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ノーベル化学賞・根岸氏 CO2「人為的光合成、研究を」

ノーベル化学賞・根岸氏 CO2「人為的光合成、研究を」

産経新聞 12月8日(水)7時58分配信

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妻のすみれさんとインタビューに応じる根岸英一教授(写真:産経新聞)

 ノーベル化学賞受賞者の根岸英一・米パデュー大特別教授(75)が6日、ストックホルムで本紙のインタビューに応じ「地球温暖化を防ぐため二酸化炭素(CO2)排出量を減らしましょうというのはばかげた方法だ。もっとCO2がほしくなるようにもっていかなければ」と語り、水とCO2から炭水化物や酸素をつくる光合成を人為的に起こす研究の必要性を強調した。インタビューの要旨は次の通り。(ストックホルム 木村正人)

 人類の必要な営みの副産物としてCO2を出している。しかし、温暖化を防ぐためCO2を出さないようにしようというのは人類にとって重要な化学反応を抑えるのと同じだから、非常に消極的な考え方だ。

 CO2はわれわれに必要な究極の有機物質、有機化合物の炭素源だ。温暖化を何とかせざるを得ないので(CO2排出量削減という)おかしな方向に行っているが、科学者が百八十度切り替え正しい方向にもっていかなければならない。

 私が考えているのは現在の温暖化対策とは正反対のアプローチだ。その答えは自然にある。光合成だ。それを自然にやってもらおうとすると、たくさん木を植えるとか大変だ。まず実験室でやって、成功すれば工場でする。すると「CO2さまさま」になる。

 自然がやれることは当然、人間ができないわけではない。本質的には絶対にできる。太陽の光は誰にでも与えられている。葉緑素の核心になるのは遷移金属である鉄。自然は鉄を使っており、鉄はふんだんにあるので量的には問題ない。

 世の中が持続可能であるためには、ほとんどのものが何らかの形でリサイクルされなければならない。遷移金属の触媒の新しい方法で化学賞をいただいたが、CO2の問題を解決するにはさらに新しい使い方を見つけなければならない。研究のテーマとして声を上げてその方向にいくべきだ。



根岸さん「すべて米国で学んだ」 ノーベル受賞記念パーティ

2010.11.13 14:25

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 笑顔で記者の質問に答える根岸英一・米パデュー大特別教授(左)と南部陽一郎・シカゴ大名誉教授=12日、シカゴ郊外の日本総領事公邸(共同)

 ことしのノーベル化学賞に決まった根岸英一・米パデュー大特別教授(75)の受賞決定を祝う祝賀会が12日、米イリノイ州シカゴ郊外エバンストンの日本総領事公邸で開かれ、日米の関係者ら約50人が集まって根岸さんの快挙を祝福した。
 会には2008年にノーベル物理学賞を受賞した南部陽一郎・シカゴ大名誉教授も出席。初対面の2人は「研究分野は異なるが、真理を追究することは同じ」と互いの功績をたたえ合った。
 冒頭、根岸さんは「わたしは日本人だが、プロの研究者として必要なものはすべて米国で学んだ」とあいさつ。南部さんは「同じ米中西部に住む者として、こんなにうれしいことはない」と笑顔で話した。

(共同)


アメリカは多民族国家ですから、何となく雰囲気でとか、空気を読んで、ということはあまりありません。

基本的には、言葉で、プラスして、ジェスチャーや表情で相手に要求を伝えます。

上昇志向が強く、上(高い地位=収入)を目指してポジションをどんどん変えていきます。

考え方としては、公平かどうか、正しい(正義)かどうか、合理的かどうかを非常に重視しているように思います。

また、性格傾向として、誰に対しても親切、寛容でありたいと考え、子供を守り、社会的弱者への慈善活動を責務と考えている人も多いようでした。

非常に積極的、かつ誠実です。

・・とここまでは良い面です。

ある意味、上・中流階層(古き良きアメリカ)の考え方です。

実際には、貧富の差が大きく、差別も残ります。(黒人、アジア人、ヒスパニック、英語が上手にしゃべれない人・・)

ただ、一概に黒人やアジア人などが差別されているわけではなく、きちんとした教育を受け、収入がある人は、上・中流階層に入ることができます。

住まいに関しては、中流以上は郊外に住み、車でダウンタウンに通います。下流層は、ダウンタウンに住んでいることが多く、その地域はスラム化している場合もあります。

古い大学はダウンタウンにキャンパスを置いていることが多く、周りをスラムで囲まれていることが結構あります。

私が通っていた大学は、ノーベル賞受賞者を多数出しているところでしたが、周りは危険地域で殺人事件など普通に起こっていました。

建物のすべての入り口には、ピストルを持った警備員がおり、IDやパスポートを見せないと建物内に入ることはできませんでした。

建物内は最高水準の学問府、一歩外に出るといつ襲われるかわからない危険地帯というすさまじいコントラストでした。

アメリカは、学問に関しては、世界中の頭脳を集めています。

その人が優秀であれば、いくらでも上を目指せます。

彼らの多くは、アメリカで成功するために国を捨ててきていますから、業績を上げるために必死です。

アメリカの強みです。

私が行っていたときは、母国に帰るのは日本人ぐらいでしたね。

みんな死にものぐるいでした。

私も人生でもっとも勉強した時期でした。

英語が得意でなかったため、いろいろ準備に時間がとられていたこともあり、朝、家を出るのが6時、帰るのが夜中の1時頃という生活をずっと続けていました。

ただ、休みの日はパーティをしたり、観光に行ったりしてましたが。

「こういうことをやってみたい」と言うと基本的には「じゃあやってごらん」という話になりますし、実行できるように環境を整えてくれます。専門の人を紹介してくれることもあります。

基本的には、皆、とても親切でした。

日本ですと、上の意向があったり、足の引っ張り合いがあったり、理解が足りなかったり、雑用が多すぎたりで、実験環境のみならず、人的環境の問題があってやりたいことができないことが多いです。

飲みに行かないと仕事がはかどらないとか、バカバカしいですね。周りの力関係を見極めて強い派閥に入るとか、長いものに巻かれろとか、うんざりします。

あとは、日本人の方が倫理・道徳観が低いような気がします。最近は特に、自分さえよければ、周りもやってるし、ちょっとぐらい良いだろう、バレなきゃ良いんだよ、という風潮が目立ち、マナーが低下している気がします。

アメリカですともう少し個人が独立していて、善悪の基準をしっかりもっていたように思います。(もちろん私がお客さんとして見た範囲の話ですが)

新しいことへのチャレンジ精神、論理的・合理的な考え方、周りの理解と協力、激しい競争、余所者を差別しない懐の深さ、研究に対する国及び企業の支援が、根岸先生の「すべて米国で学んだ」の言葉の意味ではないかと思っております。

ただ、向上心、競争心、創造性が低下し、戦えなくなったときには、アメリカは厳しいですね。

日本の馴れ合いの方が遙かに居心地が良いです。

日本語も使えますし、食べ物も美味しいですし、治安も良いですしね。


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プロフィール

ジュニアスキー

Author:ジュニアスキー
子供が小1の冬に家族でスキーを始め、すっかりその魅力にはまっております。小4から地元のスポーツ少年団に所属し、競技スキーを始めています。(現在中3)
ジュニアアルペン競技の情報ブログとしてスタートし、最近ではスキー全般、その他に関する話題も扱っています。
上欄のカテゴリから興味のある話題をお選び下さい。
(2009年7月25日開設)


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