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浅田舞のスポ友!  体操女子 寺本明日香選手

浅田舞のスポ友!  体操女子 寺本明日香選手

以下は、読売新聞の無料会員サービス「ヨリモ」からの抜粋です。

体操界のホープ、寺本明日香選手(16)(名古屋経済大市邨高1年)を、いつも練習している名古屋市のレジックスポーツ・レッツ体操クラブ名古屋に訪ね、インタビューしました。寺本選手は、先輩選手のけがで急きょ出場した昨年10月の世界体操選手権(東京)で大活躍。日本女子団体のロンドン五輪出場権獲得に大きく貢献しました。(2012年1月22日、名古屋市北区のレジックスポーツ楠校で)

舞 体操を始めたきっかけは、何かありますか。

寺本 最初、公園の鉄棒で遊んでいて、もうちょっとやりたいなって思って、お母さんに言ったら、クラブに連れてってもらったんですけど、2日くらい。だけど、そこが新体操のクラブで、何かないのかなって探していたら、新体操クラブの先生が、ここのレジックを勧めてくれて、入りました。

舞 新体操だったら、柔軟が多いですよね。その時はいくつだったのですか。

寺本 小学校1年くらいの時です。

舞 なぜ、鉄棒だったんですか。

寺本 身近だったから。公園にあるっていう。鉄棒をやりたいって言ったら、鉄棒って言ったら、体操じゃないですか。平均台と、ゆかと跳馬があるっていうのは、体操クラブに入ってから知ったんです。

舞 教室に入る前から、鉄棒でいろいろなことができたんですか。

寺本 逆上がりは幼稚園からできていて、あと面白い回り方みたいなのも。「プロペラ」とか、そういうので遊んでいましたね。体育の授業も鉄棒があると、テンションが上がりました。

舞 えーっ、鉄棒の時間は本当に憂鬱でした。逆上がりくらいしかできないので。でも、小学生だったら、まず逆上がりの練習からですよね。

寺本 逆上がりとか、足かけ上がりとか、地球回りとかもありましたけど。

舞 地球回り? 何だろう?

寺本 ぶらさがって、離して。

舞 簡単だったんですよね。もっと、難しいのをやりたいと?

寺本 思って(入りました)。

舞 最初はすごく楽しいと思って、体操を始めたじゃないですか。でも、体操教室って、すごく厳しいんじゃないですか。

寺本 最初は楽しいし、厳しくても、次の日はヘラヘラってしていられたんですけど、一番つらいのは、けがだったんですよ。その時はちょっとつらかったですね。

舞 ちょっと練習を見せてもらったんですけど、すごい衝撃じゃないですか。やっぱり痛めるところは、足首とか、ひざとか、どこを一番痛めるんですか?

寺本 人によって、差はありますけど、その人のクセとかがあって。私の場合は足首に全部きますね。

舞 手術をした経験はありますか。

寺本 私はないですね。

舞 少し休んだりして?

寺本 はい。

舞 けがをして、練習を休まなきゃいけない時は本当につらいですね。そのまま、試合に出なくちゃいけない時もあるだろうし、そういう時はどういう風に気持ちを持っていっているんですか。

寺本 うーん、周りの支えもあって、世界体操の時はできたと思うし、あとは考えすぎないこと。やっぱり、考えすぎると、涙が出ちゃうんですけど、できるんだって、イメージトレーニングをいっぱいしたら、頑張れる。

舞 イメージトレーニングって、大事ですよね。よく言われてやっていました。夜寝る時は毎日だし、試合時も前とかは、紙に目標を書いて、あらゆるところに貼ったりしました。トイレの壁とかにも貼って。

寺本 いつでも見られるように?

舞 そうです、そうです。毎日、もう覚えちゃうくらいに書いて、本当に大事ですよね。体操の選手同士は仲がいいんですか。

寺本 レジックは本当に仲いいんですよ。たまに、合宿に行くんですが、京都や東京、九州の友だちも来るじゃないですか。そういった時は「楽しくやろうね」みたいな感じです。

舞 ライバル心がバチバチというのは?

寺本 やっぱり、この子がライバルだとかは思いますけど、それよりも自分の演技をやることが、大事だから、試合では自分の演技に集中っていう感じですね。合宿では久しぶりに、会う子たちもいるし、初めて会う子もいるし、いつもよりも頑張ろうって思いますね。

舞 合宿に行って、刺激をもらって、帰ってくる?

寺本 はい。

■ 段違い平行棒が一番面白い

舞 もう体操10年くらいですか。その間に、「もーっ、やめたい」って思ったことはないんですか。

寺本 やっぱりけがをした時。小学校5年生くらい。すごい大きなけがをしたことがあって、その時は本当に嫌でしたね。

舞 フィギュアでけがをするのは中学生の後半とか、体の成長の中で痛めてしまうこともあるんですが、体操は小学生の時も大きなけががあるんですね。

寺本 体重とかもあると思うけど、集中できていない時とか、新しい技に取り組んでいる時はけがが多い

舞 新しい技に取り組む時って、どんな感じですか。もちろん失敗もするじゃないですか。ひねりを一つ多くするだけで、きっとすごい失敗になっちゃうと思う。どうやって、練習するんですか。

寺本 最初は着地を柔らかい場所でやるんですよ。

舞 ふかふかの?

寺本 そう。あれ、ピットっていうんですけど、安全ですね。

舞 じゃあ、怖いというのはないんですか。

寺本 ピットだとあまり、ないですね。

舞 じゃあ、そのピットが終わって、その後は?

寺本 ピットでちゃんとできていたら、ピットの上にマットを積んで、ちょっと障害になるものも置いたりして、それでも完璧にできたら、上の硬いところに行く。という感じです。スケートは1回転、2回転って、最初から氷の上ですか。

舞 はい。

寺本 怖い。

舞 だから、みんなアザを作っています。回っている時はどんな感じなんですか。私たちフィギュアの選手も聞かれるんですが、どんな感じなんですか? よく聞かれません?

寺本 聞かれますね。

舞 (周りが)見えないですよね?

寺本 見えないですよ

舞 フィギュアの時も見えないんですよ。同じかな?

寺本 同じですよ。でも、見えないけど、わかりますね。少しずれているとか。

舞 似てるのかな? でも、フィギュアはひねりないじゃないですか。お母さんに、言われたことがあるんです。フィギュアを始める前、体操教室に行っていたんですね。真央は「体操をやりたい」って、今でも言ってるんです。お母さんが「あんたたちは、こんな厳しい世界は無理だから、やめなさい」って言われて、やめたんですよ。

寺本 フィギュアも厳しそうですけど?

舞 フィギュアを続けていたっていう理由が、競技人口もすごい少なかったので、始めて2年くらいで、世界の大会に出られたり、出た試合でメダルがもらえたり、そういう機会がフィギュアは多くて、それでのめり込んで、行っちゃったんです。体操はやれなかったです。体操は厳しくて、跳び箱やったり、マット運動したりだったんですけど、選手コースの練習を見させてもらったんですけど、先生がすごい怖くて、選手の子たちが泣きながらやっているのを見て、「いやーっ、本当に厳しい世界なんだ」って思った記憶があるんです。やっぱり、厳しいですよ。

寺本 厳しい時もあります。

舞 初めは選手コースじゃなかったんですよね?

寺本 はい、そうです。

舞 でも、選手コースにあこがれて、入ったんですよね。そこが私たちとは違いますよね。ちょっと、フィギュアをやろうと思ったって、お聞きしました。

寺本 はい。ちっちゃい頃。4歳の頃かな?

舞 じゃあ、(名古屋市中区の)大須のリンク?

寺本 (当時、住んでいた)鳥取。

舞 鳥取県? どうでしたか。

寺本 記憶がないんですけど、お母さんに「フィギュアは危ないから、やめる」って、言ったらしいです。

舞 アハハハ。

寺本 結局は、危ない道を通っている。フィギュアは危ないから、嫌だって言ったらしくて。

舞 へーっ、そうだったのですか。私たちは逆でした。体操は怖いからフィギュアです。でも、体操を選んで、ここまで、来れたんですもんね。すごいですね。一番、得意な種目は?

寺本 段違い平行棒です。鉄棒みたいな感じの。

舞 (寺本さんの段違い平行棒の演技を)ユーチューブで見ました。

寺本 ユーチューブですか?

舞 回っている時はどんな感じなんですか。目が回ったりしないですか。

寺本 しないですね。フィギュアの人もスピンの時に回らないですよね。

舞 あっ、もう慣れですよね。練習を休んだりすると回っちゃったりする

寺本 あっ、キラキラする。

舞 キラキラするんですよ。慣れですね。フィギュアは、ワザだけじゃなくて、音楽に乗って、演技でやらないといけないじゃないですか。だから、スピンの後にすぐジャンプを跳んだり、ジャンプして、すぐスピンしないといけないので、だから何度も何度も音楽をかけて、繰り返し練習するんですよ。体操の種目でも、ゆかは音楽をかけて、演技するじゃないですか。その振り付けはどういう風に作っているんですか。

寺本 先生が作ってくれますね。

舞 ワザもすごいし、表現の方も頑張らないといけない。どんな感じなんですか。

寺本 もうアクロ(バット)は余裕でできるぞ、くらいにしておかないと。でも、体力を使うんで、もう頑張るしかないですね。

舞 ゆかは1分ですか?

寺本 1分半。1分半以内。1分25秒くらいから、30秒の間です。

舞 1分半ならあっという間ですか。

寺本 はい。

舞 フィギュアは初級の時に、ちっちゃい子たちは1分半で、大きくなると、ショートプログラムは2分半くらい。(フリーの)4分はきついです。鉄棒が好きで始めたけど、女子はないんですよね。

寺本 でも、段違い平行棒は鉄棒の一種だから。面白いです。2本あるから、最初はどんなことをやるんだろうって。

舞 一番好きなのは、段違い平行棒?

寺本 2本あるから、こっちからあっちに飛び移るのが楽しかったですね。

舞 笑顔とか、すごく出す選手がいらっしゃるじゃないですか。ああいったところも、余裕がないとできないんじゃないですか?

寺本 できないです。余裕があるところで、動きで出すっていう感じです。

舞 そうですよね。ワザの前とかはちょっと難しいですよね。

寺本 ワザの前はね。

舞 フィギュアや体操は一つワザを失敗しちゃうと、本当に順位が大きく変わっちゃう。やっぱり、緊張しますよね。

寺本 しますね。

舞 足がふるえちゃったりしたことは、ありますか。

寺本 ありますね。(ゆかで)走り方がわかんなくなったりしたことがあります

舞 えっ、そうなんですか。そういうときはどうするんですか。集中ですか。

寺本 もう集中ですね。今までの経験でそういうのがあったんで、それを注意しようとか。

舞 試合では緊張する方ですか?

寺本 私的には緊張しているんですが、周りから見たら、あんまり緊張してなさそうって、言われるんです。

舞 緊張をほぐすためにしていることはあるんですか。音楽を聴いたり?

寺本 前日は、リラックスすること。いつも通り、笑ったり、いつも通りにしたりっていうのもあるし、(演技前の)手を挙げる時は笑顔を出して、そうすると、ちょっと気が楽になれるんですよ。

舞 どの瞬間が一番、緊張するんですか。

寺本 うーん。

舞 フィギュアだったら、ショートとフリーと2回あるんですけど、体操は種目が平均台とか、段違い平行棒とか、いろいろあるじゃないですか。どの競技が緊張するんですか。

寺本 種目よりも一番、最初のワザですかね。1種目目は特に緊張するんですけど、2、3種目目は慣れてきたけど、まだ、緊張しているよ、みたいな感じで、4種目目は乗りに乗ってたら、いいなあって、いうのはあります。

■ ひとのマネ、楽しむ

舞 初めの種目でうまく行かない時もあるじゃないですか。次の種目の時は、どうやって、気持ちを切り替えたりするんですか。

寺本 忘れることも大事かなって思います。

舞 試合で一番、気持ちいい瞬間って、ワザがきれいに決まった瞬間ですか。

寺本 はい。みんなそうだと思います。

舞 試合の時は同じ体育館のいろいろなところで、いろんな種目をやっているじゃないですか。そういうのはどんな感じなんですか。

寺本 班があって、こっちでは平均台、こっちではゆかって、個人とか団体の大きな試合は4種目同時にやりますね。一人がやったら、次の人とかって、感じです。

舞 そういう時って、ほかの種目の音とか聞こえてくるじゃないですか。どうやって、集中するんですか。

寺本 気にしないですね。あんまり。逆に、シーンってなっている方が嫌です。うるさい方がいいんです。フィギュアは一人ですよね。

舞 お客さんが一人に全部、向いていて、あっちにもこっちにもいて、360度見られているので、すごく気になって、気になって仕方ない。バレエは片側だけだけど、フィギュアは全部にいるので、気が抜けないんですよ。

寺本 それは大変ですね。

舞 フィギュアは見ますか。

寺本 見ます。

舞 見ていて何か感じますか。

寺本 顔の表現がすごいですね。

舞 顔の表現力大事ですもん。体操も表現力の勉強とか、トレーニングもするんですか。

寺本 コリオ(グラフィー)っていうのは、ちょくちょくやってます。バレエの基本練習みたいな感じです。

舞 クラシックバレエの練習をしたり?

寺本 1、2、3、4って、そういう感じです。柔軟とかも。

舞 小さい時から、体は柔らかいんですか。

寺本 小さい時は柔らかかったですね。一時期、メッチャ硬くなって、それで股関節を痛めて、柔軟をやっていたら、今は柔らかくなってきました。

舞 お風呂上がりにストレッチとか、やっているんですか。

寺本 ストレッチは練習後、すぐですね。

舞 じゃあ、おうちではストレッチしたり、トレーニングしたりとか、体操に関わることはしないんですか。

寺本 平日はもう帰って、お風呂に入って、すぐ寝るんです。ちょっとマッサージしてもらう時もあるのですが、次の日が学校で早いから、すぐ寝たい。もうすぐ寝ちゃいますね。体を休めることが一番大事。そんな感じですね。

舞 私たちも学校が終わると、お母さんが車で待っていて、車の中で食事をして、スケートリンクへ行って、夜中の11時くらいまで滑っていたんです。終わって車の中で、夜食を食べて、寝るみたいな感じで、そういうことになっちゃう。家でも結構、トレーニングもしていました。

(中略)

舞 まだ16歳なんですよね。すごくしっかりしているから、びっくりしちゃいました。妹も本当にちっちゃい時からお姉さんたちに交じって、やっていたんですけど、10歳の時に、20歳だとか、もっと上のお姉さんたちとやっていて、緊張しちゃって、45分の練習時間、ずっと氷の上で立ってたんですよ。

寺本 へーっ。

舞 でも、学ぶこともきっと多いと思うんですけど、どの選手に一番、あこがれていたというのはあるんですか。

寺本 私の中では、笑顔が出なかった時もあったので、田中理恵さんを尊敬していて、で、理恵さんに「ゆかのこういう指の動き、直した方がいいよ」とか、「もうちょっと顔をあげてみたら」みたいなことを言ってもらっています

舞 すごくうれしいですよね?

寺本 はい。すごくうれしいです。

舞 それだけで、もっと頑張れますよね?

寺本 はい。

舞 やっぱり、違うなって思いますか?

寺本 すごい、演技が楽しそうに見えます。それが、すごい。

舞 いつも、笑顔ですもんね。テレビを見ていて思いました。でも、本当は緊張もしてるし、(笑顔を作るのは)難しいですよね?

寺本 最初は全然、できませんでした。なじめなかったです。

舞 例えば、フィギュアだったら、後半に、あとステップとスピンしか残っていないって思ったら、笑顔が出せるんですけど、(体操は)最後の最後までワザですもんね。

寺本 降りるまで。集中しなければいけない。でも、そこで笑顔を出せれば、緊張が最後に高まる時が多くて、最後にA難度のワザでふらついたりすることも、あるんですよ。そういう時に、笑顔が出せると、「よし」って思えるんです。だから、いつも笑顔を出すって感じです。

舞 体力面ではどんな感じなんですか。ゆかが、すごくつらいんですか。

寺本 1分半、ほぼ全速力。

舞 そうですよね。

寺本 だから、ゆかのラストはつらいんです。でも、つらいけど、けがをしないように、ちゃんとやるのが大事なんで、もう気が抜けないですね。

舞 じゃあ、終わった後は「うわーっ」って感じですか。

寺本 はい。最後のポーズした瞬間、もう「うわーっ」って感じです。

舞 その瞬間が楽しくて、きっとやっているんですよね。

寺本 はい。

舞 毎日、どれくらい練習しているんですか。

寺本 平日は4時間半。土日は6時間です。土日は休みが入って、(2回に)分けてます。

舞 筋肉痛になったりしますか。

寺本 しますね。

舞 どこが一番、張りますか。ふとももか、ふくらはぎですか?

寺本 私は、よくここが筋肉痛になるんです。上腕。何か頑張ると、すぐ上腕が筋肉痛になるんで、ここは大事に、もう大事に、毎日、こうやって(マッサージを)こうやってます。

(中略)

■ 面白い人が好き

舞 いろんな種目があるじゃないですか。一日で一通り(練習を)やるんですか。

寺本 一日4種目は必ず、やります。

舞 もう一日の最初に「調子悪。もう全然、できない」って思っても、もう次に行かないといけない?

寺本 その時間内に、その内容を全部終わらせないと行けない

舞 先生に怒られたりってことは、日常茶飯事なんですか。

寺本 いや、毎日ではないですね。疲れて、ダラダラしている時は、カツを入れてもらっています

舞 練習で泣いちゃったり、っていうのはあるんですか。

寺本 (小声で)あります。

舞 そういう時は?

寺本 もう、自分に悔しいです。できない自分に悔しいです

舞 悔しくて、泣いて、先生に怒られて、まだ、そこから頑張れる?

寺本 そうですね。次の日は本当に気合を入れますね

舞 怒られても、割と気にしないタイプですか。先生に怒られて、どうしよう、どうしようって、思っちゃうタイプですか。

寺本 どっちなんだろう。うーん、お友だちに元気もらうと、頑張ろうって思う。

舞 じゃあ、本当に選手同士の仲がいいですね。

寺本 はい。

舞 体操もフィギュアもタイムとかじゃなくて、他人がつける点数で決まるじゃないですか。何で、こんな点
数なんだろうと思ったことはありませんか。

寺本 ありますね。

舞 やっぱり、あるんですね。悔しい思いをしたことはないんですか。

寺本 悔しいというか、何がいけなかったのか、探すのを頑張ろうって。人に負けて、悔しいというのは、あんまり気にしていなくて、自分の演技でここが悪かったから、この点数なんだっていうのを、それで悔しいっていうのはあります。

舞 他人がつける採点だから、わからないものは、たくさんありますね。

寺本 はい。

舞 今までの試合の中で、一番、思い出に残っているシーンとかはありますか?

寺本 いい面では、世界体操です。

舞 日本の大会と世界の大会とは全然、違いますか。

寺本 はい。あと、いつも日本でライバルとして戦っている子たちと、一緒に団体を組んで世界と戦うから、余計に楽しかった。

舞 団体で一緒に戦って、また、個人ではライバルに戻るんですよね。

寺本 はい。今年は戻りますね。

舞 何か複雑ですね。

寺本 やっぱり、納得いくような演技ができて、結果が出せればいいなって。

舞 試合で失敗しちゃったり、けがをしちゃったりっていうのは、きっと何度もあると思うんですけど、それで、怖くなっちゃったり、ワザをやる時に、不安になっちゃったりっていうのはありますか。

寺本 あります。怖くて、できなくなったりすることはあるんですけど、基本から戻るっていうか。例えば、ひねりのワザだと、ひねらないところからやるとか、ただのジャンプに戻るとか。その基本を何本もやって、それができたら、次ぎにひねってみるとか、そういうのをやっていけば、長くても2週間くらいで戻ります。

舞 そういう時って、どうしているのかなって思って? できなくなっちゃうこともあるのかなと思って。

寺本 ある人もいますし、あまり気にしない人もいます。怖さ知らずだったり。

舞 怖さ知らずのタイプですか。

寺本 私はたまによみがえりますけど、こうやって、こうなって、こっちから落ちちゃいました、みたいな。だけど、3日くらいすると、忘れようとするのかな? その日は頭に残ってできないですけど、3日くらいやらないでいると、それもすべて忘れて、次にいける。いきなり、できちゃう。みたいなのは、ありますね。

舞 忘れるっていうのは、大事なんですね。回転していて、回転が足りなくなっちゃうということはないんですか。フィギュアは3回転する時も、回転が足りなくても、降りてこれるんです。例えば、2回転、2回転半で降りてきても、失敗することなく、転ぶことなく、降りることができるんですけど、体操はどうなんですか。

寺本 ちょっとひねり不足っていうのは、点数的に難度が下がって、そこから減点というのはあります。こけたら、ダメだけど、ちょっとひねり不足で立ったというのは、その一つ前の難度になって、やっぱりひねり不足だから、高さとかも出ていないと思うし、着地の姿勢とかの減点も出てきます。ということで、点数は低くなりますね。

舞 例えば、1回転多く回るためには、どうやって練習しているんですか。どこに一番、重点を置いて、回転をしているんですか。

寺本 やっぱり高さ。力を入れるよりも、空中の高さ。体操の場合は回りながらの高さを出すことが大事

舞 回ってる時は、やっぱり頭で考えながらやっているんですか。

寺本 感覚もあります。何度もやっているワザだと、それしかできないというのもあります。3回半ひねりができるのに、1回半ひねりはできないだとかって、いうのがあります。

舞 へーっ。周りにたくさん先輩の選手がいると思うんですが、その先輩方に、「まだ若いから」とか言われませんか。「これからだよ」って。

寺本 ありますね。「まだ、元気じゃん」みたいな。

舞 そうですよね。みんなに「もっと、動けるよ」って、言われたら、どうですか。

寺本 だんだん年を取っていくので、体力が落ちるの怖いなって。

舞 さっきから話していても、何か、二十歳くらいの子と話している感覚になっちゃう。しっかりしているから、何歳だったっけって思っちゃう。よく言われませんか。

寺本 言われる。

(以下略)

■ 華麗な技、危険と背中合わせ

 寺本選手は4歳の頃、お母さんに「愛知はやっぱりフィギュアだから」と言われ、スケート教室に通ったことがあるそうです。でも1か月ほどして、小さかった寺本選手は言ったそうです。「お母さん、これは危ないから嫌」と。私は思わず、「体操の方が危ないよ」と突っ込んでしまいました。
 体操の華麗な技は、危険と背中合わせ。コーチは選手を集中させ、けががないよう、とても厳しく指導します。私もフィギュアスケートを始める前、妹の真央と通った体操教室で、「何て厳しい世界だろう」と感じたことを今も覚えています。
 寺本選手に会ってみると、毎日たくさんの練習を積んでいることが、腕や足の筋肉を見てすぐにわかりました。寺本選手が心がけているのは、演技中の笑顔。それは日頃のたゆまぬ努力がもたらしてくれるものなんですね。




世界体操 東京2011女子予選 飯塚友海選手が3種目目の跳馬の練習中に負傷するアクシデント 急遽ピンチヒッターの寺本明日香選手が日本女子のピンチを救った感動の跳馬演技です。

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プロフィール

ジュニアスキー

Author:ジュニアスキー
子供が小1の冬に家族でスキーを始め、すっかりその魅力にはまっております。小4から地元のスポーツ少年団に所属し、競技スキーを始めています。(現在中3)
ジュニアアルペン競技の情報ブログとしてスタートし、最近ではスキー全般、その他に関する話題も扱っています。
上欄のカテゴリから興味のある話題をお選び下さい。
(2009年7月25日開設)


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