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地球温暖化とスキー1

<地球温暖化とスキー1>


ボリビアの氷河消失:世界一高所のスキー場も道連れ-地球温暖化で

記者:Jonathan J. Levin and Jose Orozco

  8月5日(ブルームバーグ):地球温暖化の影響で、南米ボリビアのチャカルタヤ氷河が科学者たちの予測よりも6年早く消失し、世界一高所のスキー場が運命を共にした。

  世界銀行によると、ボリビア高原に1万8000年間も存在してきた同氷河は今年消滅し、ボリビアの首都ラパス周辺に住む200万人への水の供給も減少する危機に陥った。チャカルタヤ氷河の消滅で、世界一高い所でスキーを楽しめる場所は中国の玉龍雪山、インドのグルマルグとなった。

  クラブ・アンディノ・ボリビアーノのメンバーとともに、標高5280メートルのチャカルタヤ氷河に一カ所あるゲレンデで滑っていたアルフレド・マルティネス氏(74歳)は「チャカルタヤは白い衣装をまとったわたしの花嫁だった。今は喪服を着ている」と述べた。

  チャカルタヤは先住民族のアイマラ語で氷の橋の意味。万年雪が半年間なくなり不毛のスロープとなっている。南半球の夏季に温暖化の影響を受けて、最後に残っていた2カ所の「氷舌」が解けた。科学者たちは2015年と予想しており、それよりもずっと早い解氷だった。

  北極圏の縮小する氷床のように、地球温暖化の影響で海水面が上昇し、環境変化に適応できない種の絶滅を招き、世界中の氷河が溶け出している。チューリヒ大学の世界氷河監視サービスによると、アンデスからアルプスに至るまで氷河は18年間後退しており、ペースも10年前に比べ2倍になっている。

  ボリビアの氷河消失と水供給危機の拡大が都市計画者たちにとって気がかりなのは、南米や世界各地で広がっている氷河の解氷速度が2年前の国連の予測よりも速まっているということだ。

翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:東京 淡路毅 Takeshi Awaji    tawaji@bloomberg.net Editor:Yoshito Okubo記事に関する記者への問い合わせ先:Jonathan J. Levin in La Paz at JLevin20@bloomberg.netJose Orozco in Caracas at jorozco8@bloomberg.net

Last Updated: August 6, 2009 00:44 EDT

ボリビア
A tennis court-sized slab of ice is all that remains of what was the Chacaltaya glacier in the Cordillera Real mountain range in Bolivia, on March 5, 2009. Photographer: Edson Ramirez/San Andres University via Bloomberg


2006-12-18 15:31
スイスからスキー場がなくなる日は近い?

地球の温暖化が進めば、スイスのスキー場の半数近くは雪不足で閉鎖されるだろう。このような研究報告を経済協力開発機構 ( OECD)とスイス、ベルン大学の両者が警告している。
12月13日に発表されたOECD報告ではアルプス地方でこのまま温暖化が進めば、打撃を受けるのはスイスだけではなく、ドイツではほとんどのスキー場が、オーストリアでは70%のスキー場の雪不足が深刻になると警告している。

 初雪が遅れた今年はアルプス地方では1300年来というほど暖かい年となった。これが温暖化の結果であることは多くの専門家の間ではもう疑問の余地はない。

OECDの発表
 OECD研究では「アルプス地方は地球の温暖化に特に敏感で、ここ数年の温暖化は世界の平均上昇気温より3倍も上昇した」と報告する。研究はスイス、フランス、ドイツ、イタリアにオーストリアを含むアルプス地方全域を網羅する初の試み。

 現在のところ、アルプスの中、大規模スキー場(666件)の9割の場所では十分な積雪量 ( 30センチ)がある。これは1年のうち少なくとも100日間以上は30センチ以上あるということだ。逆にいうと、残りの1割はすでに不安定な状態にあることになる。

 気温が1度、2度、4度と上がるとスキーができるスキー場の数は500、400、200カ所と減っていくという。「気温が1度上がると積雪が十分な標高は150メートル上がることになる」と執筆者の1人、シャルドゥール・アグワラ氏が説明する。最も危機に瀕しているのはドイツで、気温が1度上がれば積雪量が十分なスキー場が60%減になるという。

スイスではどうなる?
 スイスではスキー場はおよそ、標高1000~3000メートルに位置するが地域によって温暖化の影響は違ってくる。ベルン大学の観光研究所 ( FIF)では自らもチューリヒ大学地理研究所のブルノー・アベック氏の研究をもとに温暖化の観光業への影響を研究している。

 FIFが予測する最悪のシナリオでは2030年までに2.6度気温が上がると、十分な積雪量がある標高は250~300メートル上がることになる。 

 FIFのハンスリュディ・ミューラー所長は「地球の温暖化は夏の降雨量を減らし、冬は降雨量が増える結果になる。したがって、標高が高いスキー場ではさらに雪が増えることになる」と説明する。

 地域的にいえば、フリーブール州やヴォー州のアルプスまたベルナー・オーバーランドなどの地方では深刻な雪不足になる。しかし、グラウビュンデン州やヴァレー州などの標高の高いスキー場では余り打撃はない と予測している。FIFの予測ではスイスでは全体では3分の2のスキー場が生き残ることになる。

地域経済に打撃
 OECD報告では欧州のアルプス地方のスキーリゾートでは毎年、6000~8000万人の人々がウィンタースポーツを楽しんでおり、これらの地域への経済的打撃は大きいと警告している。現在のところ、スキーやスノーボードに代わるべきレジャー産業はあまり提案されていない。

 OECD報告によると多くのスキー関連事業主はおもに人工造雪機で乗り切ろうとしているが、さらなる温暖化が進めばコストがかかり過ぎてしまう。しかし、前出のミューラー所長は「この変化は時間がかかるので、観光業が適応する時間は十分ある」と楽観的だ。

swissinfo、外電 屋山明乃 ( ややまあけの)


Key facts

経済開発協力機構 ( OECD ) 報告によると、スイスの銀行は標高1500メートル以下に位置するスキー場のスキー装置設置の融資を断っており、標高の低いスキー場で既に閉鎖したものも多い。

このOECD研究「欧州アルプスにおける地球温暖化 ( Climate Change in the European Alpes : Adapting Winter Tourism and Natural Hazard Management))」最終報告は2007年の2月に発表される予定。

冬の観光業が国のGDPの4.5%を占めるオーストリアは今後10数年間で70%のスキー場に雪がなくなると予測している。

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プロフィール

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Author:ジュニアスキー
子供が小1の冬に家族でスキーを始め、すっかりその魅力にはまっております。小4から地元のスポーツ少年団に所属し、競技スキーを始めています。(現在中3)
ジュニアアルペン競技の情報ブログとしてスタートし、最近ではスキー全般、その他に関する話題も扱っています。
上欄のカテゴリから興味のある話題をお選び下さい。
(2009年7月25日開設)


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