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ジュニアアルペン競技とスキー全般についての情報ブログです。

スポーツの推進に関する「中体連」及び「高体連」の状況

スポーツの推進に関する「中体連」及び「高体連」の状況

以下は、「スポーツの推進に関する特別委員会(第6回)議事録」からの抜粋です。

平成23年10月18日(火曜日)15時00分~17時30分

【日本中学校体育連盟(塩田氏)】  こんにちは。日ごろは日本中体連のためにいろいろなご支援をいただきましてほんとうにありがとうございます。

(中略)

 次に、冬の大会実施競技ですが、駅伝、スキー、スケート、アイスホッケー。スケートの中には、フィギュアスケートも入っております。こういうことで、駅伝大会は、12月に、これは国の拠点化事業で実施しております。今年6年目になります。スキー大会は、我々が決めたローテーションによって行っているという形になります。スケートについては、やはり国の拠点化事業、長野市において行っておりますけれども、5年目になります。アイスホッケーは、我々の内規として、アイスホッケーの国体の開催年度の次年度開催、こういうことを原則として実施しているという形です。

(中略)

昨年度は、356万、男子182万、女子174万ということで、全体の運動部加盟率が64.08%です。男子が74.8%、女子が52.9%。これは、加盟率は少しずつ減っていると。これは生徒数が減っているということもあるのですけれども、少しずつ減っているという傾向にあると言えると思います。

 このような中で、丸3、現状からの課題、このような形になっております。現在、運動部活動生徒の減少傾向、顧問教師の高齢化傾向、運動部活動顧問の敬遠する傾向、専門的指導のできる教師の減少傾向、運動部活動顧問の絶対数の不足、一部指導者による指導の過熱化傾向及び勝利至上主義的傾向と、このような課題があります。

(中略)

 それから、2ページに戻りまして6番、4の丸3及び5に対する具体的な日本中体連としての施策、このような形でやっております。状況を踏まえまして、複数校合同部活動の導入を平成15年度から実施しました。また、外部指導者(コーチ)の導入を平成14年度から実施しております。大会引率枠の拡大も図っております。特に個人競技の引率に外部指導者を認可しております。大会経費の削減等、これは後ほどお話しいたします。各競技大会の適正規模を検討しまして、これは今年度、4巡目から実施している。それから、ナンバーカード広告協賛の導入ということで、平成19年度から実施しておりますけれども、これについては今現在、陸上競技とスキーについて、ナンバーカードの導入を図っております。また、公務災害適用へ向けての努力と保険加入を勧めております。

(中略)

 それでは、残りについては、局長からご報告いたします。

【日本中学校体育連盟(菊山氏)】  事務局長、菊山です。

 大きな5番の丸1、丸2、3枚目の7の丸2と絡んでくるかと思いますけれども、まず、2ページ、大きな5番の丸1です。大会経費の厳しさ、特に冬季大会とそこに書きました。例えば昨年度は、アルペンが福島県、ジャンプとクロスカントリーを山形県ということで分離させていただきました。そうしますと、決算としましては、約四千何百万か5,000万近くの費用がかかっています。こういったお金を出すために、福島県全域の先生方からカンパをお願いしてお金を出してもらう、そのようなところ、ほんとうに冬の大会は厳しいなと。中学生が使えるジャンプ台が今全国で6つないし7つの道県しか存在しない、そういったことの厳しさも出てきております。

 丸2に書きましたけれども、大会施設使用の厳しさ。これは、夏も含めまして、多くの都道府県で指定管理者制度が導入されたために、今までは減免措置で非常に費用のかからない大会運営ができたわけですけれども、陸上競技あるいは大きな体育館等々の使用について、減免が厳しくなってきている。これは、都道府県あるいは市町村による温度差もかなり大きなものがあるために、できれば年に一度の中学生の大会については、全額減免がありがたいと思っております。

 最後、7の丸2です。同じようなこと、繰り返しなのですけれども、括弧の特に財政的な支援、国庫補助金増額等も含むと書きました。ある自治体によりますと、国からはある補助金をいただくのですが、自分の自治体としては、これ以上は出せないと。そうしますと、せっかくの補助金が満額使えないという現状もある、そのように聞いていますので、何かせっかくの補助金が全額生かせる手だても含めてお考えいただけるとありがたいなと。

 最後です。これは非常に厳しいことかと思いますが、totoの財源等も、中体連、高体連への支給が何とか工夫してできないのかなということを事務局としては思っています。

 以上です。

【全国高等学校体育連盟(中川氏)】  全国高体連事務局長の中川と申します。本日はよろしくお願いいたします。限られた時間ですので、早速、全国高体連からの意見を述べさせていただきたいと思います。用意させていただいた資料、資料4に沿いまして説明をさせていただきます。

 まず、ご案内とは存じますが、全国高体連という組織は、高校スポーツの振興と生徒の健全育成を目指し、昭和23年に設立された組織であります。現在、33競技専門部と定通部、研究部を置き、47都道府県高体連が加盟しております。平成23年度の集計で116万人余の高校生が登録しております。

 参考資料として別紙の1、2をご用意しましたので、そちらをごらんください。47都道府県高体連に登録している生徒の数の詳細でございますけれども、これは23年度のものでございますが、少子化の影響もあって、21年度が大体120万、22年度が118万、今年度の集計で116万と少し減少傾向にはあります。

 続いて、活動としての大きな柱といたしましては、1つは、全国高等学校総合体育大会(インターハイ)という運動部活動の成果の発表の場としての大会運営です。それからもう一つは、指導者の資質向上を目指した調査研究活動の推進で、その成果の発表の場として全国研究大会を実施しております。大会の運営と調査研究活動の推進を車の両輪として活動しております。

(中略)

 次に、本連盟としてスポーツ基本計画に期待することということになりますけれども、1つだけということではないのですけれども、この1つに絞って書かせていただきました。インターハイという言葉をスポーツ基本計画の中にきちんと位置づける、もしくは明記をしていただきたいということです。これは、先ほど発表のありました中体連の全中大会も同様だと思います。

 なぜかというと、改正された高等学校学習指導要領の総則の中に、部活動が教育活動の一環として位置づけられました。その明記されたことの持つ意味は非常に大きく、国が運動部活動を学校教育の中で明確に位置づけ、支援する立場を明らかにしたということになるだろうと思います。したがって、その意味の大きさを考えると、現在、国体のような法的根拠を持たないインターハイにとって、その充実、発展を目指す上で、スポーツ基本計画の中に何としてもインターハイ、これは全中大会も同じだと思いますけれども、そういう言葉を明記し、国として支援する立場を明確にしていただきたいと考えるからです。

 インターハイの開催経費というのは、大体その8割以上を開催していただきます都道府県、自治体にお願いしているのが現状です。現在、インターハイの持つ教育的価値とか意義についてご理解いただき、各都道府県には開催をお引き受けいただいておりますが、各自治体の財政難から、経費削減が大きな課題となっております。お願いするに当たっては、大会開催の経済効果なんかにも触れたりしておりますけれども、やはり厳しい状況が続いております。そういう点からも、国庫補助の増額を含め、援助の拡大をお願いしたいと考えております。

 最後に、運動部活動の成果の発表の場としての「インターハイ」の果たす役割ということについて書かせていただきました。インターハイで活躍した選手の多くが各種目の日本代表選手として育っていっていることを考えれば、インターハイ、これは全中大会も含まれると思いますが、ジュニア層の育成、強化に果たしている役割というのは非常に大きいものがあると考えます。また、運動部活動の活性化というものは、生涯スポーツの基盤づくりとして、生涯を通してスポーツを愛好し、実践する人間の育成や子供たちの体力向上という面からも、その果たす役割は大きいと考えております。

 先日、体育の日の新聞記事に、文部科学省が公表した体力・運動能力調査の結果、これに関連して、中学、高校で運動部での活動を経験した人は、経験しなかった人に比べて最大で20歳ほど若い人と同じ程度の体力があることがわかったとか、継続的な学校時代の運動部での経験がその後の運動、スポーツ習慣につながり、生涯にわたって高い水準の体力を維持するためには重要だというコメントも載っておりました。

 インターハイは、本大会だけ見れば、トップアスリート育成という側面のみが強いように思われますが、各都道府県で行われる予選から考えれば、運動部活動に取り組んでいる高校生全体の体力向上、ひいては国民の体力の向上に好影響を与えていることになると考えております。

 まとめになりますが、21世紀における我が国のトップアスリートの活躍を支え、また生涯スポーツの基盤づくりに大きな力を発揮している高等学校における運動部活動、そしてその最高の発表の場ともなっているインターハイを評価していただき、スポーツ基本計画の策定において、その存在を明記するとともに、その大会が一層充実、発展していけるよう、適正な援助を強く要望いたします。

 以上です。


中体連による、

①運動部活動生徒の減少傾向

②顧問教師の高齢化傾向

③運動部活動顧問の敬遠する傾向

④専門的指導のできる教師の減少傾向

⑤運動部活動顧問の絶対数の不足

⑥一部指導者による指導の過熱化傾向及び勝利至上主義的傾向

という課題認識は、適切と感じます。

対応策も出しているが、まだまだ十分ではないという状況かと思います。


スキーに関して言えば、

①SAJのジュニア強化方針は、大枠をSAJが決定し、育成の実践は県連単位で行う。

②強化指定選手は、SAJが直接面倒を見る。

という方向性だと思います。

この方針に関しては特に異論はないのですが、問題は、県連により実力差が大きく、強化策の受益に関して居住県による格差が存在することかと思います。

現実には、この格差を埋めるために、商業チームが機能している側面もあると思います。

逆に言えば、SAJの強化方針には商業チームの存在が抜け落ちており、現実と乖離している部分があると言うことです。

若者のスポーツ(スキー)離れに関して、以下のような意見があります。

「私は若い人のスポーツ離れと言うより小さい頃からスポーツをやらなくなっていることが最も大きな原因だと思います。私達が子供の頃にはどこの空き地でも野球やその他のスポーツをやっていて、子供仲間の英雄はスポーツができる子供でした。幾ら勉強ができてもそんなのは味噌かすでした。女の子の憧れもスポーツが出来る子でした。引いては青年になってもスポーツをやることがステータスでした。実際、スポーツの上手い青年はもててもいました。それがちょっと前の世代からスポーツをやる子はクラブチームなどで本格的にやるが、やらない子はやらないになっています。それが若人になっても尾を引いているのだと思います。(jijiski63、抜粋

非常に参考になる意見です。

雪あり県のジュニア育成は、大会エントリー手続きを行うスポーツ少年団等の地域チーム主体、あるいは地域チームと商業チームの併用によって行われています。

一方、雪なし県では、商業チームが主体となり、エントリー手続きは形式的にその地域に席を置いているダミーチームが行っているケースが多いと思われます。

雪なし県選手はもちろん、雪あり県選手もトップ層はいずれも商業チーム(メーカーチームを含む)を併用して練習している実態があるわけですから、その現実は無視しない方が良いと思います。

育成強化を効果的に行っていくためには、商業チームを除外するのではなく、SAJの育成方針の中にきちんと位置づけ、その実質的役割を明確にし、協力しながら進めていくべきだと考えます。

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プロフィール

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Author:ジュニアスキー
子供が小1の冬に家族でスキーを始め、すっかりその魅力にはまっております。小4から地元のスポーツ少年団に所属し、競技スキーを始めています。(現在中3)
ジュニアアルペン競技の情報ブログとしてスタートし、最近ではスキー全般、その他に関する話題も扱っています。
上欄のカテゴリから興味のある話題をお選び下さい。
(2009年7月25日開設)


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