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ジュニアアルペン競技とスキー全般についての情報ブログです。

浅田舞のスポ友!  女子プロゴルファー 原江里菜さん

浅田舞のスポ友!  女子プロゴルファー 原江里菜さん

以下は、読売新聞の無料会員サービス「ヨリモ」からの抜粋です。

女子プロゴルファーの原江里菜さん(22)(マスターカード)に、愛知県豊田市の中京大豊田キャンパス・ゴルフ部練習場で話を聞きました。原さんは2人姉妹の長女。以前は姉妹でゴルフをしていたそうで、私とは同じスポーツを姉妹で取り組んだ共通点があります。ゴルフは私も周囲から勧められていて、興味津々でした。いつか、原さんと一緒にコースを回る約束もしました。(2010年6月28日、中京大学豊田キャンパス、ゴルフ練習場で)

■ ウエアは毎試合かえる

舞 初めまして。ゴルフのこと以外に、プライベートなこととかも聞くので、よろしくお願いします。

原 大丈夫です。お願いします。

舞 ゴルフを始めたきっかけは何ですか。

原 小学生の時に、坂田塾っていうゴルフ塾がはやっていて、そこに入れる条件が、ゴルフをやったことがない人っていうことでした。私、やったことないからと、面接を受けに行ったら、合格して、そこから始めました。

舞 面接でどんなことするんですか。

原 親と一緒に行って、「おまえはゴルフやりたいか」って聞かれて、「ハイ」って、それだけですね。

舞 じゃあ、お父さんもお母さんもゴルフしないんですか。

原 しないんです。

舞 中京大に妹さんがいるって、聞いたんですけど、二人姉妹ですか。

原 はい、二人で。妹も昔はゴルフやってたんですけど、途中で、「私はプロになりたくないから、いいや」って、やめました。

舞 姉妹だと、下の方が要領が良くて?

原 アハハ。

舞 結構、どこの家でも怒られなくて、それでスポーツもできて。

原 フフフ。

舞 結構、ヒョイヒョイ、行っちゃう。

原 アハハ。

舞 そういうのは、なかったですか。

原 うん、うん、うん。要領が良すぎて、「お姉ちゃんが頑張っているから、いいや」って。今はもう私が稼いでくるお金を、どうやってもらおうかなってところに、力を注いでいるみたい。

舞 ハハハ。いくつ違うんですか。

原 三つです。

舞 じゃあ、真央と同じ年ですか。

原 かな? あ、そうです。(通学しているキャンパスは)豊田ですか。

原 名古屋か、どっちに通っているか、わからない。きょうも学校には行きました。

舞 ゴルフは一緒に始めて?

原 私より1年後に始めて、2、3年やって、やめました。

舞 プロゴルファーの1年というのは、どういう感じですか。

原 シーズンっていうのは、3月から11月の終わりまで、毎週、試合があるんです。だから、今週もあります。だいたい火曜日(にゴルフ場)入りなんです。下見して、試合が金曜日からなんです。それを9か月間か、10か月間。オフは2か月くらいしかないです。

舞 2か月しかないと、きついですか。

原 うん。2か月の間に、新しいクラブを試したり、新しいトレーニングしてみたりしないといけないので、ほとんどオフはないって、感じです。

舞 シーズン中はいろんな国にいったりですか。

原 私たちは、国内しかないですね。試合は全部、国内であるんで、移動は楽です。でも、成績が良かったら、海外の試合に出れたり、あとは海外試合の予選会に出たら、出れたりします。

舞 いつ練習されるんですか。

原 現地のゴルフ場で練習して、火曜日から日曜日まで、ゴルフしっぱなしなんです。試合は金土日なので、その前に調整するっていう感じですね。

舞 もう毎日、ゴルフしてるんですね。

原 はい、ずっとゴルフしてます。

舞 今は、ゴルフが若い人たちにもブームで、会場にも行ってると思うんですけど、そういう人たちが来ると、どういう感じなんですか。キャッキャ言いながら、見に来るカップルとか。

原 アハハ。若い人たちが見に来てくれて、おじさんのスポーツだって、思われていたんで、会場が明るくなったというか、最近は子供もいるし、若い人たちもいるし、やってる側としても、見てもらっているという感覚が強くなって、いい刺激になります。

(中略)

舞 選手は皆さん、仲がいいんですか。

原 いいです。

舞 毎週、毎週、試合なら結構、会いますよね。

原 会います。会います。

舞 どんなことをお話しているんですか。選手間で。

原 同い年くらいの人が多いので、何でも話します。プライベートな話も。

舞 じゃあ、本当に仲がいいんですね。日焼け対策はされているんですか。

原 そうですね。私は一応、しますけど、ずっと太陽の下なので、黒いですね。

舞 暑かったら、集中力が切れちゃう?

原 はい。もちろん。

舞 試合は何時間くらいですか。

原 だいたい5時間。でも、打ってる時間をまとめたら、本当に何分間くらいしかなくて、私たちって、歩いている時間の方が長いんですね。だから、その間に切り替えっていうか、打つ時、集中して、打たない時、どれだけ体力と集中力を温存できるかっていう感じです。フィギュアスケートとは、スポーツとしての種類が違うと思うんですよ。だから、あんまり想像できないと思います。

舞 こうやって集中するとか、ありますか。

原 うーん、そうですね。打つ前に、ルーティンっていうのがあって、毎回、毎回、同じ動きをして、集中していくっていうのがあります。でも、一日で70ショット、80ショットするからそれをすべて、同じ動き、同じスピードでやるっていうことが難しくて、それを追求していくのが、たぶんゴルフじゃないかな。

舞 フィギュアスケートは屋内競技だから、ゴルフは開放感があって、うらやましいなって、思うんですけど。打ってるのを見ると、気持ち良さそうに見えるんですよ。どんなことを考えて、試合されているんですか。

原 そうですね。私は逆に、フィギュアスケートがうらやましいですね。日焼けしないですむし、涼しいし、アハハ。でも、毎回、違う景色を見ながら、コースにいるので、ミスショットして、頭にきたり、ミスがあっても、新しい景色を見ることで、リセットできたりするんで、そういった意味ではいいスポーツだと感じです。実際に試合になってくると、そんな余裕もなくなってくるので、ね。天気に左右されるスポーツなんですよ。ドシャブリでもやらなきゃいけないし。

舞 風が強くて、自分の集中力じゃ、どうにもならない時もありますか。

原 ありますね。だから、同じコースでやっても、天気によって、全然、スコアが変わってくる。毎日、同じ条件ではできないスポーツなんです。

舞 それをどうやって、コントロールしてるんですか。

原 そうですね。プラス思考に変えていくというか、例えば、天気が悪かった時は、天気が悪いおかげで、自分が有利かもしれないって、みんなが苦しんでいる中、私は耐えるプレーが得意だから、ラッキーだったなって、思ったり。どんなことでも、本当は嫌なことでも、ラッキーなんだって、思いこませる。なるべくマイナスなことは言わないように、心がけています。

舞 すごいですね。私はマイナスなことを言っちゃうんで。

原 ウフフ

舞 イメージトレーニングとか、されていますか。

原 イメージトレーニングというか、悪いショットは忘れる、いいショットは思い出すって決めてます。だから、1試合終わったら、もう1回、回り直して、いいショットを書き出す。1番はドライバーが良かったなって、2番はショットが良かったなあって、いうのを全部ノートに書き出すっていうのは、やったりします。

舞 1日に70回くらい、振るんですよね。

原 はい。

舞 全部覚えているんですか。

原 だいたい覚えてますね悪いイメージを持ったまま、次の日の調整に入らないように、上がったら、すぐに思い出して、ミスをしないために練習をするんじゃなくて、いいショットが確率良く、何回もできるように心がけていく

舞 それは皆さんがやっていることですか。

原 それぞれですね。反省して、それをしないということをバネにしている人もいますし、私は、そういう風にはしないようにしています。 

(中略)

舞 いいですね。舞は結構、こうやって、いろいろな方にお話を聞きに行ったり、前は本当にフィギュアしか知らなくて、サッカーは何人でやるかも知らなかったんですけど、いろんな競技を見にいったりして、いろんな人と話して、いろいろなスポーツに関心が出てきて、いいなあと思って。その中で、ゴルフはみんなからやった方がいいよって、言われていて。ずっと、できるんですよね。

原 そうですね。

舞 いつまでやろうとか、頭の中にあるんですか。

原 私は競技として続けられなくなったら、やめようって、思ってます。ゴルフが好きっていうよりも、トーナメントが好きなんで、遊びでゴルフをするようになったら、もうやめてもいいかなって。趣味でゴルフはしたくないなっていうのは、ありますね。

舞 ゴルフって、賞金が絡んでくるじゃないですか。いつぐらいから、意識するようになったんですか。スポーツが仕事になったきっかけって、あるんですか。

原 そうですね。ゴルフもフィギュアと一緒で、お金のかかるスポーツなんですよ。いつまでも、アマチュアを続けていけるような家じゃなかったんで、自分のタイミングで、そろそろお金を稼いで、ゴルフをしていかなくちゃいけないって、思った時期に、じゃあ、プロになろうって。

舞 フィギュアと違って、優勝したら、いくらってわかっちゃうじゃないですか。やっぱり、考えちゃいますか。

原 あんまり、そういうのはないですよ。上がってみて、あのパット、何百万だったなとか、そういうのは思いますけど、それは本気で思ってはいなくて、この一打いくらとか思ったりはしない。すごく頑張っていたら、頑張っていたから、欲しいものを買おうかなとかはありますけど。

舞 そういう人は、いるんじゃないですか。そう、思いながら、テレビ中継を見ちゃってるですが。

原 たぶん、あんまり、いないんじゃないですか。そんなことを考えている余裕がないんですよ。

舞 そうなんですか。

原 待っている時間が長いじゃないですか。人が打ってる時間、ただ立って待っているように、見えて、実は、自分はどう打とうとか、どういうストロークしようとか、どういうパッティングしようとか、何回も自分のいいイメージを、生み出していかなきゃいけないんです。入った時の自分を想像したり、どうやって、打ったら、入って、どういう回転で打ったら、入ってとか、どういうスピードで打ったら、入ってとか、いろいろ考えて。

舞 そうなんですか。

原 そうなんですよ。

舞 そんなこと、考えているんですか。

原 そうなんですよ。大半の人はそういう風に考えて、イメージしたりしているんで、何にも考えないでいるってことも、また、難しいです。無になるっていうのは。そんなことばっかり、考えているから、賞金のことは……。

舞 そうですか。

(中略)

舞 ゴルフを始めて、何年ですか。

原 今年で13年目です。

舞 あっ、舞も同じくらいです。10年くらい経った時から、言われてやっているだけ、っていう感じだったのが、こういう風にやりたいとか、こういうスケートがしたいんだ、ってなってきたんです。

原 確かに、私もそうです。最初の5、6年はどう効率よく練習を終わろうかとか、どうコーチに怒られないようにしようかとか、そんなことばっか考えてましたけど、今は自分でああしたい、こうしたいって、考えるようになった。

舞 ゴルフに関して、こう変わってきたというのはありますか。

原 日曜日にテレビ放映を見てるってことは、自分が予選落ちして、負けているわけじゃないですか。悔しかったから見れなかったですね。この人たちがいいプレーをしているのを見ても、悔しい思いをするだけだから、やめとこうって、見てなかったのが、他人がどうだろうと、自分は自分で頑張らなくちゃいけないし、自分が頑張れたら、それが一番いいって、思えるようになったことが、変わったところかなと思います。

舞 中継を見たりするんですね。

原 今は見ますね。

舞 へーっ、絶対、見れないですね。特に、自分が出てるテレビは絶対、見れなくて。

原 でも、自分が出てるのは見れないかも。恥ずかしくなっちゃって。でも、すごいスランプになった時は、見ましたよ。何回も自分のプレーを。良かった時のしぐさはなんだったのか、良かった時のタイミングってなんだったんだろうとか。自分が優勝した時の映像をすぐ見た時があって、その時に見た時の感覚と、今の感覚って、全然、違って、そういう衝撃を受けてから、他人のプレーも見るようになった。

舞 あまり練習しなくても、うまい人とかもいますか。才能があって。

原 あまり練習していない人もいると思いますが、その人たちと、練習をしてきた人と、最後に成し遂げるものは、差があると思う。

舞 調子が悪い時って、どうやって気持ちを。

原 練習で調子が悪い時は、練習したらいいやって思いますけど、試合でうまくいかない時はいろんな気持ちになりますね。練習しているのに、何でできないんだろうって思う時もある。調子が上がっている中で、自分が思い通りにいかない時は、それを忘れるように努力する。例えば、ミスショットした時に、自分で10秒数えて、「はい、忘れた」って、言い聞かせたりだとか。

舞 へーっ。

原 思いこみなんですよね。何でも。私たちは毎週、毎週、試合があるし、だから、次ぎ、取り返せるし、長いからつらい分、長いからこそ取り返せる。そう思ってやっているんですね。すごく気になっていたのは、ゴルフは自分が打った結果がスコアだから、納得いくわけじゃないですか。でも、フィギュアって、他人に見てもらって、他人が評価するものじゃないですか。だから、いい演技できたと思ったのに、点数でなかったなとか、そういう風に思ったりしないですか。

舞 よくありますよ。ジャッジにも演技の好みがあるし、悔しい思いは何回もしたことあります。でも、しょうがない。

原 しょうがないか。

舞 何ともできないので。スポーツなんですけど、フィギュアは不思議です。パーフェクトな演技をしたと思って、ガッツポーズしたら、全然、点数が出てなくて。だから、点数が出る前に喜んじゃダメだねって。

原 不思議ですよね。

舞 いろんなことを話しちゃったけど、これからの目標を教えて下さい。

原 今シーズンはここまで調子が良くなくて、ただ、調子が悪い中でも毎週のように見に来てくれる人がいて、その人たちと一緒に、優勝を味わいたいというのが、あるので、まず1勝して、恩返しじゃないですけど、復活した姿を見せたいというのがあります。長い目で見て、ゴルファーとして、ただ、その時、強くて、人気がある選手じゃなくて、プロからもあっ、こういう選手になりたいなって、思われる選手になれたら、いいなって思います。

舞 がんばって、ください。

原 ありがとうございます。

舞 今度、いつかゴルフを教えてください。

原 はい、本当に、ぜひ。

舞 でも、オフは、ゴルフしないんですよね。

原 でも、するんだったら、します。アハハハ。

舞 お願いします。ありがとうございます。

原 ありがとうございました。 

(終わり)

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Author:ジュニアスキー
子供が小1の冬に家族でスキーを始め、すっかりその魅力にはまっております。小4から地元のスポーツ少年団に所属し、競技スキーを始めています。(現在中3)
ジュニアアルペン競技の情報ブログとしてスタートし、最近ではスキー全般、その他に関する話題も扱っています。
上欄のカテゴリから興味のある話題をお選び下さい。
(2009年7月25日開設)


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