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スキージャーナル3月号、4月号を読んで。
スキージャーナル3月号、4月号を読んで。
最近、明らかに編集方針が変わってきました。(笑)
これで、基礎スキーの正常化の方向が加速するかもしれません。
まず、3月号の特集「ハイスピードターンで切れと走りを魅せる!」(p36-45)で、吉岡大輔さんが、大回りには、①スピードを重視したターン(アクティブな滑り)と②自然で楽な運動を意識したターン(パッシブな滑り)の2種類があると解説されています。
①は、アルペンで通常行われているターンで、板をしっかりたわませて、その反発をスピードに繋げる方法です。
②は、いわゆる基礎滑りで、「重力を活かして落下運動を導き、遠心力とバランスを取りながらターンを連続させていく」滑りと説明されるものです。
これまで、外向傾、外脚荷重の滑り方はスキージャーナルの基礎系記事ではほぼ無視されていたことから、2つの滑り方という形で復活してきたことが一つの驚きでした。
そして、4月号では宮下征樹さんによる「外スキーをベストバランスで踏むための4つのチェックポイント」(p46-57)特集がありました。
並記どころか、①しか扱ってません。(笑)
やっと目を覚ましてくれたかと、嬉しくなりました。
トップジャーナルなんですから、長いものにまかれろではダメですよ。
変な小細工も必要ありません。
大事なことは、何が正しいのかきちんと考えること、そしてそれを勇気を持って主張することです。
②に関しては、カービングスキーが登場し、板を傾けるだけでターンすることから、(その特性を活かすために)板を傾けようと内倒する滑り方と理解しています。
内倒、ローテーションが特徴の初心者滑りですね。
しかも、ターン初期に内脚荷重をさせるものだから、とんでもなく難しい初心者滑りです。(笑)
それで滑れないことはないのでしょうが、やはり不安定ですし、不整地やコブ、パウダー等に応用が利かないことから、実態としては、もっぱら整地された中斜面以下の大回り限定で使われていた方法と思います。
考え方としては、なぜその限られた滑走用途にしか使えない方法論を、あたかも原則のようにしてしまったのか、やはりおかしいのではないかと言うことです。
原則にするのであれば、どのような斜面状況でも、安全にかつ確実に滑ることができる方法を採用するべきでしょう。
スキー初めての子が真っ先に習うハの字で、右の板に体重を掛けると左にターンすることを練習します。
その方法が最も安定し、かつコントロール性が高いからだと思います。
そしてそのやり方は、パラレルになっても同じで、外スキーに荷重しながら反対側にターンをする動作につながって行きます。
外脚荷重でターンする方法は、整地におけるプルークやパラレルに限らず、不整地やコブを含めたあらゆる斜面に共通して使える動作だと思います。
日本だけではなく、海外の状況も見てみたいと思います。
カービングスキーが登場して、海外の指導マニュアルは(日本と同様に)内倒・ローテーションさせる滑り方に変わったのでしょうか?
SIAの訳した「オーストリアスキー教程」、Rockfaceさんが紹介されているカナダスキー教程を見ても、ビギナーはハの字で外脚荷重の方法論は、何も変わっていないと思います。
日本だけ、教程が変わってしまったのです。
これを、検証を怠った「理念の暴走」と言わずなんと言えば良いのでしょうか?
内足荷重は、バリエーションとしてはありだと思いますが、それを原則にしてはいけないと思います。
基礎スキー界は、早急に、安全で確実な方法に方向転換すべきです。
最近、明らかに編集方針が変わってきました。(笑)
これで、基礎スキーの正常化の方向が加速するかもしれません。
まず、3月号の特集「ハイスピードターンで切れと走りを魅せる!」(p36-45)で、吉岡大輔さんが、大回りには、①スピードを重視したターン(アクティブな滑り)と②自然で楽な運動を意識したターン(パッシブな滑り)の2種類があると解説されています。
①は、アルペンで通常行われているターンで、板をしっかりたわませて、その反発をスピードに繋げる方法です。
②は、いわゆる基礎滑りで、「重力を活かして落下運動を導き、遠心力とバランスを取りながらターンを連続させていく」滑りと説明されるものです。
これまで、外向傾、外脚荷重の滑り方はスキージャーナルの基礎系記事ではほぼ無視されていたことから、2つの滑り方という形で復活してきたことが一つの驚きでした。
そして、4月号では宮下征樹さんによる「外スキーをベストバランスで踏むための4つのチェックポイント」(p46-57)特集がありました。
並記どころか、①しか扱ってません。(笑)
やっと目を覚ましてくれたかと、嬉しくなりました。
トップジャーナルなんですから、長いものにまかれろではダメですよ。
変な小細工も必要ありません。
大事なことは、何が正しいのかきちんと考えること、そしてそれを勇気を持って主張することです。
②に関しては、カービングスキーが登場し、板を傾けるだけでターンすることから、(その特性を活かすために)板を傾けようと内倒する滑り方と理解しています。
内倒、ローテーションが特徴の初心者滑りですね。
しかも、ターン初期に内脚荷重をさせるものだから、とんでもなく難しい初心者滑りです。(笑)
それで滑れないことはないのでしょうが、やはり不安定ですし、不整地やコブ、パウダー等に応用が利かないことから、実態としては、もっぱら整地された中斜面以下の大回り限定で使われていた方法と思います。
考え方としては、なぜその限られた滑走用途にしか使えない方法論を、あたかも原則のようにしてしまったのか、やはりおかしいのではないかと言うことです。
原則にするのであれば、どのような斜面状況でも、安全にかつ確実に滑ることができる方法を採用するべきでしょう。
スキー初めての子が真っ先に習うハの字で、右の板に体重を掛けると左にターンすることを練習します。
その方法が最も安定し、かつコントロール性が高いからだと思います。
そしてそのやり方は、パラレルになっても同じで、外スキーに荷重しながら反対側にターンをする動作につながって行きます。
外脚荷重でターンする方法は、整地におけるプルークやパラレルに限らず、不整地やコブを含めたあらゆる斜面に共通して使える動作だと思います。
日本だけではなく、海外の状況も見てみたいと思います。
カービングスキーが登場して、海外の指導マニュアルは(日本と同様に)内倒・ローテーションさせる滑り方に変わったのでしょうか?
SIAの訳した「オーストリアスキー教程」、Rockfaceさんが紹介されているカナダスキー教程を見ても、ビギナーはハの字で外脚荷重の方法論は、何も変わっていないと思います。
日本だけ、教程が変わってしまったのです。
これを、検証を怠った「理念の暴走」と言わずなんと言えば良いのでしょうか?
内足荷重は、バリエーションとしてはありだと思いますが、それを原則にしてはいけないと思います。
基礎スキー界は、早急に、安全で確実な方法に方向転換すべきです。
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