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【福島・南相馬で年間2ミリシーベルト】 外部被ばく、工夫で軽減も

【福島・南相馬で年間2ミリシーベルト】 外部被ばく、工夫で軽減も

東京電力福島第1原発事故後の昨年5月から、福島県の南相馬市周辺で生活していた約50人の外部被ばくをNPO法人がほぼ1年間測定し、積算放射線量が最高4・13ミリシーベルト、平均2・03ミリシーベルトだったことが1日、分かった。
 環境省によると自然界からの被ばくは年間で約1・4ミリシーベルト。協力した医師は「4ミリシーベルトを超えたのは高いが、平均値は(健康被害を)怖がる数値ではない。生活環境を変えるなどの工夫次第で外部被ばくは軽減できる」としている。年間を通した測定はほとんどなく、データは貴重という。
 「日本チェルノブイリ連帯基金」(長野県松本市)の測定に、南相馬市の高橋亨平(たかはし・きょうへい)医師(73)が協力した。同基金は「当初の予測より低かった印象だが個人差は大きい」と指摘。「今後も継続して測る必要がある」としている。
 主に南相馬市とその周辺で生活していた約30人は4・13~1・26ミリシーベルト。それ以外の人の最高値は1・36ミリシーベルトだった。政府は、自然界からの被ばくを除く追加放射線量が年間1ミリシーベルト以上の地域を抱える市町村を、汚染状況重点調査地域としている。
 高橋医師はデータを基に被ばくを減らすアドバイスも実施。同じ地区内でも、木造平屋建てから鉄筋コンクリートのアパートに引っ越すと、線量が半分に下がった例もあったという。
 昨年5月15日に南相馬市とその周辺に住んでいた女性と子どもを対象に測定を始め、今年4月末時点で集計。線量計をつけた人には一日の行動を記録してもらった。
 (2012年6月1日、共同通信)



松本のJCF 福島で1年間50人調査 生活次第で被ばく量抑制

06月01日(金) 信州毎日新聞

 松本市の認定NPO法人日本チェルノブイリ連帯基金(JCF)が東京電力福島第1原発事故の影響を受ける福島県内で昨年5月から1年間、住民の協力で行った被ばく量調査で、同じ地域でも生活の仕方で被ばく量が大きく変わることが31日、分かった。屋外での勤務時間を半分にするなどで被ばく量が半減した人もいた。JCFによると、放射能汚染の影響を受ける地域で1年間もの被ばく調査は全国初。居住地や行動次第で被ばく量を抑えられることを示すデータとして、住民の安全に役立てる。

 調査は、福島県の住民や同県外へ避難した0歳~50代の男女計50人を対象に、昨年5月中旬からことし4月末まで実施。衣類の上にバッジ型の簡易線量計を付けて生活してもらい、毎月の被ばく累積量と行動記録を調べた。

 対象者が36人と最も多い南相馬市、相馬市の住民の年間積算線量は平均約2・08ミリシーベルト。一般市民の平常時の被ばく限度とされる1ミリシーベルトの値に近い、松本市のJCF事務所(年平均1・04ミリシーベルト)のほぼ2倍だった。

 南相馬市原町区のAさん(女性)は昨年10月まで毎月0・2~0・4ミリシーベルト台を推移していたが、JCFの助言を受け10月半ばに同区内で引っ越した。徒歩5分しか離れていない場所だが、11月以降はJCF事務所の線量を下回り、放射能の影響はほとんどなくなった。JCFスタッフ加藤丈典さんは「以前の居住地は木に囲まれていた。放射性物質がたまりやすいホットスポットになっている可能性がある」と指摘する。

 伊達市のBさん(女性)は、計画的避難区域に指定された飯舘村に勤務先があり、年間積算線量は4・71ミリシーベルトと50人中最高。10時間ほどだった屋外での勤務時間を8月から半分にすると、月0・4~0・5ミリシーベルト台だった線量が同月から0・21ミリシーベルトに下がった。ところが11月以降に再び線量が上昇。加藤さんは「仕事場近くで除染作業が始まり、放射性物質を含んだ塵などの影響を受けるようになったのではないか」と推測する。

 JCFはことし4月の測定終了後、対象者には結果を報告した。JCFの神谷さだ子事務局長(59)は「放射線という見えないものを数値で示す意味は大きい」とする。6月から南相馬市民を中心に測定継続を希望した6人と新規の44人を対象に再び測定を行う。外部被ばく線量の値が高い人には、3カ月~半年に1回ペースで、同市内の病院で内部被ばく検査も行う。



東日本大震災:県民の被ばく線量「障害出るレベルでない」 定期的な調査継続を--有識者会議 /栃木

毎日新聞 2012年06月03日 地方版

 福島第1原発事故を受けた県の「放射線による健康影響に関する有識者会議」(座長、鈴木元・国際医療福祉大クリニック院長)が2日、県庁で開かれ、被ばく調査の結果「県民に将来、健康障害が起きるという結論には至らない」との見解を示した。ただし、今後も定期的な健康調査を継続するなどの提言を盛り込んだ報告書を福田富一知事に提出する。【中村藍】

 この日、汚染状況重点調査地域の那須塩原、日光市など8市町をはじめ計10市町で行った外部被ばくの測定結果を協議した。

 調査は幼稚園児から中学生(3~15歳)の約3700人を対象に2カ月間にわたり、個人線量計を身につけてもらうもの。期間内に3054人から線量計が返却された。

 その結果、那須塩原市の3人の0・4ミリシーベルトを最高に、同市、那須町、大田原市の41人が0・3ミリシーベルトなど。10市町の1383人は0・1ミリシーベルト未満だった。

 会議では、自然界からの被ばく線量などを加えた年間外部被ばく線量を最大3・9ミリシーベルトと試算。「ヨーロッパに居住した場合とほぼ同じ線量。健康障害が出るレベルではない」と報告された。


児童・園児の内部被ばく線量「健康に影響なし」栗原市

 栗原市は1日、福島第1原発事故の影響による空間放射線量が高かった栗駒の鳥矢崎小と鳥矢崎幼稚園の児童・園児(事故当時)を対象に、ことし5月に実施した全身測定器「ホールボディーカウンター」による内部被ばく線量の測定結果を公表した。
 対象となったのは、測定を希望した75人で内訳は5歳児4人、小学生53人、中学1年生18人。仙台市内の医療機関でセシウム137の線量を測定、データをコンピューターにかけて、50年間に被ばくする線量に換算した。
 結果、実効線量の最大は22.0マイクロシーベルト、最小は0.0マイクロシーベルト、平均は4.58マイクロシーベルトだった。国際放射線防護委員会(ICRP)が定める「健康に影響が及ぶ放射線の生涯被ばく累計線量」の10万マイクロシーベルトを大きく下回った。
 市によると、保護者には医療機関から「健康に影響する内部被ばくはなかった」と説明があったという。
 佐藤勇市長は「想像していたより低い数値だったのでほっとしている。今後他地域から測定の要望が出るようなことがあれば、対応していきたい」と話した。
 鳥矢崎小、鳥矢崎幼稚園では、空間放射線量が毎時0.36マイクロシーベルト、同0.23マイクロシーベルトと市内の教育施設の中でも高い方だったため、先導的に検査が行われた。

2012年06月02日土曜日



内部被ばくに関しての報告は、福島県のホームページに載っています。

ホールボディカウンタによる内部被ばく検査の実施結果について

平成24年5月30日更新

平成24年4月分の県が実施している内部被ばく検査については、下記のとおりで、全員、健康に影響が及ぶ数値ではありませんでした。
検査は、18歳以下の子ども、妊婦を優先に検査を実施しています。

キャプチャ - コピー

(以下略)

これまで、地域の放射線量(空間線量率)などは測定されてきましたが、肝心の住民がどの程度被ばくしているのかというデータは、あまり報告されていませんでした。

今回、福島県及び隣接県で、一般市民が日常生活を送っているときの実際の被ばく量のデータが相次いで公表されています。

方法としては、外部被ばくはクリップオンタイプの線量計で、内部被ばくはホールボディカウンターで、各々測ることになります。

結果のポイントは、

①南相馬地区でも、平均2ミリシーベルト程度、隣県に至っては被ばく量は相当少ない。

②外部被ばく及び内部被ばくのいずれも、想定よりも少ない値

③同じ南相馬に住んでいても、生活環境によって被ばく量は大きく変わる。屋外滞在時間の短縮、鉄筋の建物などが効果的。


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ジュニアスキー

Author:ジュニアスキー
子供が小1の冬に家族でスキーを始め、すっかりその魅力にはまっております。小4から地元のスポーツ少年団に所属し、競技スキーを始めています。(現在中3)
ジュニアアルペン競技の情報ブログとしてスタートし、最近ではスキー全般、その他に関する話題も扱っています。
上欄のカテゴリから興味のある話題をお選び下さい。
(2009年7月25日開設)


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