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日本人の英語が下手なもうひとつの理由

日本人の英語が下手なもうひとつの理由

以前にもご紹介をしたことがあるバンクーバーの日本人社長ヒロさんのブログからの引用です。

日本人がどれだけ勤勉で努力家でテストの成績がよかったとしても一歩外国に出れば何でここまで下手なのかと思わせるのが英語です。インターネットから雑誌にいたるまで英語教育の宣伝があふれ、高齢者向け語学レッスンから幼児の早期英語教育まで息の長いブームともいえるのですが結果として言えるのはやっぱり上手くならない、ということであります。

では、長い海外生活をしている私は英語がうまいのか、といえば決してそうではありませんが、ある気づきから注意するようにしたらすっきりしたことがあります。そしてそれは今までの英語教育とはまったく発想を異にするかもしれません。


(中略)

私が10年以上も前、バンクーバーである英語のクラスに参加した時、先生はあるテーマを与え、それについてクラスの中で議論をさせました。まさにサンデル教授と同じスタイルです。先生は私たち日本人が主張するある論点について「なぜ」を繰り返し、我々はそれを必死になって説明するという流れでした。これは非常によいクラスだったと思います。

つまり、生徒に求められるのは自分の考えをいかにうまく表現し、人を説得し、伝えるのかということに尽きるのです。

では、日本人の英語がなぜ下手か、その理由は自分の常識、認識、理解、知識を話す相手に押し付けているからであります。押し付けるとは自分目線をベースに話すことに問題があるのです。これでは余程あなたのことを理解している人以外あなたの英語を理解することは出来ないのです。海外には宗教、生活、社会、風習、歴史など我々の常識感とは全く違う環境の下に育った人々がほとんどです。その人たちはたった一つの日本の常識すら理解できないのです。日本人が喋る英語は実にぶっきらぼうで丁寧ではないところに相手が理解してもらえない最大の弱点が潜んでいます。そして大半の英語のクラスでは残念ながら相手を理解させる英語教育を行っているところが少ないかもしれません。


まあ、ほぼ単一民族で、文化も均質な国ですから、いちいち口で言わなくても分かることが多いのだと思います。

異文化への経験が少ないのは確かでしょう。

言葉できちんと分かりやすく説明するのは、日本語でも難しいです。

事実関係を、簡潔に、要領よく説明することと同時に、それを論理的に伝える必要があります。

論理性が無いと、外人相手に理解は得られません。


個人的な経験(自分と自分の周囲を含む)から言えば、日本人が英語が下手な理由は、

①学習時間が少ない

 学校における英語教育では、絶対的な学習時間が少なすぎて、とてもものになるような教育ができない。

 さらに、受験英語に偏っていますから、日常的な英語を習っていないし、分かりません。

 これが進むと、研究論文は読めても、新聞や雑誌が読めないという状況に陥ります。(笑)

 学校で時間を大幅に増やせないのであれば、あまり多くを詰め込まない方が良いとは思う。

 ポイントを絞った方が良いように思います。

 実用的な英語を身につけたいのであれば、使える「単語数」をもっと増やす必要があります。

 中学・高校で教えている単語数では、少なすぎて話にならない。

 また、英会話のリハーサルをいくらやっても意味が無い。

②ヒアリング能力が低い

 相手の言うことが聞き取れなければ、会話などできるはずもありません。(当然のことです)

 相手が使っている単語の意味が分かるのと同時に、聞き取り能力が必要になります。

 英語耳を作るには、小学校時代が効果的と思います。

 中学校からですと、聞き取れるようになる人と、ならない人に分かれてしまうように感じます。

  *良く聞き取れると言われる人でも、学習開始が遅いと、ネイティブのレベルにはなりません。

 逆に、話す方(発音)は、今のままでも大きな問題はありません。

 英語は、発音的な意味では、驚くほど幅の広い言語だと思います。

 日本語英語でも、(品とか格調とか気にしない限りは)実用的には特に困りません。

③自分で考える能力の不足

 バックグラウンドが異なる相手に分かるように説明する能力が決定的に不足しています。

 むしろ、説明する以前の段階として、「考える力」そのものが足りません。

 義務教育での学習で、正解を求めることが中心だったためか、「正解を探す、そこに効率よくたどり着く」テクニックは非常に訓練されていますが、自分で考えること自体があまり得意ではありません。このため、正解が無い問題に対応(解決)する力が弱いという欠点があります。もちろん、(正解が明示されていない状態で、複数存在する意見から何らかの基準に従って双方向的なやり取りの中で選択肢(解決策)を探していくような)ディスカッション能力も弱いのは、必然です。

議論のベースは、論理性ですし、それを説得力を持って主張するためには、それに見合った「事実(根拠)」を用意しなければなりません。これを見いだせるかどうかは、幅広い学習・経験を積んできたかに掛かっているわけです。経験の不足を学習によって補う習慣が身についているかどうか、がポイントです。

それ以外にも、英語教員の質などの問題もあると思いますが、②などに関しては視聴覚教材も使えるので、決定的な要因にはならないのでは?

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プロフィール

ジュニアスキー

Author:ジュニアスキー
子供が小1の冬に家族でスキーを始め、すっかりその魅力にはまっております。小4から地元のスポーツ少年団に所属し、競技スキーを始めています。(現在中3)
ジュニアアルペン競技の情報ブログとしてスタートし、最近ではスキー全般、その他に関する話題も扱っています。
上欄のカテゴリから興味のある話題をお選び下さい。
(2009年7月25日開設)


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