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ジュニアアルペン競技とスキー全般についての情報ブログです。

GSにおいて日本と世界の差を生んでいる要因

GSにおいて日本と世界の差を生んでいる要因

GSは、日本のアルペンで最も普及している種目だと思います。

小学生はもちろん、国体などもやっぱりGSです。

ただ、これほど普及していながらも、その世界での実績はSLにはるかに及ばないのが実情です。

理由はいろいろ言われています。

俊敏性や持久力はいずれも種目でも必須ですが、高速系に近づくほど、体格やパワーが成績に影響する割合が高くなること。

日本人は、体の大きさ・パワーではやはり負けます。

結果として、俊敏性が強く影響するSLが有利になるという考えです。

また、目標とする種目を伸ばすためには、それよりも一つ高速系の練習をすることが効果的という話もあります。

日本では高速系の練習が出来る場所も、用具もほとんどありません。

それが、GSに影響していると。

技術面での指摘ももちろんあります。

システマチックな検証はされていないので、もっぱら、日本人選手と外国人選手のフォームやラインの違いを成績の違いに結びつける提案になっています。

私には、WC選手達との違いは、(WC選手達は)

①切り替えで高い腰、上半身の位置を作る。

②ターン前半からターンマキシマムにかけて、体全体(の反動)を使って、体を弓なりに押し込みつつ、重心を低くする。

③②で作り出した力(と遠心力)を使って、板へ大きなプレッシャーを掛け、強いグリップを得る。

④マキシマムでは、低い重心、しっかりとした外向傾姿勢をとる。

⑤マキシマム後から切り替えに向かうタイミングが速く(曲げられたバネがぴょんと元に戻る感じ)、動き(上、前、斜面下方向)が大きい。

という印象です。

日本選手は、腰の位置があまり変わらず、下半身だけで切り替えているように見えます。(おしとやか?)

一番の違いは、「高い位置からの体の押し込みを使って、強いエッジグリップを作る」動作。

それを準備・構成する要素としての上下動、クロスオーバー、バナナ・シェイプの完成度も違っていると思います。


まあ、WCを3年ぐらいしか見ていない素人意見なので、間違っていたらご容赦を。


追記:

帰宅後に、スキーグラフィックを見たら、よく似たことが書かれていました。(笑)

私には、SLと比べて、GSのフォームは世界と日本ではかなり違っているように見えるので、少なくともレベル差を生んでいる「一つの要因」であることは間違いないだろうと考えています。(論理の飛躍がありますが、無視します)

ただ、仮にこの指摘が正しいとすると、逆に、素人でも分かることを、なぜ日本のアルペン界は実行できないのか?という疑問が湧いてきます。

一番あり得る解釈としては、「ほとんどの選手がそんなレベルに達していないから」というものです。

もっと基本的なところの修正が必要で、後回しになっているという考えです。

でも、ジャパンジュニアのような子達でも、そのような滑りをしている選手がいますので、「そうした指導を受けていない選手が存在する」というコーチングの問題の可能性もありそうです。

そうならば、コーチの意識を高める工夫も必要なのかもしれませんね。

関連して、可能性で言えば、あまりにも選手層が薄いので、フォームの違いによるタイム差が(日本のトップ30ぐらいだと)順位差の重要な決定要因にならない、という推測。

あるいは、そもそもフォームの違いが(日本では)大してタイム差につながらない、という推測だって否定できません。(笑)

ここでの問題は、①その違いが世界との差を生んでいる大きな原因だという確たる証拠が無いこと、②そういう修正を行ったとして、どの程度タイムが短縮するか分からないこと。③そもそも目標が世界だという意思統一がコーチ間にあるとも思えないこと。

世界をめざすという意思統一があって、かつ、ここを修正すれば、このぐらい世界に近づけるという見通しがはっきりしていれば、そういう方向性に全体が動くと思います。

将来のために、現在の勝利をあきらめるという状況が仮にあるとしたら、選手や親にとって、とても厳しい判断を迫られる事になりますので。

その根拠がはっきりしていなければ、みんな困ってしまうと思います。

根拠になるものは、少なくとも

①そういう指導を受け、上下動を使った滑りの選手が増える。

②そのうちの何人かが、日本のトップクラスになる。(使わない滑りの選手よりも優位に立つ)

③そのうちの複数が、日本代表となる。

このぐらいの証拠があれば、皆さんに信用してもらえると思います。(笑)

大事なのは、人間には個体差が必ず存在しますので、特殊な1-2名の結果を、そのまま一般化してはいけないと言うことです。

必ず、人数を確保した中での「特徴傾向」として扱わないといけません。

同じ指導を受けて、同じ滑りをする複数の選手の中でも、勝ち負けは当然出てきますから、あくまでも一つの要因と考えることになると思います。

私の個人的な見通し・推測としては、上下動を使うことで、現存のGSのレベル差は小さくなると思います。

ただ、世界に通用する選手が出現するかどうかについては、残念ながら厳しいと思います。(他の要因も解決する必要がある)

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プロフィール

ジュニアスキー

Author:ジュニアスキー
子供が小1の冬に家族でスキーを始め、すっかりその魅力にはまっております。小4から地元のスポーツ少年団に所属し、競技スキーを始めています。(現在中3)
ジュニアアルペン競技の情報ブログとしてスタートし、最近ではスキー全般、その他に関する話題も扱っています。
上欄のカテゴリから興味のある話題をお選び下さい。
(2009年7月25日開設)


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