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大学改革「実行プラン」、文科省が公表

大学改革「実行プラン」、文科省が公表

文部科学省は、英語能力テストの「TOEIC」を大学入試に活用することや、国立大学の再編などを柱とした大学改革の「実行プラン」を公表しました。

 大学改革の「実行プラン」は、少子高齢化やグローバル化などの課題に対応するためのもので、文部科学省は5日、その改革の方向性を打ち出しました。

 実行プランでは、大学入試について、現在のセンター試験を中心とした「知識偏重型」から、受験生の意欲や論理的に考える力を総合的に評価する方式に変えるということです。

 また、グローバル化に対応するため、欧米の大学入試で広く採用されている英語試験の「TOEFL」や、「TOEIC」を入学試験に活用する案も盛り込みました。

 さらに、国立大学の機能を強化するため、一つの大学法人が複数の大学を運営する案を明記していて、それぞれの大学が得意とする学部に特化し、都道府県を超えての再編を目指します。

 文科省は、今年度中により詳細な「大学ビジョン」を策定し、来年度以降、本格的な改革に着手したいとしています。(05日11:27)


国立大、一法人が複数校運営も 文科省改革プラン

2012/6/5 2:00 日経新聞

 文部科学省が2017年度までに進める大学改革の工程表「大学改革実行プラン」が4日、明らかになった。国立大の競争力を高めるために都道府県を超えた学部や運営法人の再編を促すほか、公私立大と共同で教育研究組織を創設できるようにする。入試改革にも今夏着手し、筆記試験中心の方式から、意欲や適性も総合的に評価する方式に転換する。

 同省は大学を含む教育改革の骨格を4日に開かれた政府の国家戦略会議で報告した。その上で詳細な大学改革プランを5日に発表する。12年度に30年後を見据えた基本方針となる「大学ビジョン」を策定し、13・14年度に改革の仕組みを整備、15~17年度に改革を仕上げる計画だ。

 プランでは、全国に86ある国立大は来年中に全学部の役割を再定義して改革策を打ち出すよう求め、大学や学部の枠を超えた再編を促す。目的が重なる教員養成系や医学、数が多い工学分野は先行して今年度中に着手する。

 一つの国立大学法人が複数大学を運営したり、同一地域の国公私大が教養教育を共同で行う組織を設置したりできる制度も導入する。教員や設備の共有で質の高い教育・研究を行い、経費削減も狙う。

 主体的に考える人材を育てるための入試改革は今夏から中央教育審議会などで議論を開始。センター試験を数段階で成績を示す方式にして面接と組み合わせて合否判定する案や、思考力や知識活用力を問う共通テストを導入する案が出ている。複数大学の共同選抜や、時間をかけた丁寧な入試を行う大学も支援する。

 授業以外の学習時間を増やすなど教育の質の改善、秋入学、留学生増に取り組む大学への財政支援などを強化。一方、少子化で経営が悪化する私立大の指導を強める。

 同省は昨年の政府の提言型政策仕分けや予算編成で早急な大学改革を求められ、昨年12月からプラン策定を進めていた。


大学改革:思考力評価の入試へ…文科省

毎日新聞 2012年06月05日 22時08分(最終更新 06月05日 22時26分)

 文部科学省は5日、今後5年間で取り組む大学改革実行プランを公表した。知識偏重とされる入試を思考力や意欲を見る内容にする改革や大学生に勉強させる方策を検討する。このうち国立大改革のために初めて設けた資金138億円は、実行プランを先行実施する大学に付ける。

 実行プランのうち、入試制度改革は近く中央教育審議会で具体的な検討を開始。大学入試センター試験の結果を、数段階のレベルに分けて認定する方式や大学グループ別の入試の導入などが想定される。また、時間をかけて志願者の意欲や能力を評価する入試制度への移行も目指す。欧米に比べて少ないとされる勉強時間については、教員によるサポート体制や参加型授業を通して増加させる。

 国立大には来夏までに、学部の再編も含めた計画の策定を求めた。グローバル化に対応する大学には▽英語能力試験TOEICなどの入試への導入▽東京大などが導入を検討している秋入学への対応--を通して人材育成を進める。【石丸整】


入試にTOEFL活用へ…文科省が大学改革案

 文部科学省は5日、今年から2017年までに実施する大学の改革策をまとめた「大学改革実行プラン」を発表した。

 日本が持続的に発展していくために、大学教育の質的転換を図り、世界で競える人材の育成を目指す。

 実行プランは、〈1〉国立大学改革〈2〉大学入試改革〈3〉グローバル化に対応した人材育成――などが柱。今年から17年までを実行期間と定め、年内に必要な制度・仕組みの検討を始める。13~14年に改革を集中的に実行し、15~17年は改革の評価・検証を行う。

 国立大学については、機能を高めるため、学部再編を進める大学改革プランを13年夏をめどに策定し、世界で戦える大学の研究力の強化を図る。大学が地域再生の主要なセンターとなるよう整備していく。

 大学入試では、英語検定試験「TOEFL」などの活用の促進や、センター試験から意欲や能力、適性などを総合的に評価する入試への転換を打ち出した。具体的な選抜方法などは、今後、中央教育審議会などで検討していく。

(2012年6月5日22時49分 読売新聞)


小中高が、やっとゆとり教育から脱しようとしているのに、大学が「センター試験を中心とした「知識偏重型」から、受験生の意欲や論理的に考える力を総合的に評価する方式」に変えるとは、全く一貫性がありません。

「論理性」は評価の中に入れても良いと思いますけど、「意欲」なんて入試で見られるわけがないでしょう。

面接では、演技の上手い人が合格するだけです。(笑)

意欲は、高校の勉強をどれだけ真剣にやってきたかで評価するべきですよ。

そして大学では、きちんと授業をして、きちんと試験をして、きちんと評価をして、できの悪い学生は「きちんと落とす」、これを徹底させるのが先でしょう。

問題は、勉強をしない(できの悪い)学生をところてん式に卒業させてしまっているところにあるのですから。

素人が思いついたような改革をいくらしても、うまくいきませんよ。

変えるべきは、(TOEFL, TOEICの採用など)表面的な制度ではなく、実質的な部分です。

今は、学生を落第させると「アカハラ」で訴えられる可能性がありますから、研究成果を上げないと大学を追い出される教員達は、そんな面倒なことに巻き込まれたくもないので、学生を「お客様」として、「ところてん」として卒業させているだけです。

そして、それは(少なくとも私が大学生だった30年前から)何も変わっていないはずです。(笑)

こういう大学教育が昔から成り立ってきた理由の一つは、就職時に企業が大学の成績を重視しないためだと思います。

企業は、従順かつ成果の出せる労働者を求めていますから、大学名(能力の目安)と協調性・積極性などの人格特性(組織論理への適合性)で学生を採用します。

部活やサークルでどれだけ頑張ったかなどが、むしろ入社試験では評価されたりするわけです。

大学で部活を行わずに、必死になって勉強して良い成績を取っても、逆に「ガリ勉」「協調性に欠ける」として評価されなかったりします。

そんな状況では、学生がまじめに勉強しようとするわけないでしょう。

遊ぶためのアルバイトに忙しくて、勉強なんてするわけありません。

中には、社会を見切ってしまって、コミュニケーションやコネ作りばかりに精を出す学生もいます。(そんなに甘いものではないと思いますが・・)

文科省は、ボランティアや企業労働体験なども推奨しているわけで、いったい学生に何をやらせたいのか私にはよくわかりません。

大学生にもっと勉強させたいのならば、

①良い成績を取った学生は(就職等で)有利になるシステム。(努力した者が報われる仕組み)

②学生に「不可」を付けない教員にはペナルティを与える。(適正な評価システムの徹底)

の両方が必要でしょう。

あるいは、卒業時に「大学卒業センター試験」を行うのも良いかもしれません。

合格しなければ、卒業できない仕組みです。

きっとみんな必死で勉強しますよ。(笑)

明確な大学の出口評価にもなりますし。

加えて、大学の数を減らすことも必要でしょうね。

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プロフィール

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Author:ジュニアスキー
子供が小1の冬に家族でスキーを始め、すっかりその魅力にはまっております。小4から地元のスポーツ少年団に所属し、競技スキーを始めています。(現在中3)
ジュニアアルペン競技の情報ブログとしてスタートし、最近ではスキー全般、その他に関する話題も扱っています。
上欄のカテゴリから興味のある話題をお選び下さい。
(2009年7月25日開設)


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