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ジュニアアルペン競技とスキー全般についての情報ブログです。

Lindsey Vonn's ESPYs gallery

小学生体験キャンプ:人工芝スキー挑戦--延岡・北方町ETOランド /宮崎

小学生体験キャンプ:人工芝スキー挑戦--延岡・北方町ETOランド /宮崎

毎日新聞 2012年07月24日 地方版

 小学生が人工芝スキーや工作、クッキー作りなどを体験する「ETOランドサマーキャンプ」が23日、延岡市北方町、速日の峰(標高868メートル)頂上にあるレジャー施設「ETOランド」で始まった。夏休み期間中、事前に申し込んだ県内外の子供たちが5回に分かれ、各1泊2日の日程で参加する。

 ETOランドは、延岡市などが出資する第三セクター。96年に日本最大級の人工芝スキー場を設置。子供たちを対象に、毎年サマーキャンプを実施している。

 今年の第1陣は大分県の小学生24人で、昼前にETOランドに到着。昼食後早速、人工芝スキーに挑戦した。施設の脇坂光一事務局長らに、スキーブーツの履き方やスキー板、ストックなどの使い方を教えてもらい、人工芝の緑が映えるゲレンデに繰り出した。

 大分県佐伯市立渡町台(とまちだい)小5年、田嶋奈菜美さん(11)は「スキーするのは冬も含めて初めて。止まり方が難しいけれど楽しい」と話していた。【荒木勲】


文部科学省 チーム「ニッポン」マルチサポート事業戦略

文部科学省 チーム「ニッポン」マルチサポート事業戦略

1 事業の目的

平成24年7月開会予定のロンドンオリンピック競技大会及び平成26年2月開会予定のソチオリンピック冬季競技大会において、我が国が世界の強豪国に競り勝ち、より確実にメダルを獲得するために、トップレベル競技者などのメダル獲得が期待される者に対して、多方面からの専門的かつ高度な支援を戦略的・包括的に実施する。

本事業は、他の国際競技力向上事業と密接に連携をして、統一性・一貫性のある我が国独自のマルチサポート・システムを構築する。

平成22年度以降の本事業の実施にあたって、これまでの実績や成果を踏まえ、支援の規模及び内容の大幅な充実を図る。

2 支援の考え方

国は、ターゲット競技種目・競技者(チーム)(以下「ターゲット」という。)に対して、中長期的な視点も加味しつつ、限られた資源を集中的・重点的に投下する。

3 ターゲットの選定

国は、明確な選定の観点に基づき、メダル獲得の可能性が高いターゲットを選定する。

4 アスリート支援と研究開発プロジェクトの連携

本事業では、情報戦略、スポーツ科学、医学、心理学、生理学及び栄養学などの複合的・分野横断的アプローチに基づくアスリート支援とターゲットに特化したアプローチに基づく研究開発プロジェクトを密接に連携させた支援を実施する。

5 事業計画の策定

本事業の実施にあたっては、明確な目標、方針、施策を含む『チーム「ニッポン」マルチサポート事業計画』(以下「事業計画」という。)を策定する。

なお、事業計画の策定にあたっては、ターゲット、財団法人日本オリンピック委員会及び関係競技団体の意向を踏まえた、競技現場重視の支援実施を明確にする。

6 戦略等の見直し

本事業戦略、ターゲット、事業計画については、内的要因及び外的要因の状況並びに科学的な調査研究及び研究開発の進展に応じて、戦略的かつ柔軟な見直しを行う。

7 情報の管理

本事業は国際的な競争環境で競っているターゲットとの信頼関係の下に実施されることから、ターゲットに関する情報やアスリート支援、研究開発プロジェクトの個々具体的の内容などに係る情報は適切かつ慎重に取り扱う。

8 フォローアップ等

国は、策定された事業計画の実施状況を定期的にモニタリングするとともに、毎年度フォローアップを実施する。

お問い合わせ先

スポーツ・青少年局
競技スポーツ課
電話番号:03-5253-4111(代表)、03-6734-2044(直通)

(スポーツ・青少年局競技スポーツ課)


「マルチサポート事業」ターゲット競技種目の追加指定

平成24年4月6日

 文部科学省は、マルチサポート事業において、新たに6競技8種目をターゲット競技種目として追加したことにより、ターゲット競技種目は19競技24種目となりました。
 本年7月に開幕する第30回オリンピック競技大会(2012/ロンドン)でのメダル獲得に向けて集中的に支援していきます。

1 マルチサポート事業の概要

 本事業は、文部科学省が平成20年度から実施している委託事業であり、オリンピック競技大会において、我が国が世界の強豪国に競り勝ち、より確実にメダルを獲得するために、トップレベル競技者などのメダル獲得が期待される者に対して、多方面からの専門的かつ高度な支援を戦略的・包括的に行っています。

2 追加したターゲット競技種目

・ターゲットA

夏季競技:サッカー

・ターゲットB

夏季競技:テニス、バレーボール(バレーボール)、体操(新体操)、アーチェリー、バドミントン
冬季競技:スキー(ジャンプ、ノルディック複合)

※ターゲット競技種目は別紙のとおり

3 その他

冬季競技のターゲット競技種目は、今シーズンの現時点における競技成績等を踏まえて決定しており、今後、見直しを行う可能性もあります。
これまでの支援は可能な限り継続実施しますが、追加的支援についてはターゲットAを優先します。

参考資料

マルチサポート事業平成24年度ターゲット競技種目 (PDF:53KB)

お問い合わせ先

スポーツ・青少年局競技スポーツ課
電話番号:03-5253-4111(代表)、03-6734-2044(直通)

キャプチャ

2012年度はサッカー女子など夏季8競技を重点支援 文科省のマルチサポート事業

2012.3.30 08:12 [2012ロンドン五輪] 産経新聞

 五輪でのメダル増産に向けて国家プロジェクトとして選手の競技力向上を支援する文部科学省のマルチサポート事業で、2012年度は柔道や「なでしこジャパン」の活躍が期待されるサッカー女子など夏季8競技が、ロンドン五輪での金メダル獲得が有力な「ターゲットA」として重点的な支援を受けることが29日、関係者への取材で分かった。

 日本オリンピック委員会(JOC)がロンドンでの目標とする「金メダル数で世界5位以上」に向け、事業主体の国立スポーツ科学センター(JISS)と筑波大が当面、夏季競技に対して情報・医科学や用具開発の面で支援する。12年度予算案の事業費は28億円(前年度比6億円増)。

 同省は、JOCの上村春樹選手強化本部長ら有識者で構成するアドバイザリーボードの提言を受け、支援対象をターゲットAとメダル獲得が有力なターゲットBに区分け。「A」には陸上男子ハンマー投げ、競泳、体操男子、レスリング、射撃ピストル男子、セーリング470級も入った。

 サッカー女子日本代表はロンドン五輪の出場権を獲得した昨秋のアジア最終予選でも同事業のサポートを受け、動作分析のスタッフやトレーナー、栄養士の遠征帯同が実現。今年度より手厚い予算配分を受けられることになり、金獲得の足場が固まりそうだ。

 「B」には陸上女子マラソンや卓球、射撃ピストル女子など夏季13競技、冬季2競技。射撃は10年世界選手権の女子25メートルピストルで4位入賞した小西ゆかり(埼玉県協)らを支援する。

 関係者によると、AとBの区分けはロンドン五輪までの暫定的なもので、秋以降は五輪での成績を考慮して再度、区分けを行う。また、ロンドン後は2014年ソチ五輪に向けて支援の軸足を冬季競技に移し、12年度は「A」にフィギュアスケート男女、「B」にスキージャンプ男女やスピードスケート男女などが入っている。


クローズアップ2012:ロンドン・開幕間近 変わるか五輪勢力図

毎日新聞 2012年07月22日 東京朝刊

 ロンドン五輪の本番が近づいてきた。日本選手団は、従来以上の手厚い国家支援を受け、「金メダル数で世界5位以上」を目指して大会に挑む。前回の北京五輪で金メダル数首位に躍進した中国は低迷するとの見方もある中、米国がトップの座を奪い返すのか。着々と強化を進めてきた開催国・英国はどのような活躍を見せるのか。この4年間の各国の強化策の成果が試される時が訪れる。

 ◇日本、金「5位以上」目標

 前回北京五輪で日本の金メダル数は9個で世界8位。ちなみに5位はドイツの16個で、日本オリンピック委員会(JOC)はロンドンで「世界第5位以上」の目標達成には15~18個が必要とみる。前回より相当な上乗せが必要だが、JOCは柔道で6~7個、レスリングで4個前後、体操男子で内村航平(コナミ)を軸に2~3個、競泳男子の北島康介(日本コカ・コーラ)が100メートル、200メートル平泳ぎで3連覇を達成して2個、さらには陸上男子ハンマー投げの室伏広治(ミズノ)やサッカー女子(なでしこジャパン)も--と、強気なそろばんをはじく。

 実は「5位」という順位は、文部科学省が課した“ノルマ”でもある。昨年制定されたスポーツ基本法では、スポーツを国家戦略として推進することが明記された。それに基づく文科省のスポーツ基本計画が今春策定され、日本の五輪での金メダル順位の目標は「夏は5位以上、冬は10位以上」と設定された。

 従来の強化策はJOCが主導して各競技団体に強化費が配分されていたが、08年度からは文科省による「マルチサポート事業」が加わり、国の直接支援の割合が強まった。マルチサポート事業は日本の国際競技力向上を目指し、メダルが有望な「ターゲット競技」を定めて予算を重点的に配分。5年目となる今年度は夏冬合わせて19競技24種目が対象で、予算は27億4600万円と、JOCへの補助金(25億8800万円)を初めて上回った。

 今回の五輪では、文科省は情報分析やトレーナー、医師らの支援環境を充実させ、ロンドン市内に選手のコンディション調整のための「マルチサポートハウス」も設置。将来的に「スポーツ庁」の設置を目指す政府は、五輪に向けた強化もスポーツ庁を中心にしたい考えで、国が全面支援して臨む初の五輪ともいえる今大会は、その試金石となる。

 日本選手団の上村春樹団長(全日本柔道連盟会長)は「マルチサポート事業は大きな武器になる。国も積極的にサポートしてくれ、オールジャパンでの強化体制になった」と成果を期待する。一方でJOCの事情に詳しい関係者は「今回成功すればマルチサポート事業のおかげとなる」とし、JOCの存在感が薄れることへの危機感も持っている。【百留康隆】

(以下略)


金メダルが期待できるような成績を残して、マルチサポート事業の対象種目とならないと、国から強化費も出ないと言うことです。

今シーズン、湯浅選手が活躍すれば、ソチに向けてアルペンも追加指定される可能性はあるかもしれません。

その費用を若手の環境整備にも充てられるかもしれません。

すべては、現トップ選手の頑張りにかかっていると思います。

本当に厳しいと思いますが、何とか頑張って結果を残して欲しいと思います。

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LINDSEY VONN SUMMER TRAINING IN AUSTRIA

LINDSEY VONN SUMMER TRAINING IN AUSTRIA



Lindsey Vonn had the perfect start to her preparation for the upcoming World Cup season in Austria, where she was coached for three weeks by the specialists from the Red Bull Athletes Special Projects team. The first part comprised endurance training and took place at the "Alpenresort Schwarz" in Mieming and its environs in the Tyrol; afterwards the training continued at the Red Bull soccer training centre in Taxham/Salzburg. The conditions were perfect and so Lindsey had the ideal beginning to her summer training.

JUL 19, 2012


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マスコミが報じない「いじめ自殺問題」の伏魔殿 解決策なき世論の過熱は、なぜ繰り返されるのか?

マスコミが報じない「いじめ自殺問題」の伏魔殿
解決策なき世論の過熱は、なぜ繰り返されるのか?


滋賀県大津市立中学校2年生の男子生徒が飛び降り自殺で死亡した「いじめ自殺問題」について、報道が過熱している。学校側が行なったアンケートにいじめを指摘する内容があったにもかかわらず、徹底した調査が行なわれていなかったことなど、学校や市教委の対応が問題視され、バッシングが強まっている。しかし、今の世論からどうしても見えてこないのは、いじめ問題の根源的な解決策である。一度話題になるとその都度感情的な報道が過熱し、報道が収まれば世論も沈静化。それを繰り返している限り、いじめが原因と考えられる児童・生徒の自殺はいつまでもなくならない。マスコミは「いじめ自殺問題」の何を伝え、何を伝えていないのか。(取材・文/プレスラボ・小川たまか)

時ならぬ「いじめ自殺」の過熱報道
学校の爆破予告や犯人探しのデマも


 昨年10月、滋賀県大津市立中学校2年生の男子生徒が、いじめを苦に飛び降り自殺した事件が、ここにきて国民的な関心事に発展している。この「いじめ自殺問題」は、生徒の両親が総額7720万円の損害賠償を求めて地裁に提訴し、第1回口頭弁論が5月に行なわれたことをきっかけに、マスコミが報道合戦を開始したものだ。

 自殺した生徒は、複数の生徒から暴行や暴言を受けていたほか、数十万円を脅し取られていたなど、金銭のトラブルがあった可能性も指摘されている。生徒の自殺後、学校が行なったアンケートでいじめを指摘する内容があったにもかかわらず、徹底した調査が行なわれなかったことや、男子生徒の父親が昨年出した被害届が警察に受理されなかったことなど、新事実が次々と明らかになるにつれ、市教委、学校、警察の対応に世間の非難が殺到した。

 今月に入り、中学校に爆破予告が入ったほか、滋賀県知事に脅迫状を送った男性が逮捕された。ネットではいじめを行なっていたとされる生徒3人の実名が広まり、「加害生徒と関係がある」とデマを流された医療機関が「一切関係ない」という内容の文書を発表するなど、事件の余波はあらゆるところに伝播している。

 影響の大きさに、越直美・大津市長は7月6日、第三者による調査委員会を立ち上げることを表明。昨年被害届を受理しなかった警察も世論に押されたのか、11日には中学校と市役所に対して、いじめ自殺問題では異例となる家宅捜索を行なった。また、18日に自殺した生徒の父親が、同級生を滋賀県警大津署に告訴。捜査中の告訴は異例のことで、この理由は「処罰への強い要望を示すため」と報道されている。事態は収拾に向かう気配がない。

「いじめ自殺問題」は、これまで幾度となく繰り返されてきた。担任教師らが「葬式ごっこ」に荷担していたとされる1986年の中野富士見中学校での事件、同級生ら4人が恐喝容疑で書類送検された1994年の愛知県西尾市中学校での事件、そして「学校裏サイト」の存在が指摘された2007年の滝川高校での事件などが思い起こされる。

 一度話題になるとその都度報道が過熱。加害生徒や学校、教育委員会を糾弾する声が上がり、ニュース番組ではコメンテーターや芸能人らが「私も子どもの頃にいじめられていた」「子どもの声に耳を傾けるべき」「絆を大切にする教育を」などと口にする。

 だが、いったん報道が収まれば世論も沈静化。いじめが原因と考えられる児童・生徒の自殺はいつまでもなくならず、いじめ自殺に関する過熱報道は「定期的に」起こるのが現実だ。これ以上問題が繰り返されないために、学校はどう変わるべきなのか。そしてメディアが本当に報じるべきこととは何か。足もとで「いじめ自殺問題」がクローズアップされるなか、改めて考えてみよう。

学校は「聖域」であるべきなのか?
異例の警察介入が問いかける意味


 今回のいじめ自殺問題への学校・教育委員会の対応や報道側の姿勢も、これまでと大きく違うところは感じられない。その中で、「これまでと違うところがあるとすれば、警察が介入したことと、世論がそれを支持していること」と指摘するのは、『いじめの構造 なぜ人が怪物になるのか』(講談社現代新書)の著者で、明治大学文学部の内藤朝雄・准教授である。

 内藤氏は、いじめ自殺の現場を取材し、その事例を踏まえていじめ発生のメカニズムを指摘。いじめを発生させない新たな教育制度を『いじめの構造』の中で論じている。

これまで教育現場は『聖域』とされ、警察の介入があってはならないとされてきました。今回は警察の捜索が入り、世論も『徹底的に調べ、問題があったならば処罰を加えるべき』という論調。これは今までの雰囲気と少し違います」(内藤氏)

 実際に、度を超えた暴力行為があったとすれば、それは処罰されてしかるべきだが、教育現場ではこの当たり前のことが当たり前ではなかった実態があるという。内藤氏は著書の中で、教師のみならず保護者や地域全体が学校への警察の介入に反対し、いじめを告発しようとする保護者や生徒に対する圧力があった例を指摘している。

 7月14日の中日新聞では、「以前は学校に警察が踏み込むのはいかがなものかという風潮があったが、今は学校だけで抱えきれない問題が増えている」という県教委職員の言葉が紹介されている。

 教育現場に携わる職員らに取材すると、確かに「学校で起こる問題について、できるだけ警察沙汰、裁判沙汰にはしたくない」という声が聞こえてくる。

 これは単に管理責任を問われたくないという利害意識だけではなく、「生徒との信頼関係を崩したくない」「未成年の生徒を警察に突き出したくない」「いじめを含め学校で起こる多くの問題は、どちらか一方だけに過失があるわけではない」など、現場の教育者にしかわからない複雑な心境によるものでもある。

『金八先生』にも見られる学校の論理
神聖な共同体ほど隠蔽工作が容易に


 しかし、内藤氏は「教職員が『良識』から発する『神聖な共同体に法が入るべきではない』という理論を、利害優先で働く人間が利用する。『聖域』であればあるほど隠蔽工作が容易なんです」と言う。

 古いドラマだが、1980年~81年に放送された「3年B組金八先生」の第2シリーズでは、校内暴力の問題に介入する警察が、「教育現場を理解しない権力の象徴」として描かれた。中島みゆきの「世情」がバックに流れる中、校内で連行される生徒たちをスローモーションで映し出す演出が印象的なエピソードで、「教師が生徒を信じなかったら、教師はいったい何のために存在しているのか」という金八先生の名台詞もある。非常に感動的だが、裏を返せば確かに学校は「聖域」として描かれている。

「聖域」でなくなれば、警察は今よりも学校の問題に介入する。

いじめには暴力系のいじめと、(全員で1人を無視するなど)コミュニケーション操作系のいじめがあるが、暴力系のいじめは『暴力に対しては警察を呼ぶ』という認識があれば止まるはず」(内藤氏)

 加害側が面白半分に行なう一方的で長期的な暴力は、「やっても大丈夫」「やらないと自分がいじめらるかもしれない」という状況では増幅するが、「暴力を振るったら処罰される(自分が大きな損害を被る)」という状況では行なわれないと内藤氏は説く。

 同じ滋賀県では、昨年、排泄物を持たされたり、全裸を撮影されたりするなどのいじめを受けた男子中学生の両親が警察署に被害届を提出し、14~15歳の同級生3人が逮捕された。学校や教育委員会の隠蔽体質を指摘する報道が続けば、今後も保護者が「聖域」を飛び越えて直接司法に訴えを起こす事例が増えるのではないか。

見抜けないのは教師の怠慢だけか?
「いじめ」対策は想像以上に困難


 前段では、教職員の「良識」に基づく学校の「聖域化」が存在することについて触れたが、今回多くの報道から読み取れるように、学校・教育委員会の隠蔽体質は、もちろん、管理責任を問われることに対する保身によるものもある。なぜ保身に走るのかと言えば、「学校でいじめは起こってはいけないもの」という前提があるからだ。

 学校でいじめは起こってはいけないもの。学級内でいじめが起こった場合は担任に責任がある。いじめを見抜けないのは教師の怠慢であり、教師が生徒1人1人と向き合っていないことが原因――。

 これが世論であり、教育現場の「常識」だ。起こってはいけないものだからこそ、実際にいじめが起こったときに隠蔽される。いじめを見抜けなかった教師はおらず、そもそもいじめが「なかった」ことにされる。

 しかし、それではどんな教育現場であればいじめが起こらないのか。いじめが見抜けないのは、本当に教師の怠慢なのか

 今回の問題では、生徒がアンケートで「(教師らが)いじめを見て見ぬふりをしていた」と回答していたことが報道されている。実際に教職員らがいじめを黙殺していたとしたら、それは糾弾されるべきである。

 だが、多くの場合、いじめは教師の目を盗んで行なわれる。現場の教師に話を聞くと、いじめを見抜くことの難しさを感じさせられることも確かだ。

「誰から見ても弱い子がいじめられている場合、他の生徒が『先生、○○君がいじめられている』と教えてくれることが多かった。だが、もともとはクラスで人気のあった子が何かのきっかけでいじめられたり、目立つグループの生徒たちが同じグループの1人を急にいじめ始めるというような場合、生徒たちは教師に告げない。『もともとは強い子だから、すぐに終わるはず』『あの子にもプライドがあるから、先生に言うのは可哀想』という気持ちが働くのかもしれない」(中学校で勤務経験を持つ女性)

「教師が『いじめられているの?』と聞いても、いじめられている子どもが認めないことがある。周囲も『チクった』と思われるのを恐れて言わない。子どもが誰もいじめについて口にせず、いじめられている現場を実際に目にしていないのであれば、いじめている側を問い質すことはなかなか難しい」(小学校で勤務経験を持つ男性)

「中学校は、教科担任制で複数の教師がクラスを見ているのに加え、今は学校ごとにカウンセラーを配置するなど、配慮している。複数の大人の目があっても、見抜けないいじめがあるのが現状です。教師の怠慢と言われればそれまでですが……」(中学校で勤務経験を持つ男性)

「一生懸命働く=いじめを見抜く」は
現場の良識ある教師を苦しめる図式


 大津市立中学校の対応だけを見て、いじめを見抜けないのは教師の嘘であり怠慢であると決めつけるべきではない「教師が一生懸命働くこと」=「いじめを見抜く」という図式を描くことは、現場の良識ある教師を苦しめることになる。

 前出の内藤氏もこう言う。

「たとえば、思春期の女子同士の間で起きるコミュニケーション操作系のいじめを中年の男性教師が気づけるのかといえば、なかなか気づけないだろう。教師たちは、できもしないことができると思われている

 さらに内藤氏は、そもそものいじめの構造についてこう続ける。

「現在の教育現場は、狭いところに子どもを閉じ込め、逃げられない環境の下で『みんなと仲良くしなさい』と強いる。これは極めて特殊な環境であって、『この状態で何が起こるか』と人体実験をしているようなもの。問題が起きてしまうことがおかしいのではなく、問題が起こらないことの方がおかしいんです」

「いじめる生徒も、いじめを止めることができない教師も、全て普通の人間。普通の人間を『怪物』にしてしまうのが、今の学校の構造だ」

 内藤氏は2009年に発売した『いじめの構造』の中で、子どもを学校という名の「檻」に閉じ込めない新たな教育制度を提唱している。教育制度の“ソフト”ではなく、“ハード”自体が問題だと指摘する内藤氏の論調は、興味深いものであると同時に、やや過激にも聞こえる。

 だが少なくとも、「絆が大事」「子どもの声にもっと耳を傾けるべき」などという、もっともらしいその場しのぎの言葉よりも、確実に現状の打開を見据えている。

学校を叩くだけに終始する報道は
根本的な解決策を何も論じていない


 1つの例として挙げたいのが、2006年に「教育再生会議有識者委員」が作成した「いじめ問題への緊急提言」。これには、「学校は、子どもに対し、いじめは反社会的な行為として絶対許されないことであり、かつ、いじめを見て見ぬふりをする者も加害者であることを徹底して指導する」「学校は、問題を起こす子どもに対して、指導、懲戒の基準を明確にし、毅然とした対応をとる。~例えば、社会奉仕、個別指導、別教室での教育など、規律を確保するため校内で全教員が一致した対応をとる~」などと書かれている。

 間違ったことは何も書かれていない。しかし、これらのことを何年経っても徹底できないのが、現在の教育制度ではないのか。

 マスコミの報道は、「すでに叩かれている学校と教育委員会をさらに叩くこと」と、「いじめ問題の専門家ではない有名人が、もっともらしいコメントを出すこと」に終始している。たまに専門家らしい識者が登場しても、専門家でなくても言えるような、どこからも批判を浴びない言葉しか口にしない。

 内藤氏は、今回の問題に関連して、ある権威ある放送局から出演依頼があった際のエピソードをこう話す。

「企画書を読むと、『悩みの相談ができないと、なぜ被害者は自殺してしまうのか?』という質問に、『受け止めてもらうことが大切だから』といった内容で答えて欲しい、という依頼でした。私は、『いじめを相談しても、加害者にいじめをやめさせることができなければ何も改善せず、その結果自殺にまで至ることもある。相談できなければ自殺し、相談できれば自殺しないという質問の前提が間違っている。いじめを蔓延させる制度の問題が、子どもたちを救うために最も重要』とメールを返しました。それっきり、放送局からの連絡は途絶え、番組には代わりに過去のいじめられ体験を情緒的に繰り返す芸能人が出演していました」

 多くの視聴者を対象とするテレビが、誰にでもわかりやすい番組づくりを心がけていることは理解できる。テレビには時間的な制約があるため、伝えられることも限られているだろう。

 加害者・被害者共に未成年であり、「聖域」の教育現場で起きるいじめ問題に関する報道は、一歩間違えれば被害者を傷つけ、誤解を招くことにもなりかねない。報道側が取り扱いに慎重になり、「すでに叩かれているものを叩く」という非難されにくい報道に終始する気持ちもわからなくはない。内藤氏の提唱する新たな教育制度も、著作を読まずに理解するのは難しく、短時間の放送では確かに紹介しづらいかもしれない。

「いじめ自殺」はいつまで続くのか?
全ての大人に突きつけられた重い課題


 しかし、表面的な言葉を並べるだけでは、いじめ問題の解決策は今後も見出せないままだろう。少なくとも、いじめ問題に関してありきたりの言説に終始しない識者がいることは、周知されるべきだ。

 マスコミが本当にいじめの解決に取り組む意志があるのであれば、大津市の校長と市教委を糾弾するのはほどほどにして、「現場ではどんな対策が講じられつつあるのか」を報じ、解決策を明確に語る識者を番組に登場させるべきだ。

 その解決策の賛否について議論が交わされてこそ、有意義な世論が醸成されるはずだ。少なくとも、加害生徒を私刑にかけるような騒ぎは避けられるべきだろう。

 いじめ自殺問題は、子どもから全ての大人に突きつけられた課題だ。10年後に同じことが繰り返されているならば、今の大人が、行なうべきことを行なわなかった証拠である


マスコミは、視聴率が上がるような事件が起きると、これを集中的に報道し、視聴者が飽きると、別の事件に乗り換えます。

いつも、そうです。

その報道の内容は、視聴者の怒りを発散できるように、学校側の些細なミス?をあげつらう意図的な叩き報道となります。

加害者は、少年法の制約で叩けませんので、代わりに教師を悪者に仕立て上げて、叩くわけです。(世論も味方になり叩きやすいのですね。イジメ加害者と同じ構図です)

事実かどうかわからないような伝聞情報を元に、一方的に報道を行うことで既成事実化します。

教師がこんなことを言った、こんな重大なことを見逃した、だからこんな事件が起きたのだ、と結果論で正義面をして報道します。

古館さんのように、弱者の味方のような顔をして、もっともらしい当たり障りのない、しかしなんの解決にもならないコメントを言うことで、相手を糾弾しつつ、自分は視聴者の怒りのターゲットにはならないようなポジションを作っています。

本当にそんなことを言える立場か?という疑問は別にしても、この教師はこんなミスをした、だから処罰するのが当然だという対応は、全く問題解決にならないのは、引用文の通りです。

必要なのは、イジメの発生を防ぐこと、もし発生したとしても早急にそれを正常な状態に戻すこと、そのためにどんな枠組みを作るかを考えることですね。

現在の報道は、事件を実写ドラマ化して、視聴者の喜怒哀楽をあおり、時間が来れば終了するという、エンターテイメントの材料提供としての消費行動に過ぎません。


ただ、昔と唯一違うところは、加害者の情報が永遠にネット上に残ると言うことです。

何年たっても、過去の行為の記録が一般に公開され、時に更新される状況になっています。

ただ、残念な点は、これも市民の怒りの表象として行われている行為で、今のところ事件の発生や拡大の防止につながっていないことです。

スキー連盟:会長選出は「有効」 2審判決確定

スキー連盟:会長選出は「有効」 2審判決確定

毎日新聞 2012年07月19日 19時13分

 全日本スキー連盟(SAJ)が10年に行った役員改選は手続き違反で無効だとして、一部の会員が、鈴木洋一会長ら理事6人が理事の地位にないことの確認を求めた訴訟の上告審で、最高裁第2小法廷(須藤正彦裁判長)は18日付で、会員側の上告を棄却する決定を出した。理事6人の地位の正当性を認めた2審・東京高裁判決が確定した。

 連盟は10年10月の評議員会で鈴木会長を選任。原告の会員側は、会長候補は役員選出委員会が選出した上で、評議員会に推挙して決めると運営規則が定めているのに、選出や推挙の手続きがなかったと主張した。1審は会員側の主張を認めたが、2審は「役員選出委員会は常に意見が二分していた。円滑に審議が進む状況になく、推挙を期待できない特段の事情があった」と認定、逆転敗訴とした。

 2審判決後、連盟は役員選出委員会の廃止を決め、評議員会が会長を直接選ぶ方式に改めている。【石川淳一】

全日本スキー連盟 会長の選任、有効が確定

 全日本スキー連盟(SAJ)で2010年10月の会長選任手続きに不備があったとして、会員18人が鈴木洋一会長と会長の推薦した理事5人がその地位にないことの確認を求めた訴訟で、最高裁第2小法廷(須藤正彦裁判長)は19日までに、会員側の上告を退ける決定をした。選任を有効とした二審東京高裁判決が確定した。18日付。

 二審判決によると、SAJは役員選出委員会が候補者を推薦し、最高意思決定機関の評議員会が会長を選任すると規定。役選委は鈴木会長を推薦していなかった。

 一審東京地裁は「原則として役選委の推薦を経ない選任は無効」と認定したが、二審は役選委が内部対立から十分機能しない状態だったと指摘。役選委での推薦は困難だとした評議員会の判断には合理的な理由があるとして「手続きに問題はあったが、特別な事情が認められ選任は有効だ」としていた。

[ 2012年7月19日 18:40 ] 時事通信

この裁判は、最高裁まで行き、その結果、原告側の主張には「道理が無い」ことが確定しました。

原告側は、ここまで長期にわたって連盟を混乱に陥れ、日本のスキー界に決定的なダメージを与えた責任を取って、即刻辞職するべきです。

本当に、本当に、馬鹿な人たちだ!

現在、基礎はデタラメな人が牛耳り、アルペンは、若手が全く出てきていない状況です。

自分たちのせいで、どれだけの損害を選手、コーチ、関係者に与えたと思っているのか。

本来の責務を果たさず、足の引っ張り合いばかり。

おかしな方向に行ってしまったものを、0に戻すまでにどのぐらい時間がかかると思っているのか。

人間としてどれだけ低レベルのことをしているのか、少しは理解するべきです。

本当に情けない。

とにかく、こんな馬鹿なことはもう終わりにするべきです。

2012/2013 アルペン・ナショナルチーム

アルペン 2012/2013 Japan Ski Team

ナショナルチーム・コーチングスタッフ

役職 氏名 所属クラブ 加盟団体

部長 片桐 幹雄 野沢温泉スキークラブ 長野県

副部長 押切 孝志 北海学園札幌高等学校 北海道 

ナショナルチーム男子ヘッドコーチ 岩谷 高峰 高根スキークラブ 岐阜県

ナショナルチーム女子ヘッドコーチ 相原 博之 東海大学札幌スキークラブ 北海道 

ナショナルチームチーフコーチ LEITNER Christian SAJ特別会員 SAJ

ナショナルチームコーチ STEINER Michael SAJ特別会員 SAJ

ナショナルチームコーチ 長田 新太郎 清里スキークラブ 山梨県

ナショナルチームコーチ 佐藤 雪大 朝里スキースクール 北海道 

ナショナルチームコーチ 岡田 翼 札幌SS PRODUCTSスキーチーム 北海道

ナショナルチームコーチ 安食 真治 蔵王クラブ 山形県

ナショナルチームコーチ兼オフィシャルサービスマン 伊東 裕樹

科学サポート部会 石毛 勇介 本庄市スキークラブ 埼玉県

トレーナーサポート部会 早坂 優一 SAJ特別会員 SAJ

ナショナルチーム

ランク 氏名 性別 生年月日 所属クラブ 加盟団体

B 湯浅 直樹 ゆあさなおき 男 1983年4月24日 スポーツアルペンスキークラブ 愛知県

C 大越龍之介 おおこしりゅうのすけ 男 1988年11月29日 (株)東急リゾートサービス 北海道

C 石井 智也 いしいともや 男 1989年5月23日 サンミリオンスキークラブ 福岡県

C 成田 秀将 なりたひでゆき 男 1993年9月23日 東海大学 学連

C 新 賢範 しんまさのり 男 1993年7月22日 東洋大学 学連

C 清沢恵美子 きよさわえみこ 女 1983年11月20日 チームクレブ 新潟県

C 長谷川絵美 はせがわえみ 女 1986年5月8日 サンミリオンスキークラブ 福岡県

C 星 瑞枝 ほしみずえ 女 1985年9月2日 湯之谷スキークラブ 新潟県

C 金子 美里 かねこみさと 女 1988年9月27日 秋田いすず自動車(株)スキー部 秋田県


SAJジュニアチーム コーチングスタッフ

役職 氏名 所属クラブ 加盟団体

部長 片桐 幹雄 野沢温泉スキークラブ 長野県

副部長 押切 孝志 北海学園札幌高等学校 北海道 

強化委員長 大場 順二 朴の木平スキークラブ 岐阜県

強化副委員長 押切 敬司 札幌第一高等学校 北海道 

強化副委員長 関 喜行 志賀高原スキークラブ 長野県

ナショナルチームコーチ 北村 健 野沢温泉スキークラブ 長野県

ナショナルチームコーチ 佐藤 雪大 朝里スキースクール 北海道 

ナショナルチームコーチ 安食 真治 蔵王クラブ 山形県

科学サポート部会(フィジカルコーチ) 飯島 庸一 SAJ特別会員 SAJ

以下、強化委員会管轄 / SAJジュニアチーム

ランク 氏名 性別 生年月日 所属クラブ 加盟団体

JrA 安藤佑太朗 あんどうゆうたろう 男 1994年2月26日 早稲田大学 学連

JrA 工藤 督宗 くどうよしひろ 男 1995年10月12日 札幌第一高等学校 北海道

JrA 柿崎夢之助 かきざきゆめのすけ 男 1995年6月28日 北照高等学校 北海道

JrA 小原 健汰 おばらけんた 男 1994年5月9日 日本大学山形高等学校 山形県

JrA 廣島 聖也 ひろしませいや 男 1995年1月4日 双葉高等学校 北海道

JrA 深瀬 和志 ふかせかずし 男 1993年4月27日 法政大学 学連

JrB 原田 友希 はらだゆうき 男 1993年6月20日 法政大学 学連

JrB 中村 舜 なかむらしゅん 男 1995年4月30日 双葉高等学校 北海道

JrB 山越 涼平 やまこしりょうへい 男 1996年5月11日 岐阜第一高等学校 岐阜県

JrB 佐藤慎太郎 さとうしんたろう 男 1996年11年24日 山形南高等学校 山形県

JrA 川浦あすか かわうらあすか 女 1993年11月24日 未定 未定

JrA 向川 桜子 むこうがわさくらこ 女 1992年1月20日 早稲田大学 学連

JrA 新井真季子 あらいまきこ 女 1993年 6月12日 未定 未定

JrA 岡本 乃絵 おかもとのえ 女 1992年3月22日 東海大学 学連

JrA 蓮見小奈津 はすみこなつ 女 1992年11月27日 東海大学 学連

JrA 石川 晴菜 いしかわはるな 女 1994年7月20日 北照高等学校 北海道

JrA 押味 輝 おしみひかる 女 1994年9月2日 柴田女子高等学校 青森県

JrA 吉原 眞子 よしはらまこ 女 1994年1月9日 サンミリオンスキークラブ 福岡県

JrA 中村 知佳 なかむらちか 女 1994年12月27日 白馬高等学校 長野県

JrA 山口 夏未 やまぐちなつみ 女 1994年5月10日 北海学園札幌高等学校 北海道

JrA 傳田 佳代 でんだかよ 女 1995年7月30日 飯山高等学校 長野県

JrA 安藤 麻 あんどうあさ 女 1996年4月24日 北照高等学校 北海道

JrA 井出 菜月 いでなつき 女 1992年2月24日 法政大学 学連

JrA 沼森 愛奈 ぬまもりあいな 女 1996年6月5日 花輪高等学校 秋田県

JrB 下村 美緒 しもむらみお 女 1996年2月29日 角館高等学校 秋田県



US女子チーム NZ1日目

TURNING POINT 平尾誠二「力を出し切れ!出し切らないと力は増えない。」

TURNING POINT 平尾誠二「力を出し切れ!出し切らないと力は増えない。」

スポーツにはそれぞれ名作がある。野球といえば「タッチ、ドカベン」、サッカーには「キャプテン翼」、ラグビーというと、1984年にTBSで放送されたテレビドラマ「スクール☆ウォーズ」がある。また、スポーツには、そのスポーツを代表する人物が存在する。野球には「王、長嶋、イチロー」、サッカーなら「カズ、中田英寿」、そして、ラグビーといえば「平尾誠二」だ。
ということで、今回のターニングポイントは、平尾誠二・神戸製鋼コベルコスティーラーズ総監督です。ラグビーを通じて学び考えた平尾監督の、わかりやすく面白い痛快なお話を、どうぞ!!!
(協力/コベルコ建機株式会社  取材・文/小山基彰  写真/前田恵)

1.好きな事をやってないやつは頑張って二流止まり

──平尾監督は、中高大とラグビー一筋ですが、ラグビーを始めようと思ったきっかけは何かあったのですか。

平尾誠二総監督 実はたいしたきっかけはありませんでした。小学校の時に野球をやっていたので、中学でも野球をやろうと思っていたのですが、あまりにも部員が多く、野球部に入った同級生たちを見ていると、野球が出来ずにボール拾いなどの下積みをしているんです。私は昔から、そのような日本スポーツ界独特のしきたりが大嫌いだったので、そんな時にラグビー部を見たら、12、3人しかいなくて、しかも先生が若くてとてもいい先生で、楽しそうに練習をしているんです。最初はラグビーに興味を持ったのではなく、ラグビー部という集まりに興味があって始めたのがきっかけなんです。
当時も今も私は、スポーツは楽しいからするのであって、つまらなかったらするべきでは無いと思っています。つまらない事をいくらやっても上手くならないですし、どんなに才能があっても二流止まりです。そんな事をいつまでもしていても、自分の本当に好きな事は見つからないですよね。

──高校では、強豪ラグビー部で有名な伏見工業高校でラグビーをされていますが、その時も楽しく練習が出来ていたのですか。

平尾誠二総監督 それが一変するんですよ。山口良治監督の練習は並みのきつさではありませんでした。あの練習を我慢できたら、世の中でおこる大抵のことが我慢できるという位のきつさでしたね(笑)。中学の時とまったく状況が変わってしまったので、その時は鬱(うつ)のような感じになってしまいました。でも僕自身が親の反対を押し切って入学したわけなので、それに対する責任もあるし、途中でやめられないという気持ちでやりとげた感じです。
ただ、そのような経験をしたことによって、大事な事が見えてきたのだと思っています。

──中学と高校では、ラグビーに対する気持ちが変わってしまったんですね。

平尾誠二総監督 始めは高校に入った時もラグビーは好きだったんですよ。でも人間は練習に対して、やりたい量とやらなくてはいけない量のバランスがあって、やりたい量が多い時は、いくら練習をしても足りない位に感じるのですが、やらなくてはいけない量がそれを圧倒的に上回ると、気持ちはなえるんですよね。
今は指導者という立場なので、なんでそれをやるのかという意味を説明します。やらなくてはならない事をやらないと強くはならないですからね。

2.出来ないという事は考えない

──一番嬉しかったなど印象に残っている思い出とかはありますか。

平尾誠二総監督 特にはないのですが、中学一年の時に初めて自分のお小遣いを使って、京都のラグビー祭で行なわれた試合を見に行ったことがあったんです。綺麗な芝生の上で中学生が決勝戦をやっていて、自分たちはいつも汚い土の上でばかり試合や練習をしていたので、ここまで強くなれば芝生の上で試合が出来るのかと思って、そこで出来るようになるにはどうしらいいのかを自分の頭で考えるようになったんです。それからは練習も、仲間集めも積極的にしました。そして毎年10月10日に行なわれるその場所に、中学三年の時に立てた時は感動的でした。

──普通はそう願っても出来ることではないですよね。

平尾誠二総監督 出来ないという事は考えないです。出来ない理由を考えたら、理由は山ほど出てきますから、“やろうと思ったらやる”という事しか考えませんね。あとは本気になるかどうかです。

──そういう意識は、いつ頃から持ったんですか? 生まれた時からあったんですか。

平尾誠二総監督 それは分からないですけど(笑)、欲しいものがあったら手に入れたいという気持ちは元々強いです。

──大抵の人間は、あきらめる事が多いじゃないですか。

平尾誠二総監督 僕にはそういう考えはありませんね

──平尾監督は人生の中で、無理だと思ったことはないんですね。

平尾誠二総監督 あるけれども、そんな事は最初から願わないですよね(笑)。

3.デザインの勉強をしにイギリスへ

──大人になってもラグビーで食べていきたいと思っていたんですか。

平尾誠二総監督 ラグビーは大学まででやめようと思っていたので、そんな事は全然考えていませんでした。
大人になったらラグビーとは違った、自分にしか出来ない仕事をしたいと思っていたので、大学を卒業してイギリスに留学したんです。そしてデザインが好きだったので、デッサンの勉強をして家具のデザイン学校の試験を受けようと思っていたら、日本からアマチュア資格の問題で電話がかかってきたんです。

──アマチュア資格の問題ですか?

平尾誠二総監督 日本にいる時にファッション雑誌の取材を受けていて、私は聞いていなかったのですが表紙になってしまっていて、それがアマチュア資格の規定に引っかかる問題だというんです。もちろん取材料なども頂いていませんでした。
でも、私は日本でラグビーをする気が無かったので、アマチュア資格が無くなってもいいと思っていたんですが、イギリスでもラグビーを出来ないぞ! と言われたので、誤解を解きに日本に帰ったんです。

──それはつらいですね・・・

平尾誠二総監督 自分の思いとは全然違うところで、そんな問題になってしまったので、本当は、イギリスでデザインの学校に通いながら、自分の実力が世界ではどの程度なのかも知りたかったので、2、3年はラグビーをやりたいと思っていたんです。
 ですがそのような問題が起き、誤解を解くには日本で名のあるチームでラグビーをやる事が大事だと言われ、そんな時に神戸製鋼から熱心に誘って頂いたので、神戸という街が大好きだったこともあり入社しました。

──監督は京都ですよね。京都の人も神戸に憧れるんですか(笑)?

平尾誠二総監督 憧れるというか、シンプルに神戸に住んでみたかったんです。小学校の遠足で初めて行ったときから雰囲気が好きだったんですよ。

4.試合で緊張しない方法

──試合前、緊張をほぐすにはどうしたら良いでしょうか。

平尾誠二総監督 緊張するのは、いい格好しようと思っているからなんです。自分そうだったから言えるんですよ(笑)。試合で普段の実力以上の事をやろうとすれば誰でも緊張します。だから、普段通りの実力を出すだけでいいんです。
 例えそれで試合に負けたとしても、死にはしないし、また次があります。試合で大事な事は、悔いを残さないことです。

──勝ちたいと思ってのぞむ事ではないんですね。

平尾誠二総監督 当然勝ちたいと思ってプレーするんですが、自分の実力以上の事は期待しない方がいいです。普段の実力を試合で出すだけなんです。ダメだったら次の機会に試す。でもまたダメだったらまた次に試す。そして達成できたら、それは自分の実力になっているという事なんです。それを繰り返して、次の目標を目指して普段から実力をつけるように頑張って向上していくという事だけなんです。たとえ出せなかったとしても、世の中が変わるわけではないし、深刻になる必要は一つも無いです。その位の気持ちでいったほうが勝つんですよ。
 指導者も試合前にあれこれいうようじゃダメです。持っている力を出せばいいだけだと試合前に言ってあげればいいだけなんです。その位広い度量をもってほしいですね。

──指導者へのメッセージですね。

平尾誠二総監督 「おまえたち、ここで負けたら恥だぞ!!」とか言う監督がいたとしたら、それは選手の恥ではなくて、監督の恥なんですよ。そんな事をいう指導者がいたら、センス無いことを言う監督だな、そんな事二度と言わせるかと思ってやったらいいですよ(笑)。

5.キライな事をやっても上手くならない

──落ち込んでいる時は、どうしたら元気になれるでしょうか。

平尾誠二総監督 気にするなとしか言いようがないですね。「たとえ、おまえが死んだとしても世の中は明るく生きていて何も変わらないんだから」って言いますね。「そんな事より、自分の実力を出してこい! はちきれんばかりに走れっ!!」と言います。

──結果は気にせず、好きな事を目一杯やれという事ですね。

平尾誠二総監督 人間は、本当に上手になりたいと思ったときにこそ、学習能力を発揮するんです。些細な事にも気がついて対応し、向上していくのです。でも、向上心の無い人や、仕方なくやっている人は、やったフリをしているだけなので、上手になるはずありません。中高生が部活をやるのなら、自分の一番好きな事をやってほしいですね。

──では、好きな事が見つかっていない人はどうしらよいのでしょうか。

平尾誠二総監督 あらゆることにトライしてみたらいいと思います。好きになる部分がどこにあるかは、わからないんですよ。たとえば、私みたいにラグビーという“競技”ではなく、“チーム”が面白そうだから入ったという事でもいいですし、先生に“ほめてもらう”のが嬉しくてやっている、という事でもいいと思います。
 授業が大好きで受けているという中高生は少ないと思うので、せめて部活は面白いことをやった方がいいです。勉強も部活も仕方なしにやっていたら、人間性がおかしくなってしまいますよね(笑)。

──好きな言葉とかはありますか。

平尾誠二総監督 山口良治監督に言われた言葉で、「手を抜くな」という言葉がありました。大差で勝っている時の試合でも叱られたことがあるんですが、人間は全力を出すから力が増えると言うんです。10ある力を今日ここで全部出し切ったら明日は10.01になる、そしてまたそこで全部出し切ったら、次に日には10.02になると言うんです。逆に10ある力を9しか出さずに終わったら、次の日には9.99に目減りすると言うんです。そこがお金と違うところで、お金は使わなければたまっていくだろ! って言うんです(笑) 僕にとっては一番心に刻み込まれた名言です。
「力を出し切れ!出し切らないと力は増えない。人間力とはそんなもんだ」
この言葉が今までで一番、僕に刻み込まれた名言です。

6.部活のお話+いろいろ。

──部活動は中高生にとって大事でしょうか。

平尾誠二総監督 部活とは自分が主体的に参加するものですから、出来れば楽しいこと、やりたい事の方が良いです。主体性は、これからの時代、一番育まなくてはいけない大切な部分だと思います。
仕方無しにやるのは勉強だけにして、学校が終わった後の部活やデートは、自分の主体性でやるものなので、こういう部分が人間の頭を良くするんです。どうしたら相手が喜んでくれるのかな? どうしたら上手になれるかな? とか。こういう部分に何も感じない人は、いくら勉強が出来ても知恵が働かないです。

──僕は、部活って肉体的に追い込まれることで精神面が強くなるので大事だと思っているんです。社会人になったとき、その時のつらかった練習を思い出せば、たいしたことないと思って頑張れると思うんですよ。

平尾誠二総監督 僕はあまりそういう考え方はしないですね。部活をやって学んだことの一つとして、どっちが損でどっちが得かを考えるようになりました。例えば「おまえ頭からタックル行け!」と言われたときに、頭からいく時の痛さなのか、いかなかったときに、後でしばかれる痛さなのか、どっちが痛いかという事を考えて判断できるようになりました(笑)。

──どっちが痛いんですか(笑)?

平尾誠二総監督 その時の状況によります(笑)。その加減の関係も、一つの学習だと思います。子どもなりにそういう事がわかってくるんですよね。

──平尾監督は選手に自由にやらせているように感じます。その反面、とても厳しい監督とも思いますが…。

平尾誠二総監督 僕は厳しいです。でも厳しい練習をする時は、理由をきちんと説明して、それを越えさせます。逃げ道も作りません。ただ、やって良かったと思わせないとやっている意味が無いと思うので、やったらいい事があるということ、目標に近づくという事をはっきりさせます。コーチの役割ってそういう事だと思っています。意外に、コーチをやっている人で、自分のエゴだけでやっている人がいます。自分の思いや伝統などを言う人がいますが、それは大きな間違いです。

──先輩はこうあるべきだ、というのはありますか。

平尾誠二総監督 後輩が理想とする先輩になれたら幸せですね。でも、いい格好したら駄目です。長続きはしないですから、普通にしている中でそう思ってもらえるようになれるのがいいですね。一番ダメなのが、一コ上だからとかニコ上だからとかで偉そうにするやつ。最も人望の無いタイプですね。

7.ターニングポイント

──今までの人生の中で一番のターニングポイントを教えてください。

平尾誠二総監督 一日一日にターニングポイントはあるんですが、高校の練習が一番きつかったときに、目線を変えて、その事に自分から頑張りだした事です。それまでは練習をさせられていたんです。きつい練習の毎日で、きつくてきつくて大変なんです。そこでラグビーに対して考えたんです。ラグビーはキライじゃないのに、何でこんなにキライになったのかって。そこで気づいたのが、やらされているからキライになったという事だったんです。それからは自分からやり始めたので、きつくなくなって、やったらやった分だけ強くなっていく自分を自覚できたんです。
これは世の中すべてに言える事で、周りが変わらない事に対して文句を言うのではなく、自分の実力が足りないからだと頑張ることが出来たら、絶対に状況は変わります。走っている量は前と変わらなくても、自分はもっと大きくなっているので感じなくなるんです。

──最後に中高生へ一言でメッセージをお願いします。

平尾誠二総監督 楽しい事をいっぱいしろ! もしキライな事でやらなくてはならないことがある時は、好きになれ!

■ 平尾誠二(ひらお せいじ)  プロフィール
1963年、京都生まれ。
同志社大学大学院「総合政策科学研究科」修士課程修了。
1975年、京都市立陶化中学入学と同時にラグビーを始める。
伏見工業高校3年時、全国大会優勝。
同志社大学在学中、史上初の大学選手権3連覇に貢献。
卒業後、1年間の英国留学を経て、1986年に株式会社 神戸製鋼所に入社。
入社3年目よりチームを7年連続日本一に導く。
1987、1991、1995年のワールドカップに、3大会連続して出場。
1991年時はキャプテンを務め、日本代表初勝利を飾る。日本代表キャップ35。
現役引退後は、1997年から2000年まで日本代表監督を務め、1999年のワールドカップにチームを導く。
神戸製鋼ラグビー部では、ゼネラルマネージャー 兼 総監督としてチームの運営・指導にあたる。
一方で、2000年、「スポーツに関心を寄せるすべての人々のコミュニティーの健全な発展に寄与する」ことを目的に、
特定非営利活動法人 スポーツ・コミュニティー・アンド・インテリジェンス機構(略称SCIX)http://www.scix.org/ を設立し、理事長に就任。


最近のモロモロ

最近のモロモロ

1,子供について

①ソフトテニス部

中学校に入り、ソフトテニス部に入部。(昔は、軟式庭球部、ナンテーと言っていたやつです)

平日の放課後は、毎日練習をしています。

週末も、月に数回、練習・練習試合・大会等で、部活に行ってます。

先日の3連休も最初の2日間は、市民大会?(ただし、1年生は応援)があり、そちらに。

大会が終わった後で、部員達でお祭りに行ったり、友人の家に行ったり、青春をしているようです。

練習がというよりは、部活で友人に会うのが、とても楽しいみたいです。

相当走り込みをしているので、良い運動にもなっているようです。

現在のところ、テニスのスケジュールを優先させて、空いた日をスキー関連トレーニングに当てています。

ただ、このままテニスに目覚めてしまい、スキーのモチベーションが下がるのが、親としたらちょっと怖いところです。

②スキー部

もちろんスキー部にも入っています。

もちろん、活動は全くありません!(笑)

よくある、登録のためのスキー部ですね。

顧問の先生は、サッカー部と掛け持ちで、スキーのことは全く知らないようです。

県連から書類が来たときに、「もしかしたら、お前はスキーが速いのか?」と聞かれたそうです。

まあ、速いか、遅いか、難しい質問ですが。


2,私について

①腰が痛い!肩が痛い!

最近の話題は、これに尽きます。もうね。

連休の最初の2日間は、起き上がることが出来ませんでした。

腰椎ヘルニアと五十肩がダブルで来ています。(笑)

五十肩は、数年前に右肩をやり、今回は左肩です。

朝、布団から起き上がるまで20分から30分を要しています。

通勤の道路の舗装が悪いので、ヒイヒイ言いながら職場にたどり着いています。

七夕や、神様、仏様、キリスト様、アラーの神様にもお願いしていますが、今のところ「ガン無視」されているようです。

②IDEOSを買った

ドコモの3G通信端末HW-01C(通称、黒卵orクロ玉)は、最初の1年の通信費は月4000円だったのですが、2年目から月6000円になったために、これを月1000円で寝かせて、代わりにドコモ回線のレンタル会社、日本通信のb-mobile SIMをIDEOS付きで買いました。

(旧型アンドロイドスマホ)+(通信量制限なし3G回線(ベストエフォート300kbps)200日有効のシム付き)です。

アマゾンで買ったので、17980円でした。

テザリングが出来るのでiPod Touchやノートパソコンも無線LANが使えます。

ベストエフォート300kbpsは、HP表示に関する限り、そんなに遅くない印象です。

主にスキー関係の山の中で使うことを考えています。

機器単体で比較すれば、圧倒的にiPhone(iPod Touch)の方が、できが良いのですが、メールやスケジュールチェックは、IDEOSでも一応出来ますので、このあたりの使い方でしたらテザリングをしなくても大丈夫な感じです。

日本通信、この夏一番お得なテザリング対応スマホ200日SIMが付いたIDEOSを19,800円で新発売

日本通信株式会社は、Android(アンドロイド)スマートフォンIDEOSに、3G通信が200日利用できるSIMが付いたスペシャル・パッケージ「IDEOS 200日パッケージ」を、6月14日(木)より19,800円で新発売いたします。

これ1つ買えば、Androidスマートフォンとしてはもちろん、IDEOSをWiFiルーターのように使えるテザリング機能を活用して、iPod touchやiPad Wi-Fiモデルをはじめとした、さまざまなWiFi対応機器をインターネットに接続することができます。3G通信を200日利用できるデータ通信専用SIM(ベストエフォート300kbps)が同梱されていますので、買ったその日から、ドコモ 3Gエリア内なら全国いつでもどこでもインターネットに接続することができます。家電量販店、インターネット販売店他、b-mobile取扱店で購入でき、契約手続きは不要、契約期間のしばりもありません。

SIMの利用期間は200日ですが、IDEOSはそのままお使いいただけるので、200日経過後は、ご自宅のWiFi環境のみでIDEOSをお使いいただいても、月額1,980円のAmazon.co.jp®限定販売 高速定額SIM、基本料0円SIMや月額定額980円のイオンSIM、カメレオンSIMや音声通話できるSIMサービス他、日本通信の多様なSIM製品・サービスの中から、お客さまのライフスタイルにあわせてお選びいただいても、お客さまの自由です。

この夏、旅行や帰省にあわせてモバイル環境が必要な方、あるいは、普段ご利用のスマートフォンでは移動先でのエリアカバレッジが心配な方、Androidスマートフォンを使ってみたい皆さまに、日本通信からのご提案です。

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平谷でMTBレース初開催 夏のスキー場集客、定着目指す

平谷でMTBレース初開催 夏のスキー場集客、定着目指す

(2012年7月18日)

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マウンテンバイクの4時間耐久レースでゲレンデを走る選手

 マウンテンバイク(MTB)の4時間耐久レース「Super Cycle Enduro MTB in HIRAYA」が15日、平谷村の平谷高原スキー場で開かれた。夏場の集客にとスキー場の運営会社が初開催。初心者から上級者までが自分のペースで楽しめる大会として定着を目指している。

 レースは午前9時開始。ゲレンデ内に設けられたコース約3キロの周回数を年代や競技レベルなどの8クラスに分かれて競った。県内外から37人が参加し、草地を走り下ったり、急傾斜地は押して上ったり。何周か走るとピットインして水分を補給し、再び走りだした。

 東京都八王子市の会社員、白鳥将志さん(37)は、愛知県長久手町と京都市に住む会社の同僚2人と参加。「友情を深めながら、久しぶりにMTBを楽しめた」と話した。

 大会運営責任者の佐藤治史さん(52)によると、舗装路用の競技用自転車ロードバイクの人気が高まっているが、中京方面ではMTBも売れている。中京圏から近い同スキー場に常設コースを設けて大会を定着させたいという。スキー場を運営するみなみ信州平谷リゾート支配人の西川勝則さん(58)は、ロードバイクの大会を一緒に開くことも検討したいとしている。

(提供:信濃毎日新聞)


スキーバブルの頃のスキー場は、冬場に1年分の収入を稼ぐことも可能だったようですが、最近はそうもいかないので、夏場のゲレンデの有効活用が大きなテーマになっているようです。

①お花畑

②牧場

③キャンプ場

に加えて、最近は、

④プラスノー

⑤MTB

を行うところが増えているように感じます。

スキーのオフトレとして考えるのであれば、④プラスノーが一番だと思います。

板のセッティングさえ適切なら、雪上スキーに最も近い運動になります。

今後、マットの改良が進めば、海外に行かなくても1年中練習が出来る環境を作り出せるかもしれません。

GSとSLの常設コースを設けることで、(フリーに加え)年間を通したゲート練習もできます。

日本のアルペンの起爆剤になれる可能性を持ったオフトレ設備だと思います。

また、⑤のMTBも体力、バランス・トレーニングという意味では有効と思います。

オフシーズンの施設活用法として、多くのスキー場で、プラスノーとMTBの導入が進むことを期待します。

オーストリア女子チームの練習写真

<梅雨明け>四国、中国、近畿、東海、関東甲信で

<梅雨明け>四国、中国、近畿、東海、関東甲信で

毎日新聞 7月17日(火)11時26分配信

 気象庁は17日午前、四国、中国、近畿、東海、関東甲信地方でそれぞれ梅雨明けしたとみられると発表した。平年より1~4日早い。太平洋高気圧が強まり、日本海に停滞している梅雨前線が南下しないと予想されるという。
【田中龍士】


記録として。

ぎふ清流国体:炬火、乗鞍を出発 42市町村つなぐリレー

ぎふ清流国体:炬火、乗鞍を出発 42市町村つなぐリレー

毎日新聞 2012年07月17日 02時04分(最終更新 07月17日 02時24分)

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乗鞍岳で事前に採火された火を炬火(きょか)受け皿に点火する二俣友里さん(左)=岐阜県高山市丹生川町の飛騨ほおのき平スキー場駐車場で2012年7月16日、宮田正和撮影

 第67回国民体育大会「ぎふ清流国体」の炬火(きょか)採火式が16日、岐阜県高山市丹生川町久手の飛騨ほおのき平スキー場で行われた。関係者約200人が出席。冬季大会の少年女子スキー大回転で5位となった県立飛騨高山高校3年、二俣友里さん(17)が、採火した火を炬火受け皿にともした。

 式典は当初、北アルプス乗鞍岳山頂近くの駐車場で行う予定だったが、強風と濃霧の影響で採火ができず同山麓(さんろく)に変更。事前に太陽集光方式で採火し、保管していた種火を使った。

 古田肇知事は「47年前と同様に乗鞍から炬火がスタート。心を一つに長良川競技場(岐阜市)までリレーし、人と人、地域の絆を深め、210万県民の心に赤々と火がともるのを期待する」と開式宣言。県内42市町村をつなぐ1560キロの炬火リレーが始まった。【宮田正和】



「東北に力届けたい」 炬火に思い、避難の被災者もリレー

2012年07月17日09:46 岐阜新聞

 高山市で16日始まった炬火リレーで、國島芳明市長とともに初日最後のランナーを務めたのは、東日本大震災被災者の末永賢治さん(56)=同市新宮町=。初日のゴール地点となった同市山田町の中山公園陸上競技場で國島市長と炬火台に火をともし、「このような形で国体に参加できたのは感無量。東北に力が届けられたら」と赤々と燃える炬火に思いを込めた。

 宮城県女川町で洋食レストランなどを営んでいた末永さんは、津波で店舗や自宅が流された。昨年3月に友人を頼って家族全員で高山市へ。同6月には同市国府町で「復興レストラン女川すえひろ」をオープンし、飛騨地域を第二のふるさととして再出発した。

 女川町時代は民宿も営み、2001年に宮城県で開かれた国体の際には選手を受け入れたという。「各県から来た選手や関係者と交流したり、大漁旗を持って応援するなど盛り上がった」と振り返る。国体後も選手が家族で訪れるなど交流は続いた。「第二のふるさとの高山市で、2度目の国体を体験するとは…」と目を細める。

 この日、末永さんは小旗を両手に持ち、炬火を手にした國島市長とともに炬火台までの約50メートルを走り、火をともした。遠く離れたふるさとに思いをはせながら「私も津波で命を落としてもおかしくなかったが、生かされ、さまざまな形で助けられ、ここにいる」とかみしめ、「選手たちには、各地で懸命に生きている被災者たちの思いを感じながら、頑張ってほしい」と願った。


世界の現実と日本の“反原発”の距離感 モーリー・ロバートソン「日本だけ脱原発……って、どうなんだろう?」

世界の現実と日本の“反原発”の距離感 モーリー・ロバートソン「日本だけ脱原発……って、どうなんだろう?」

[2012年07月11日] 週プレニュース

「原発運動は“自壊”する」
今年1月、ツイッターー上でそう予言したひとりの人物がいる。

モーリー・ロバートソン。ミュージシャン、DJなどさまざまな肩書を持ち、国際ジャーナリストとしても活躍中のアメリカ人だ。

いわく、「全原発の即時廃炉」を求める声だけが拡大され、それ以外のことはなかなか口にできない空気に覆われている。二項対立の世界観や話法に呪縛されたこの運動は、遅かれ早かれ“現実の壁”にぶち当たって敗北する――。

関西電力・大飯(おおい)原発3、4号機の再稼働決定後、脱原発運動は拡大しているようにも見えるが、やはり彼は「これは長続きしない」と言う。現在の運動の問題点、そしてグローバルな観点から見た「日本の脱原発」の課題とは?

■海外メディアだってインチキは山ほどある

―今後、脱原発運動はしぼんでいくと予測されていますね。

モーリー はい。脱原発を目指すこと自体は、理想とか将来に向けての目標としては至極健全だと思うんですよ。だけど「やり方」がよくない。脱原発という目的達成のためなら科学的、経済的、現実的な検証をしなくてもかまわないんだ、という空気が定着してしまったじゃないですか。

瓦礫(がれき)は持ってくるな! 悪いのは政府だ! 電力会社なんか潰れてしまえ! あのような怒りに任せた活動が、多くの人の共感を勝ち得るのは難しいですよ。

―そもそも、なぜこうなってしまったんでしょう。

モーリー 事故直後、日本政府とマスメディアの情報発信機能がダメダメになったとき、欧米の新聞は「日本政府は隠蔽(いんぺい)している」という記事ばかりになりました。それはそれで一部事実だったんだけど、そこにつけ込んで妙な情報を発信する活動家みたいな人が現れて、それがどんどん広がっていった。「日本政府は国民を見殺しにしている」的な。

―それに、一般の人々もかなり煽(あお)られてしまったと。

モーリー 日本のマスメディアを疑うあまり、海外のメディアや情報発信者を無条件に礼賛(らいさん)する人もいますが、海外だっていろいろです。それこそあの当時は、世界中のタブロイドやインチキメディア、エセ科学者やトンデモ系ジャーナリストが、あることないこと書きたてて盛り上がっていた。

そういう“飛ばしネタ”を紹介して「日本はもう滅亡するぞ」と言い放つ活動家がいたのには辟易(へきえき)しましたが、意外にもそれがけっこう広がってしまったメディアリテラシーの問題もそうですが、それ以前にもう少し英語のわかる日本人が多ければ、あの玉石混交(ぎょくせきこんこう)を仕分けることができたのかなぁと思います。

―いまだに「日本が滅亡する」と思っている人は少ないでしょうが、そうした言説が広がってしまった影響は今の反原発運動にも残っているような気がします。

モーリー 東電は利権を手放したくないから、みんなをがんにしてでも原発を推進する。マスコミはそれに逆らえない。そもそも原子力は、CIAが正力(しょうりき)松太郎をエージェントとして使って普及させた。原発には「核兵器に転用できるプルトニウムの貯蔵庫」という役割があった……。気づいた頃には、左翼活動の歴史観みたいなものが重なり合ってきました。

仮にその一部が本当だったとしても、「原発依存の上に成り立ってきた豊かな日本」という現実は苦々しくも受け入れなければならない。だけど、多くの反原発派にはその視点がないんです。自分たちは無限に潔白な被害者だ、と。現在の運動参加者の多くは、デモなどに初めて関わる“素人”だと思いますが、

―しかし、その点を指摘すると反発もかなり大きいのでは?

モーリー まあ、その手の人から言わせると、僕は“御用ジャーナリスト”のようです。一応、「疑わしい過去」がありますから。

―疑わしい、とは?

モーリー まず父親のこと。僕の父は1968年から76年まで、広島市の原爆傷害調査委員会に研究医として勤めていました。このことで、僕の言説の妥当性を疑う人がいる。5歳から13歳の頃の父親の職業なんて、まったく関係ないと思うのですが。

あと、僕は原子力業界からお金を受け取って講演したこともある。お金はもらわないと食べていけないので、そこはご理解いただきたいのですが、それでもジャーナリストとして独立性は守りました。原子力推進の話しかさせないという依頼は受けないようにしていたし、実際に講演では原子力業界の“問題”も指摘しました。一方で、僕はガチの反原発派が主催するお祭りにも参加したことがあるんですよ。

―脱原発デモや集会には多くの著名人が参加しています。

モーリー 坂本龍一さんとかね。僕は彼の大ファンで、音楽家としてすごく尊敬しています。しかし、この問題での彼の発言には違和感がある。例えば、彼は即廃炉を主張していますが、廃炉にした場合としなかった場合それぞれの環境リスクとか、科学的な検証をご自分でされているのでしょうか? そうでないなら、それは無責任だと思います。

彼を支持する人たちも、坂本龍一が好きだからといって、その主張を無条件で受け入れていいんですかね? そういう情緒でつながる横滑りって、すっごく安易だと思います。

―その人の知名度や“看板”で決めてしまってはダメだと。

モーリー それと「世界」を知ることが決定的に重要です。例えば、アメリカにはスチュアート・ブランドという60年代から環境活動をしている人がいます。昔は反原発活動家だったんですが、近年、考え方を180度変え、地球温暖化を防ぐには原発しかないと言っている。ガチガチの反原発派がなぜそうなったか。「魂を売ったから」などと短絡的なことを言わずに、その経緯を追っていけばもっと視野が広がると思います。

―世界中が思いを共有しているわけではない。

モーリー 結論から言うと、「一国からの脱原発」は不可能だと思います。今、世界ではどんどん原発が拡散しようとしている。インド、ベトナム、UAE、ブラジル……特に中国では、今後100基以上の原発が建設される予定です。先進国にいるわれわれが、それをただ「けしからん」と言えるでしょうか。石炭燃料で電気をつくり、街は燃費の悪いバイクや車の排ガスで息苦しい。そんな国々に、「このまま頑張れ」と言うことが許されるでしょうか。

石油は戦争をもたらし、北米のシェールガスは掘削による地震や水の汚染リスクが指摘されていて、石炭の健康被害も明らか。そういった問題を踏まえた上で、福島の教訓を生かして世界と対話していかなければ。世界のリアリティを複眼的に、国境の中だけじゃなく外から見ることが必要なんです。途上国の気持ちを無視して、自分たちだけは放射能に汚れたくない……なんていう時代じゃない。今、必要なのは真のエコロジーを語るリーダーだと思います。

―それでも「日本から脱原発を」という声もありますが……。

モーリー 素晴らしい理想。ただ悲しいかな、まったく現実的ではない。本気でエコロジーや人類の幸せを達成したいなら、歴史も経済も科学も無視し、人々を動員して叫んだところで何も解決しない。便利なコンビニの中に立てこもって出てこないようなレトリックじゃ、何も変わらないんです。

(取材・文/コバタカヒト 撮影/高橋定敬)

■MORLEY ROBERTSON (モーリー・ロバートソン)
1963年生まれ、米ニューヨーク出身。父はアメリカ人、母は日本人。東京大学、イェール大学、マサチューセッツ工科大学、スタンフォード大学などに現役合格したが、東大を3ヵ月で中退、ハーバード大学へ。88年、同大卒。現在はジャーナリスト、作家、ミュージシャンとして幅広く活動。著書に『よくひとりぼっちだった』(文藝春秋)など


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科学から見た反原発の問題点 菊池 誠「“御用”のレッテルで科学を殺すな」

科学から見た反原発の問題点 菊池 誠「“御用”のレッテルで科学を殺すな」

[2012年07月03日] 週プレニュース

福島第一原発事故以降、「御用学者」と罵声を浴びせられたこともある菊池 誠教授。それでも彼が発言を続けた理由とは?
あらゆる情報が錯綜し、安全なのか危険なのか、それどころか何が起こっているのかさえよくわからなかった福島第一原発事故の直後、「直ちに健康に影響はありません」という“大本営発表”に心から安心できた人はどれほどいただろうか。そんななか、ツイッターでより正確な情報発信を試みた何人かの科学者がいた。

そのひとりが、大阪大学サイバーメディアセンター教授の菊池誠氏だ。特にインターネット上や週刊誌上で飛び交う、科学的根拠やソースの怪しい危険情報について、彼は「それはおかしい」「真実ではない」と注文をつけ続けた。そんな姿勢に“御用学者”と罵声を浴びせる人たちもいたが、それでもなお発信をやめなかったのは科学者としての責務か、それとも人としての正義感だったのか―。

***

■とんでもないことを言う“専門家”もいた

―菊池先生の原発事故関連のツイートは、かなり大きな反響があったと思います。

菊池 “ニセ科学”の問題点を批判するようなことを何年もやっていて、今回の震災以前からブログなどで発表していました。ですから、ツイッターでの反響には面食らった部分もあります。内容も僕としては特別なつもりはありませんでした。

科学的に見てあまりにもあり得ない話があったら「それはない」と言ったり、当初から科学的な考察をしておられた東京大学の早野龍五(はやのりゅうご)先生とか、KEK(高エネルギー加速器研究機構)の野尻(のじり)美保子先生のツイッターを読むことを勧めたり。

―事故の影響に関して、専門家がもっと自発的に情報発信すべきだったと思いますか?

菊池 本当の意味での原子力の専門家がほとんど表に出てこなかったのは残念でした。もちろん、一部の専門家は事故直後からテレビにも出ていましたが、ご存じのように彼らの安全寄りの予想は外れ、事故は拡大していった。それで彼らが信用をなくしてしまったことが、その後に大きく影響したと思います。

また、容赦なく“御用学者”というレッテルが貼られるようになったことも、彼らが口をつぐんでしまった理由かもしれません。いずれにせよ、初期のつまずきで彼らの意見があまり表に出なくなったのは、われわれにとって大きな損失だったと思います。一番の専門家による専門知識を得られなくなったわけですから。

― 一部には、原子力業界と関係のない科学者についても、少しでも安全寄りな話をするとすぐに“御用”と呼ぶような風潮もありました。

菊池 御用学者という言葉を好んで広範囲に使った人たちやメディアもありました。週プレにも怪しい記事はありましたが、ほかの週刊誌ではもっとひどい記事があった。意見の中身を見ず、その人の社会的立場や結論だけから御用学者と決めつけてしまう。一方で、ものすごくセンセーショナルなことを言う“専門家”をもてはやす。科学者の肩書でも、とんでもないことを言う人がいました

―同じ“科学者”なのに、言うことが全然違う。一般の人たちは当然混乱してしまいます。

菊池 ひどくおかしなことを言っているなぁとすぐにわかるはずのことも信じられてしまいました。例えば、水素爆発を「核爆発だ」とおっしゃる科学者もいた。でも、原子炉の核反応と核爆弾の核爆発がまったく違うのは科学者なら常識です。そういうでたらめなことを言っている、専門家ともいえない国内外の人たちが混乱を助長した面はあると思います。さすがに今は、ああいう極端な話をする人間は信用しなくていいと気づいた方も多いでしょうが、そういった話をいまだに真に受けている方もおられます。

―一般人にも“科学的思考”が必要ということでしょうか。

菊池 知識は力になります。難しいことはいらないので、基本的なところを少し勉強してみてほしい。放射能のリスクについても、危険か安全かの話の前に、まず放射線とはどういうものかを少し知る。遠回りに感じるかもしれませんが、それが役に立つと思います。自分の感覚的な価値観だけで結論を決めて、「とにかく危険」という話しか耳に入れない人も少なくない。でも、基本的なところを理解すれば、怪しい話かどうかは見分けられるはずです。

それとメディアの報道。両論併記さえすれば、それでバランスが取れると考えるのかもしれませんが、科学的な重みの違いもあわせて書いてほしい。さっきの核爆発にしても、そういう意見を言う自称“専門家”もいるにはいますが、科学的な重みでいえば「99対1」くらいで無意味です。でも、その差を言わなければ「50対50」に見えてしまい、実態とかけ離れた印象を与えてしまう。中途半端な両論併記は、かえって読者の適切な判断を妨げると思います。

―今の福島の状況についても、本当にいろいろな説が出回っています。

菊池 あれだけの放射能汚染があったわけですからリスクはあります。例えば福島市や郡山(こおりやま)市に住むなら、小さいとはいえ、明らかに放射能によるリスクが増している。ただ、事故から1年以上が経過し、綿密な調査によって、例えば子供たちの内部被曝が当初心配されていたほどではないことなどがわかってきました。

ところが、一方で福島の被害を大きく見せようとする人たちもいる。一部の先鋭化した人たちは今も「子供が住むべき所ではない」と声高に叫んでいます。彼らは正義感でやっているわけですが、だからといって事実ではないことを吹聴するのが許されるとは思えない。危険を強調したほうが人々のためになると言う人もいますが、小さいリスクを「大きい」と叫ぶことの弊害も決して小さくありません。住むか住まないかは各個人の判断を尊重すべきです。

―彼らは、放射線量について行政側の発表を信じていません。

菊池 側溝など放射性物質がたまりやすいとわかっている場所を測定すれば、極端に高い数値も出ます。でも、そこをわざわざ測って「こんなに高い!」と言っても意味がないんです。そこに住んでいる人にとって本当に必要なのは、側溝ではなく現実の生活空間そのものに即した情報です。動機は正義感かもしれないけど、放射能の危険を強調するために使えそうな情報を選んでいるだけでは、あまりにも無責任です。

正義の目的があり、その達成のためなら福島に住んでいる人がより不幸になっても構わないと考えているようにさえ見える。震災がれきの受け入れ問題でも、被災地の現状に目を向けているようには思えない。彼らは否定するだろうけど、結果として被災地をさらに不幸にしてしまっている。脱原発運動はいいのだけど、そういうおかしな正義感に基づいた運動では、決して被災地のためにも誰のためにもならないと思います。

―一部、先鋭化した反原発派から“御用学者”となじられても発言を続けてきた理由は?

菊池 責任感とか正義感ではないですね……。大したことも言っていないと思います。ただ単に、変な話が流布(るふ)するのが嫌なんです。それによって傷つく人や差別される人がいるのが悲しい。昨年の3月11日に津波の映像を見て以来、1年以上ずっと気持ちは晴れません。原発や放射能のことしか考えていない人たちに、こう問いたい。震災と津波で多くの犠牲者が出たことを、本当に覚えていますか?

(取材・文/コバタカヒト 撮影/高橋定敬)

■菊池 誠(きくち・まこと)
1958年生まれ。東北大学理学研究科物理学専攻修了(理学博士)。大阪大学サイバーメディアセンター教授。「ニセ科学フォーラム」実行委員。著書に『科学と神秘のあいだ』(筑摩書房)、『信じぬ者は救われる』(香山リカ氏との共著・かもがわ出版)、『もうダマされないための「科学」講義』(計5名の共著・光文社新書)などがある


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子供が小1の冬に家族でスキーを始め、すっかりその魅力にはまっております。小4から地元のスポーツ少年団に所属し、競技スキーを始めています。(現在中3)
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(2009年7月25日開設)


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