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社会人と学生を分けるもの。頑張ったらご褒美があるメンタリティ。

社会人と学生を分けるもの。頑張ったらご褒美があるメンタリティ。

以下の文章は、梶原健司さんが書かれているカジケンブログからの抜粋です。

社会人にとってはごく当たり前のことですが、意外に大学生の方でまだきちんと意識できていない人がいるのかな?と思って書き残しておきます。(そんなん分かっとるわ!という人、ごめんなさい)

(中略)

「xxxという勉強会を主催してずっと続けています!」

「世界一周してきました!」

「徹夜続きで凄く大変だったけど、xxxというプロジェクトをやり通しました!」

まーそんな感じで、自分の行動をがんがんアピールしてくれたのですが、要は自分めっちゃ頑張りました!って話なんですよね。

頑張ったでしょ?スゴイ?ねぇねぇ?スゴイ?みたいな

Before/Afterで具体的に何が変わったのか、どういう成果が出たのかって話がほとんどない。

しかし、社会人になったら必ず乗り越えなければいけない壁があります。

それは自分が頑張ったことを他者(顧客、上司、同僚、部下)に認めてもらおうとする姿勢です。

言い換えるなら、自分はこんなに大変だった。でも挫けず頑張った。褒めて褒めて!みたいな姿勢です(笑)

わたしは、

頑張ったらご褒美があるメンタリティ

と勝手に呼んでおります。

このメンタリティから出来るだけ早めに脱却するべきと思います。

(中略)

当然ですが社会人の評価は

「成果」

で決まります。

成果の大きさとは誤解を恐れず言うとすれば、

「自分以外の他者に与えた価値の総量」

です。

自分がその成果を出すにあたってどれだけ時間を掛けたか、苦労をしたか、トラブルを乗り越えてきたか、は他者にとっては全く関係ありません。

(中略)

例えばこのブログだって別に書くのにどれだけの手間と時間が掛かろうが、読んでいる人にとっては全く関係ないですよね。それと一緒です。

読む人にとって面白いか、面白くないか。それだけ。



以下は、私見。

まあ、それはそうかもしれませんが、努力はその時の成果だけに影響を与えるものではなくて、5年後、10年後に繋がって行くものだと思います。

努力できるかどうかが、将来の伸びを大きく左右すると考えます。

ですから、将来性を判断するための重要な要素として、「継続」して努力できる資質を持った人間かどうか、ここぞという時に「集中」して頑張れる能力を持っているかどうか、が重要視されるのだと思います。

学力試験タイプの大学入試も、結局は上の「資質の評価」に過ぎないと考えています。(極論です)

天才かどうかなんて、日本人のトップ層の1%未満のところに関係するだけの話であって、大部分の社会人にとっては、そこまで高いレベルの能力は要求されていないはずです。

むしろ、頼まれたことは時間通りにちゃんとやれる、チームワークが組める(議論と自己主張の区別ができる)、嘘をつかない、陰口を言わない、周りを明るくしてくれる、困った時に力になってくれる、大事な時に頑張れる、気配りができる、というような道徳的な、あるいは、個人の性格的な部分が社会人としては、大事だと思います。

その中でも、「仕事の成果」を大きく左右する要因が、「努力できるかどうか」だと思います。

ですから、学校教育(育成過程)において、非常に重要視される資質になっているのだと思います。

私なんかの印象では、こういう記事は、むしろ誤解を与えてしまうのではないかと思ってしまいます。

本質は、「(継続・集中して)努力できるかどうか」です。「努力したから褒められるべき」だという考えや、それを否定する筆者の主張は、いわば本質を外れた、どうでも良いことだと思います。ここばかりに目が行くと、本質が忘れられたり、その重要性が軽んじられることに繋がりかねません。

社会では、こういう主張が何らかの意図を持って、システマチックに行われる場合があるので、注意が必要です。

また、当たり前のことですが、成果主義で注意しなければならない点は、その成果を適切に評価できなければ、成果主義は成り立たないと言うことです。

成果の評価方法として、

(成果物)-(プレゼンテーション)-(評価)

という形を一般的に取ると思います。

研究の場合は、プレゼンテーションのところに、学会発表や論文が入り、評価は多くの専門家が(まず)行います。その後、テレビや新聞で一般に公表されたり、実用化されることも。

研究費獲得の場合は、研究申請書と数人の専門家による評価という組み合わせが多いと思います。

商品の場合ですと、製品発表会やコマーシャルと、売り上げという組み合わせでしょうか。

最近多いと感じるのが、プレゼンテーション部分が肥大化・過剰化して、適切な評価をゆがめているケースです。

日産のゴーンさんのコミットメントとか、テレビの「ココアが健康に良いのよ、奥さん!」とか、ネズミの研究発表を新聞各紙に世界的研究成果として発表する研究機関とか、テレビに出てきて脳科学の大家のように振る舞っている方が、実は論文もまともに書いたことがないとか、いろいろありますね。(笑)

プレゼンが、真実をゆがめる手段として使われる傾向が顕著になっていると感じます。

典型的な成果主義の国であるアメリカの研究者が一流学会誌に発表する研究論文の多くが、成果を過剰に表現していることが最近問題になっています。

少し盛るぐらいなら許容できなくもないですが、相手に誤解を与えたり、ほとんど嘘のようなケースが増えているということです。

成果主義が、そうした行為を助長する、そして、ばれなければそれで良いやといった倫理観の低下に繋がる場合があることに注意すべきでしょうね。

日本で改革というと、ほとんどがアメリカのマネをするのが実態ですが、マネをするにも、よくよく調べて、日本の状況で有効に機能する形で取り入れないと、意味がないし、改悪になる可能性があります。

有識者会議を使って、自分たちの思うようにやりたい政治家や役人が「浅はか」なのが一番の問題なのですが。

もう少し、よく考えてから、実行してもらいたいですね。

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プロフィール

ジュニアスキー

Author:ジュニアスキー
子供が小1の冬に家族でスキーを始め、すっかりその魅力にはまっております。小4から地元のスポーツ少年団に所属し、競技スキーを始めています。(現在中3)
ジュニアアルペン競技の情報ブログとしてスタートし、最近ではスキー全般、その他に関する話題も扱っています。
上欄のカテゴリから興味のある話題をお選び下さい。
(2009年7月25日開設)


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