恒常的アルバイト学生」の増加によるものであった11)。こうしてみると、現在まで継続的につながる「授業期間中の恒常的アルバイト」の拡大は、1970 年代に始まる傾向だったとみなせる。
1968・69 年の全共闘運動の挫折を契機として、学生たちが社会的・政治的関心を急速に失い、「しらけ」ていくなかで、遊び文化が急速に台頭していったことは、多くの若者・青年文化論の指摘するところである。このため学生たちは、とくに「娯楽し好費」を中心とする学生生活費支出の増大の穴を補填するべく、アルバイト収入の増額を図らねばならなくなった。のみならず、このような金銭的関心を越えて、学生の日常的興味が、遊び文化、つまり「反知性主義」志向を延長する形で、アルバイトへ向かっていったことは、十分考えられる事柄である12)
さらに 1970 年代に入ると、この学生アルバイトの日常化を促進する変化が、雇用側でも用意される。いわゆる、「消極的アルバイト雇用」から「積極的アルバイト雇用」への転換とも呼べる事態の進展である。つまり、「アルバイト雇用企業の数は」、60 年代後半になって「急激に増加する。これは、高度経済成長期の若年労働力不足を背景とする代替雇用の側面を強くもってい」た。そして、70 年代の経済「安定成長期に入ってもそれはいっそう増加するが、それとともに経営上のアルバイト労働の重要性も増大する。アルバイトは単なる周辺労働から、パートタイムの主要労働へと変化し」ていったのである13)。具体的にいうと、飲食店の店員や、スーパーのレジ係など、「初めからアルバイト雇用を前提とする経営」の増大である。マクドナルド、ミスタードーナッツといった、外資系のファースト・フード店が日本展開に乗り出した、71 年を嚆矢として、それ以降、ファースト・フード店は急速な広がりをみせていく。また、70 年代前半からはコンビニエンス・ストア、80 年代に入るとファミリー・レストランなども登場し、急速に事業を拡大していく。これらの例を典型として、70 年代以降、「初めからアルバイト雇用を前提とする経営」が増大していったことは明らかである。こうして、「授業期間中の恒常的アルバイト」は、加速されていったといえる。この結果、学生のなかでは、「夏休み期間中のみの臨時的アルバイト」から、「授業期間中のアルバイト」、とくに「授業期間中の恒常的アルバイト」への転換が進行していく。たとえば『文部省調査』の数字をひろえば、「夏休み期間中のみアルバイトに従事した学生」の比率は、1951 年には全学生のうち 6.8%であったものが、70・72 年までには 37.0%へと、当初は飛躍的に増加をみせていた。しかし、それはその後、「授業期間中の恒常的アルバイト」が著しく増加をみせるなかで、急速に低下をつづけ、2008 年には5.9%にまで縮小していった。これを全学生ではなく、アルバイト従事学生を母数にとった数字に直せば、1968 年には48.1%が「夏休み期間中にのみアルバイト」をしていたものが、その後減少をつづけ、現在(2008 年)では、その比率は7.9%にまで縮小しているのである。

ところで、「大学の大衆化および産業構造の転換等に伴い」、学生のアルバイト職種も大きく変容を遂げていくことになる。つまり、「従来の家庭教師中心の型から、サービス、販売、事務など第三次産業的職種中心型へと職種の重心が移っていったのである」17)。この点を、『文部省調査』で確かめておこう18)。1951 年には、学生のアルバイト職種は、「家庭教師」37.1%、
「事務」14.8%、「軽労働」14.9%、「重労働」9.0%といった分布を描いていた。ところがその後、「家庭教師」は、52 年に 44.5%と最高値を記録するものの、それ以降、減少し、遅くとも68 年までに25%程度の水準に落ち着き、90 年まではほぼ横ばいで推移している。そして、その後ふたたび漸減し、最近(2008 年)では12.5%となっている。同様に、「事務」は、53 年までに9.6%へと減少をみせた後、54~73 年という正確なデータがえられない期間を挟んで、遅くとも74 年以降は、7%前後の水準をほぼ維持している。また、「重労働」は、74年以降、逓減しつづけ、2008 年では 2.1%にまで落ち込んでいる。これに対し、51 年以降、拡大をつづけてきたのが「軽労働」であり、51 年にはわずか 14.9%に過ぎなかったものが、74 年までには 51.4%と過半数を越え、2008 年には 71.4%に達している。つまり、1950 年代初頭には、当時もっとも学生にふさわしいアルバイト職種と考えられていた家庭教師が19)ところで、『文部省調査』では、軽労働の中身が分からない。そこで、この点についても、『生協調査』で補っておこう。表 1-1-1 をみると、まず時代を反映して、どのようなアルバイト職種が、新たに世間の注目を引く形で登場し、集計項目として追加されていったのかが分かって興味深い。1983 年から「ファーストフード・コンビニ」が、89 年から「コンパニオン・モデル」と、「コンピュータ・ワープロ」が付け加わっている。

とくに「ファーストフード・コンビニ」についていえば、1983 年には 3.2%であったものが、96 年には 11.5%と、最大の急成長株になっていることが分かる。この事実は、「初めからアルバイト雇用を前提とする経営」の典型である、ファースト・フードやコンビニエンス・ストアが、いかに「授業期間中の恒常的アルバイト」を加速させたかを裏付ける、一つの証拠になるものと思われる。
なお、先に指摘しておいたように、『生協調査』のサンプル大学(大学生協連加盟の有志大学)は、いわゆる入学難易度が相対的に高い大学に、偏っている傾向がみられる。それは、家庭教師の従事比率が『文部省調査』より高いことをみても、裏付けられることは明らかである。しかし、そのような大学群をサンプルにとった調査でも、コンパニオンやモデルをアルバイトとする学生が出現し、ファースト・フードやコンビニエンス・ストアで働く学生が増えてきたことこそ、この期間における学生アルバイトの変化を如実に表しているものと思われる。


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Author:ジュニアスキー
子供が小1の冬に家族でスキーを始め、すっかりその魅力にはまっております。小4から地元のスポーツ少年団に所属し、競技スキーを始めています。(現在中3)
ジュニアアルペン競技の情報ブログとしてスタートし、最近ではスキー全般、その他に関する話題も扱っています。
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(2009年7月25日開設)


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