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ジェイク・バートン・カーペンター

ジェイク・バートン・カーペンター

バートンスノーボードの設立者
1954年、ニューヨークシティ生まれ。画期的なスノーボードを次々と開発し、スノーボードの認知を促す草の根的努力と、トップレベルのスノーボーダーを集めたチームに編成することにより、世界中でスノーボーディングを本格的なウィンタースポーツとして成長を加速させた中心的人物。Copyright BURTON SNOWBOARDS

BASIC BURTON / ベーシック・バートン

最近、つくづく思うのは、この世に生まれた誰もが革新者や開拓者であるのではないかということ。とは言っても、真の革新者というのは稀な存在なのかもしれない。

たとえば、IT革命の先駆者と言えば、スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツだが、ウィンタースポーツ界の先駆者と言えば、ジェイク・バートンだ。ジェイクの成しえた偉業は、右に出る者は誰もいないと言えるくらいだ。

何といっても、それまでのスポーツの見方やアプローチを大きく変えるきっかけを作った彼のパワーはまさに尊敬に値する。
 
本名ジェイク・バートン・カーペンター。1954年4月29日、ニューヨークシティに生まれた。ティーンエイジャーとなったジェイクは、大学のスキーチームに所属することだけを目標にひたすらスキーの練習を重ねていた。

しかしある日、交通事故に巻き込まれて怪我を負い、その日を境にスキーヤーとしてのキャリアがストップしてしまった。
 
この事故によって、ジェイクからスキーがどんどん遠のいていったことは言うまでもない。しかも、ニューヨーク大学でスキーの実力を試すチャンスさえ与えられることもなく……。しかし、ジェイクの傍にはいつも雪山がそびえていた。そんな雪山を横目に、ジェイクのスキーへの情熱はふつふつと湧き上がるばかりだった。気付いた頃にはジェイクはスノーボードの開発に携わっていたが、その大功はのちに伝説にもなったくらいだ。

雪の斜面を滑る手段として、スキーに代わるまったく別のものが編み出された。それは当初、「スナーファー」というものだったが、つまり、初期のスノーボードだ。このとき、時代は1960年代後半、ジェイクは既にティーンエイジャーになっていた。
 
スノーボードはまったく新しいスポーツとして瞬く間に広がっていったが、ジェイクはわき目も振らず友人たちとスノーボードに改良に改良を重ね、より快適に滑れて、しかも柔軟性のあるボードを追求し続けた。この延長線上にあるのが、僕たちにも馴染みのあるスノーボード(方向を操作する紐のないもの)だ。
 
当初、ジェイクは小さな納屋を改造した建物でスノーボードを作り始めた。最初は利益などまったく望めるものではなかった。ジェイクは、金銭的な利益よりもむしろ、思い通りに雪の斜面を滑る楽しさや、スリルを味わうことが何よりも大切だと信じていたのだ。1970年代にはついに、スノーボードが本格的にビジネスとして軌道に乗り始めた。

ご存じの通り、バインディングズとボード上のラミネート加工により、スノーボーダーの足をしっかりと固定できるような構造になっているのが今のスノーボードだが、このようにスノーボードを安全に楽しめるようになったのも、ジェイク・バートンの努力のお陰だ。彼の存在なしにスノーボードは語れない。彼自身こそ、スノーボーダーのあるべき姿であり、スノーボードの美しさや優雅さを一番よく知っているエキスパートなのだ。

そんな彼の信条は、「スノーボードに乗りたければ、誰が何と言おうとスノーボードに乗る」に尽きる(そんな彼の情熱やこだわりがバートン・スノーボードの端々に表れているよね)。

開発当時、スノーボードがまさかオリンピックの種目に加わる日が来るなんて、ジェイクでさえ思いもよらなかっただろう。ここまでくると、ジェイクはもはや、スノーボードの板を開発しただけの人じゃなく、スポーツとしてのスノーボードを確立した偉大な人物でもあることが分かる。

今となっては、メジャーなウィンタースポーツだが、多くの人に楽しんでもらえるようにジェイクが工夫したことは、ゲレンデに初心者用のレンタルとスクールプログラム(として、LTR (Learn To Ride))を設置したことだ(世界各国でこのプログラムが導入され、プログラムに参加した7割以上の初心者が90分のスクールレッスンで連続ターンと停止ができるようになるというものだ)。スノーボードの楽しさをあらゆる年代に浸透させたジェイクこそ、真のパイオニアだと僕は信じている。

この記事を書いていて、ショーン・ホワイトについても語らずには終われないと感じたのが正直な気持ちだ。ショーンは生後3カ月の頃、心臓の病気を患い、2度も手術を受けるほど壮絶な幼少時代を送った。10歳のころからスノーボードを始めた彼は、やがて優秀なスノーボーダーとして才能を発揮し、2006年と2010年の冬季オリンピックのスノーボードの種目で、金メダルを獲得するほど大物に成長した。

また同時に、スノーボードというスポーツが、オリンピックで正式種目として認められ、金メダルの受賞者を生み出すほどメジャーなスポーツになったことが何よりも素晴らしいことだと思う。スノーボードの象徴とも呼べるジェイクとショーンの存在はとても大きく、この上ない最強のコラボレーションだと僕は思う。


アップルの黎明期に似た話ですが、新しいものを作り出すには、ある種の思い込みがあって、寝食を忘れてそれに打ち込む集中力(熱狂)が必要なのでしょうね。

好きじゃないとやってられないし、打ち込んでいる間は、商売のことなど考えていないはずです。

緻密なチーム力というよりは、個人の独創性に強く依存していると思います。


私にとって人生で最も集中した時期は、大学受験と留学の時でした。

受験の時は、年が明けてからは、寝てるか、食事してるか、風呂に入っているか、以外の時間はすべて勉強に当てていました。

たぶん1日20時間ぐらい勉強してたと思います。

社会で、日本史と世界史を選択していて(笑)、直近の300年ぐらいは、事件に対応する年号を覚えるのではなく、1年ごとに、起こった出来事をその起こった順番に覚えていくという作業をしていました。

何年といわれると、対応する事件が、順番に出てくる仕組みです。

若かったから出来たことだと思いますが、でもやっぱり集中力なんですよね。

極限状態では、普段あり得ないような力が出てきます。

精神力は本当に大事だと思います。

そして、精神主義と科学性は決して二律背反なものではないと思いますので、非科学的な精神主義である(いわゆる)根性論は、「科学的な根性論」に変える必要があると思います。

ただ、スポーツにおける科学はまだまだ発展途上だと思います。

非常に薄っぺらいと思いますし、科学の名の下にニセ科学が跋扈する危うさもあります。

必要なのは、運動を現象として厳密に観察し、客観的な事実として積み上げていくことでしょうね。

例えば、スキーが速い人は、そうではない人と何が違うのか、スピード系に強い選手と技術系に強い選手は、どこで分かれるのか、等です。

出来るだけ多くのデータを積み上げていくことが必要です。

その中からメタアナリシス的に真実に近づくことが必要なのだと思います。

現状は完全にデータ(根拠)不足です。

もっと研究の質と量を上げないと。

例えば、理念的な○○理論が正しく、そこから演繹的に運動方法が導かれるなど、間違いを犯す典型例だと思います。(笑)

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ジュニアスキー

Author:ジュニアスキー
子供が小1の冬に家族でスキーを始め、すっかりその魅力にはまっております。小4から地元のスポーツ少年団に所属し、競技スキーを始めています。(現在中3)
ジュニアアルペン競技の情報ブログとしてスタートし、最近ではスキー全般、その他に関する話題も扱っています。
上欄のカテゴリから興味のある話題をお選び下さい。
(2009年7月25日開設)


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