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ジュニアアルペン競技とスキー全般についての情報ブログです。

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W杯回転で佐々木が16位 湯浅・皆川も五輪へ前進

<W杯回転で佐々木が16位 湯浅・皆川も五輪へ前進>

2009年12月21日23時41分

アルペンスキーのW杯は21日、イタリアのアルタバディアで男子回転第2戦を行い、日本勢は佐々木明(エムシ)が合計1分51秒58の16位に入った。湯浅直樹(スポーツアルペンク)は1分52秒23の23位で、皆川賢太郎(竹村総合設備)は1分52秒52の24位。3選手ともバンクーバー冬季五輪代表選考の基準の一つである今季のW杯30位以内を満たし、五輪出場へ第1関門を突破した。

 今季第1戦を制したラインフリート・ヘルブスト(オーストリア)が1分49秒31で今季2勝目、通算7勝目を挙げた。(共同)


佐々木
16位に入った佐々木明=飯塚晋一撮影
(asahi.comより引用)



FIS
WCアルタバディアの結果
(FIS Alpine Resultsより引用)

SAJが定めたバンクーバーオリンピック出場の選考基準を3人ともクリアしました。

佐々木選手が調子を上げているようです。

ブログ(12月22日)でも佐々木選手らしい総括と意気込みを語っています。

湯浅選手、皆川選手も結果を出し始めました。

現在、SL男子のオリンピック出場枠は2人のようです。

1月のワールドカップあるいはヨーロッパカップで日本勢のSLランキングを現在の40位台から30位台に上げることができれば、出場枠が3人に増えるようです。

fis2
FISポイント
(2010 5th FIS points list 2009/2010 Valid from 03-12-2009 Valid to 23-12-2009より引用)


現在のFISポイントリストです。

3人が仲良く並んでいます。

何とか3人とも出場できるよう残された試合をがんばって下さい。


女子に関しては、国別の枠が1人あり、それを増やす状況に至っていないようです。

ナショナルチームの星、長谷川、湯本、花岡の各選手に加え、清澤選手が個人でワールドカップに挑んでいます。

何とか2本目に進み、あわよくば上位に食い込めるよう期待しています。



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ブリザック REVO GZ レポート

<ブリザック REVO GZ レポート>

10月末、夏タイヤからブリザックREVO GZに交換し、2ヶ月近く走りました。これまで使用したタイヤも含め簡単なレポートをしてみます。

現車は、トヨタの1500ccFFセダンです。購入して4年目になります。(買ったときにはこの車で冬山に行くとは思ってませんでした)

過去3シーズンはトーヨータイヤのガリッドG30を履いていました。

その前は、秋田、福井に住み1800cc、2000ccのセダンを乗り継いでいました。タイヤはブリザックMZ-01, MZ-03でした。

さらにその前は、米国シアトル、シカゴ、ボルティモアをスパイクタイヤ(メーカーは忘れました)で走っていました。

1,スパイクタイヤ

アメリカの冬は寒く、ボルティモアでも零下20度ぐらいになります。池の氷は数ヶ月間凍りっぱなしになります。

降雪も時々ありますが、除雪、融雪が完璧に行われることから、アメリカ人は通常タイヤ交換をしません。

ただし、標準でマッド&スノーと呼ばれる(日本でいう)オールシーズンタイヤが付いてきます。

私たちは、冬でもあちこち車で出かけていたため、安全を考えてスパイクタイヤに代えていました。

真冬にシアトルからロサンゼルスまで車で行った時に、夜ポートランドを通過したのですが、高速道路が凍り付き4WD車が(昔のいすゞジェミニのCMのように)前後でくるくる回る状況になっていました。

至る所で多重衝突事故が起こり、救急車を求める叫び声で地獄のような状態でした。

オールシーズンタイヤは、アイスバーンには全く無力であると思い知らされました。

私たちは、スパイクタイヤでしたので問題なく走行できていました。

途中でロッキー山脈を超えたり、他の機会にカナディアンロッキーにも行きましたが、きわめて安定していました。

走行能力としては、スタッドレスタイヤの上に金属チェーンを巻いた状態に近い印象です。(ただし、振動はほとんどなく、スピードも出せます)

ちなみに、スパイクタイヤの規制はありませんでした。


2,ブリザック MZ-01, MZ-03

それぞれ3-4シーズン履きました。

スパイクタイヤは確実にグリップしますが、スタッドレスは基本的に滑ります。

もちろん普段からグリップ走行を心がけていますが、多少滑りながらでも安定走行ができる技術が経験から身につきました。

圧雪路、シャーベット路はMZ-01, MZ-03とも問題ありませんでした。

乾燥路は、どちらも柔らかく、腰砕けの印象でした。

アイスバーンに関しては、MZ-03の方がグリップが良かった印象を持っています。

MZ-03は、当時としては、かなり良くできたタイヤだと感じました。


3,トーヨー ガリッドG30

かなり柔らかめのタイヤでした。

1シーズン目は、非常に良かったのですが、経年劣化が大きいと感じました。

3シーズン目は、溝は十分残っていたものの、山で滑りまくり、今回の交換に至りました。

スキー場に行くまでに高速道路を多用していたため、メーカーが想定する使用形態に合わなかったのかもしれません。

ただし、凍結路以外は特に問題ありませんでした。


4,ブリザック REVO GZ

新品ということもあり、上林からの志賀高原への上りも、凍結があっても安定しています。

乾燥、圧雪、凍結、シャーベットを走りました。

熊の湯からの帰りに一の瀬からの合流手前の右カーブでオーバースピードでABSが作動したことと、駐車場で停止しようとした時にやはり作動したことを除けば、きわめて安定しています。

現車のABSがきちんと効くこともあり、不安はありませんでした。

高速道路での乗り心地やカーブで横に振られた時の感覚は、柔らかい夏タイヤに似ています。

(REVO1-3はわかりませんが)MZ-03の乾燥路レベルを上げた正常進化型という感想です。

深雪は経験していませんので、走行する機会がありましたらまた報告いたします。


スタッドレスタイヤを世代間比較した場合、技術の進歩は確かにあると感じました。

ただし、その差はスパイクタイヤとスタッドレスタイヤとの差ほどではなく、基本的にどのスタッドレスタイヤも滑るものと認識しておいて間違いありません。

一の瀬へのトンネル入り口付近での事故も目撃しました。

上りの途中で動けなくなっている車もいました。

スタッドレスタイヤを過信せずに、スピードを控えて安全運転でお願いします。(そして是非金属チェーンもお持ち下さい)



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スキー場の天気、アクセス路の道路状況

<スキー場の天気、アクセス路の道路状況>

今週前半からの寒気は、東北、上信越、北陸の日本海側で大雪を降らせている一方、湯沢や群馬のスキー場では思ったほどではないようです。(18日夜からはかなり降っているようです)

どうせ雪山に行くのでしたら、前夜新雪が積もった後の晴れた日に行きたいものですね。

皆さんも、天気予報とにらめっこをしながらスケジューリングをされていることと思います。

一喜一憂するのもまた楽しいものです。(関係者は大変だと思いますが・・)

今回は、天気情報、道路状況のサイトについて少し書いてみたいと思います。

1,気象庁

気象庁

もちろん外すことはできません。

地図をクリックすることで、より詳細な情報を得ることができます。

右の一覧から、週間天気予報や天気図、気象衛星画像などを見ることができます。

2,weathernews

ウエザーニュース

日本地図から、見たいスキー場の地域を選んでいきます。

ウエザー2

地図上に、オープン状況が色表示されており、オープンしたか、どの程度滑れるか簡単に知ることができます。ここでは、志賀高原エリアを選んでいます。

wn2

クリックするとスキー場ごとの予想天気、気温、これまでの積雪情報を見ることができます。

天気のみならず簡単なゲレンデ紹介やアクセス案内、コース・料金ガイドなども見ることができ、とても便利なサイトです。

予報の精度はかなり高い方だと思いますが、やや気温を低めに予想する傾向があるので、雪の予報でも実際には雨の場合もあります。

携帯からも見られるようです。

3,snow-forecast.com

weatherforeast.com

例えば、苗場の予想天気を示しています。

左上のプルダウンメニューから地域、スキー場を選びます。

世界中のスキー場の天気を、スキー場上部、中部、下部に分けて見ることができます。(上部メニュー赤表示の6日間予報を除き登録が必要です)


4,weather.unisys.com

ユニシス1

9面天気図を示します。

左上が2日後(明後日)で右下が10日後の予想になります。

850mbのチャートで、5000フィート(1500mぐらい)の高度の予想気温です。

水色ー青-紫ーこげ茶ー茶色ーオレンジー黄色ー緑

の順に気温(摂氏表示)が低くなります。

画面中央右に日本の輪郭があると思いますが、紫色以下であれば雪が降る気温になるという見方をします。

10日後の気温を低く予想し、近づくにつれて高温側に修正されることがしばしばあります。

直近の予想は、かなり精度が高いと感じます。

ユニシス2

画面上部のTIMEから、見たい日にち、時間の予想図を選ぶことができます。

色表示の気温と摂氏との対応が左下のチャートに示されています。

湯に3

北極を中心とした9面図(500mb)です。

画面中央左上に、日本があります。

うに4

拡大してみると輪郭がわかると思います。

ただし、情報内容としては東アジアの図と同じです。

5,新潟ライブカメラ

新潟

実際に車で行こうとする場合、道路の積雪状況が気になると思います。

湯沢方面の主なライブカメラの画像を集めたアドレスです。

作者は不明ですが、感謝して引用させていただきます。

6,白馬方面ライブカメラ

白馬ライブ

白馬方面の道路積雪状況がわかるライブカメラです。

左の地図から見たい地域を選んで下さい。

7,スキー場のライブカメラ

各スキー場のHPにライブカメラがリンクされている場合があります。

例えば、志賀高原では10カ所以上の状況がわかります。

しが

軽井沢スキー場では、軽井沢スキー学校のライブカメラがくりの木コース下部、センターハウス前を写しています。

軽井沢ライブ

このカメラは、積雪よりもむしろ混雑状況の確認に有用かもしれません。



うまくいかないこと

<うまくいかないこと>

12月5日(土)は、志賀高原高天ヶ原マンモススキー場で練習でした。

地鎮祭

丁度スキー場開き祭があり、大賑わいでした。

練習が終わり、湯田中に戻った時に電話があり、身内が緊急入院したとのこと。

翌日の練習はキャンセルし、すぐに群馬に戻りました。

そのまま病院で亡くなり、通夜、葬式、その後の諸手続で、悲しむいとまもありませんでした。

本来ならば12日-13日も謹慎していないといけないところですが、何とか練習だけは参加したいと考え、一の瀬ファミリースキー場で、フリースキートレーニング。

13日の練習が終わったところで、転んだ時に打った肩が痛いとの訴え。

本日(14日)妻が整形外科に連れて行ったところ、亜脱臼で3-4週間左肩を動かしてはいけないとの診断でした。

昨シーズン、2月に表万座スノーパークで転んだ時に左鎖骨骨折、左肩脱臼をしたところが、はずれやすくなっているようです(この時も1ヶ月間スキーを中断しました)。

肝心の冬休みに練習ができないとは・・・。なかなかの状況です。

ファミリー
12日の一の瀬ファミリースキー場の様子。
下部のみオープンしています。
修学旅行生が多く、バブルの頃のような賑わいです。
リフトを2本動かし、修学旅行用と一般用に分けていたため、リフト待ちはそれほどなかったようです。

横手
横手山第2スカイリフト降り場からの北アルプスの風景。
日曜日は、子供が練習している時に、横手山、熊の湯を妻と2人で滑っていました。
曇り、たまに晴れの天気で、気温が上がらず良い雪でした。
横手は、第2リフトの上の方はさらさらでした。
中級コースと迂回コースを滑ってみましたが、迂回コースは部分的に雪がないところがあり注意が必要です。
熊の湯も、前回のぼこぼこ状態は解消され、とても滑りやすくなっていました。
私も多少はスキーの勘も戻ってきたみたいです。



嬉しいニュースと悲しいニュース

<嬉しいニュースと悲しいニュース>

佐々木明が11位=アルペン欧州杯

 アルペンスキーの欧州カップは3日、フランスのバルトランスで男子回転が行われ、佐々木明(エムシ)がトップから2秒26遅れの合計タイム1分42秒30で日本勢最高の11位に入った。湯浅直樹(スポーツアルペンク)が1分42秒69で15位、大越龍之介(東海大)は22位、皆川賢太郎(竹村総合設備ク)は24位、石井智也(東海大)は44位だった。

12月4日1時4分配信 時事通信

Yahooニュースより引用
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091204-00000008-jij-spo

これを切っ掛けに、何とかチームとして上昇気流に乗ってもらいたいです。


事故:ボーダーと衝突、スキーヤー死亡--丸沼高原 /群馬

 2日午後3時20分ごろ、片品村東小川の丸沼高原スキー場で、スキーをしていた東京都江東区亀戸1、無職、碓井庸夫さん(72)と、スノーボードの東京都練馬区中村3、会社員、井村友美さん(27)が衝突した。沼田署によると、碓井さんは間もなく死亡、井村さんもあごの骨を折るなどの重傷を負った。

 同署などによると、現場は「バイオレットコース」(全長621メートル、最大斜度17度)と呼ばれる初中級者コース。事故当時は晴れで視界は良かったという。【鳥井真平】

毎日新聞HPより引用。
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20091203ddlk10040179000c.html

亡くなられた碓井さんは、昔国体SLで優勝され、現在もマスターズで活躍されていた方らしいです。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。

また、井村さんのケガからの早期の回復を願っております。

事故状況がはっきりしませんので何とも言いようがないのですが、十分に気をつけていても接触する可能性はあり、最悪死に至ることもあるスポーツということを再認識する必要があると思います。

以下は、一般的な話になりますが、

1,ボードとスキーでは、滑走ラインが異なること。

2,横乗りのボードは背中側に死角ができること。

3,(特にボードでは)逆エッジによって転倒し、頭を打つ頻度が高いこと。

4,エッジが1本のボードは、急制動が難しいこと。

を両者が認識した上で、

1,混んでいるゲレンデでは、過剰なスピードを出さない(一部のレーサーに見られます)。

2,ヘルメット、プロテクターを必ず着用する。

3,傷害保険に必ず入る(可能であれば複数入った方が良いと思います)。

をするべきではないでしょうか?

危険を防止するためのルールとしては、

1,後方滑走者の前方注意義務

2,滑り出し時の後方確認

3,コース中央付近での座り込み、立ち止まりの禁止

は、よく言われていることと思います。

それ以外にも、気持ちよく滑る(スキー場で過ごす)ためのマナーとして

1,上級者は、子供・初心者に注意を払う

2,決められた場所での喫煙

3,飲酒滑走をしない(中高年に多い気がします)

4,リフト待ち時の割り込みをしない(ベテランスキーヤーとジュニアレーサーに多く見られます)

5,混んだ時のグラトリ、コース外からの(壁などを使った)飛び込みはしない(これは、ボーダーですね)

を守りましょう。基本は、思いやり、譲り合いだと思います。

ヘルメットに関しては、ボードでは上級者は着けていることがありますが、初心者はほとんどかぶっていないようです。

下手なのに上級者みたいでかっこわるい、目立ってしまって恥ずかしいという気持ちかもしれませんが、初心者ほど必要なものと思います。

特にパークに入る場合はスキー場はヘルメットの着用を義務づけるべきと思います。

最近では、ボード世代も親になっています。両親共にスキーを経験していない場合、子供にもボードを選択させることが多いようです。かわいらしい帽子をかぶった小さな子が、何度も転倒し頭を打っている場面を見ています。

ボクシング選手によく見られますが、パンチドランカーと呼ばれる脳の高次機能障害があります。頭に、繰り返し衝撃を受けた結果、引退後にいろいろな症状(頭痛、記憶障害、集中力障害、知能障害、人格障害など)が現れます。

現在のところ、幼児期のスノーボードによる頭部衝撃の影響に関する報告はなさそうですが、やはり避けておいた方が良いことと思います。

子供にスノーボードをさせるのであれば、必ずヘルメットをさせましょう。

スキーヤーでは、レーサーはほぼ着用していると思います。

個人的には、小学生以下については、転倒リスクのみならず他者や構造物などへの衝突の可能性も考え、全員に義務づけた方が良いと思っています。

少なくとも後遺症が残るような重大事故は、ヘルメット(とプロテクター)の着用によりかなり減ると考えています。

技術選で着用の話もあるようですし、模範となるべきベテランスキーヤー、ボーダー(例えばデモンストレーター、インストラクター、指導員など)は、ヘルメットを率先して付けるべきと思います。

シートベルトの義務化の時に「自分が怪我をするだけだ。なぜ取り締まる。」という意見があったと思いますが、同じ状況かと思います。

自分が困るだけでなく、回りに迷惑をかけ、ひいては社会・経済的な損失につながります。

以上、危険回避の方策、事故時のダメージの軽減、ダメージに対する補償、気持ちよく滑るためのマナーについて、思いついたことを書いてみました。


ジュニアレーシングチームについて

<ジュニアレーシングチームについて>

今回は、ジュニアレーシングチームに関する現状と課題について、率直に書かせていただきたいと思います。

微妙な問題もありますので、不快に感じられましたらお詫び申し上げます。


大会を目的とする場合、ポール練習が必須になります。

スキー場のスクールレッスンのバリエーションとしてポールレッスンを設けているところもありますが、本腰を入れて上位を目指そうとする場合、レーシングチームに所属するのが近道と思います。

レーシングチームには、商業ベースのチームと地域ベースのチームがあります。

1,商業ベースのチーム

ポール(ゲート)練習ができるスクール」に挙げたようなチームです。

プロコーチが指導するレーシングチームで、地域的制約はほとんど無く、通うことができれば所属可能です。

コーチの経歴としては、元日本代表の方が多いですが、現役時代は目立っていなくてもコーチ業として頭角を現してきた方も少なからずいます。

特定のスキー場に常設されたスキースクールをベースにしている場合と販売店やチューンナップショップをベースにしている場合が多いようです。

スキースクールの場合は、苗場や海和スクールのように、一般レッスンと別にレーシングチームを設け、ポールを中心とした練習を行っています。

レッスン内容は、チーム(コーチ)の性格・方針を反映し、スパルタ系のチームから個性尊重型のチームまで様々です。

練習への参加形態に関しては、ほぼそのチームのメニューに沿って練習を行っていくタイプから、キャンプごとに参加選手を募っていくタイプまであります。

以前も書きましたが、5-12万円程度の会費制で、シーズンサポート、あるいは年間サポートを行っていくチームは、比較的メンバーも固定されます。一方、都度参加のチームですと、宿泊を伴わない限りお互いに良く知らないままキャンプが終了します。

後者は、社会人や大学生など、自分の都合に合わせて参加したい選手に向いたキャンプ形式だと思います。コーチと個々の選手(あるいはクラブ)のつながりの中で、練習を行っていくことになります。

いわばコーチと選手は、対等に近い関係性を持ち、スキー技術・知識に関してプロコーチから教わっている形です。従って、体育会的スパルタ練習は成り立ちにくく(マッコスクールは例外か?)、選手は基本的にはお客さんとしての立場を維持することができます。

一方、年間(シーズン)サポート形式のチームですと、コーチと選手のみの関係だけでなく、選手同士のつながりも深くなります。チームとしてのまとまり、一体感が生まれやすくなると思います。

同じメンバーが練習に参加するようになるため、(特にジュニアの場合は)コーチは、スキー指導のみならず、生活指導の役割も求められます。

子供を長時間預かる形になり、その間の生活・勉強の管理もすることから、コーチと選手間の対等な関係性は成り立ちにくくなります。

また、選手同士も集団生活を行うことになり、わがままは言いにくく、自立心が求められます。

2,地域ベースのチーム

私の住む群馬県もそうですが、多くの雪あり県では、スポーツ少年団など地域ベースのスキーチームが組織されています。

多くは、県連の所属団体である地域のスキー連盟やクラブが活動の一形態として行っているものです。

ちなみに群馬県スキー連盟には47の所属団体があります(官庁や企業のクラブもありますが、ほとんどが地域ベースです)。市や町は統合により数が減っていますが、地域団体は必ずしもこれと歩調を合わせてはいないようです。

基本的にボランティアベースで運営されているため、コーチは地域に住んでいて、他に本業を持つアマチュア(元経験者など)が行っています。

県南部の雪なし地域の場合ですと、スキー人口の減少が顕著で、まずはスキー教室などの普及活動を行わざるを得ない状況です。

また、ボランティアベースで指導を行っているため、仕事が休みの日に指導を行うしかなく、そもそも本格的なレース経験を持ち、指導を引き受けていただけるコーチを探すこと自体が難しい場合もあります。

従って、本格的にレースを行っているチーム(地域)もあれば、スキー教室が主要な活動であるチームもあり、地域(指導者)によって様々です。

県主催のレースのうち、いくつかの大会は各市などのスキー連盟(クラブ)を通しての登録が必要になるため、出場するためには地域チームへの所属が必要です。

所属する地域のチームがレースに力を入れていない場合、他地域のチームに所属を変更するか、商業ベースのチームで練習するかしか選択肢がなくなります。

所属変更もレースが地域対抗の性格を持っていることからなかなか難しい場合が多く、商業チームとの2重所属(時期によって練習するチームを変更する実質的な2重所属、あるいは練習は一貫して商業チームで行い大会のみ地域チームから出場する形式的な2重所属)を行わざるを得ません。

地域ベースで組織化してはいるものの、数少ない選手の個別ニーズに応えられなくなっている現状があると思います。

地域ごとに細分化されたチームを集約化することで所属選手とコーチの数を増やし、選手からのニーズをまとめるとともに、これに対応できるスタッフのマンパワーを確保する必要があるのかもしれません。

東京や埼玉などはこうした地域チームが無いようなので、最初から商業チームに所属することになると思います。

3,ジュニア育成に関する課題

根底には、ブームが去ったことや経済的事情、価値観・志向の変化によるウインタースポーツ人口の減少があると思います。

加えて、スノーボード、フリースキー等の台頭による滑走様式の多様化があると思います。

また、多様化の背景には、楽しいことをしたい(辛いことはしたくない)という価値観の変化があり(昔はこうした本音は、公言しにくい雰囲気があった)、合わせて体育会的上下関係が毛嫌いされている側面があると思われます。

以前のような、競技スキーがスキーの頂点というような感覚もなくなり、報道などもスキー関係ではモーグルなどが多いですし、ウインタースポーツ全体で言えばフィギュアスケートに人気が集中しています。

競技スキーなどは、地味な基礎練習の積み重ねが必要ですし、その過程で上下関係も経験する場合があるでしょう。何より真剣すぎてかっこわるいという扱いのようです。

ジュニアレースの結果を見ても、出ているメンバーは固定されているように感じます。

練習段階からして、キャンプに参加するジュニアも固定されています。

人口30万強の市に住んでいますが、県連に競技者登録をしている小中学生は、20人ほどです。

同じジュニアが、都合に合わせてあちこちのキャンプに参加している状況で、その子供たちをチームが引っ張り合っています。

将来を考えると、何とかスキー人口が増え、競技人口も増えてもらいたいと思います。

うちの子供の場合ですと、1回目は滑れなくてつまらなかった、3回目ぐらいから面白くなった、と言っています。

ある程度滑れるようになり、面白く感じるまで、継続的に安価にレッスンを受けられる仕組みが必要かもしれません。

同時に、国際レースで勝てるような、スーパースターが出現することを願っています。

最後とりとめが無くなりましたが、ジュニアレーシングチームを巡る状況について、私見を書いてみました。



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アルペン主要情報

<主要サイト>
全日本スキー連盟(SAJ)
アルペンチームジャパン
国際スキー連盟(FIS)
ナスターレース協会
日本職業スキー教師協会(SIA)
WeatherNews(スキーCH)
日本気象協会(tenki.jp)
ドラぷら
2014-2015 スキー用品カタログ

<2014-15 アルペンルール>
2014/15アルペンポイントルール日本語版
アルペン競技:各種ルール等について
SAJポイントに関する ルール等について

<2014-15 大会日程>
FISワールドカップ
SAJ公認大会(11/20現在)
ナスター公認大会
(参)FIS開催大会のカテゴリー

<2014-15 主要大会>
2月5-8日
全国中学校スキー大会(大鰐温泉)
2月6-10日
全国高校スキー大会(花輪)
2月20-23日
ぐんま冬国体スキー大会(尾瀬岩鞍)
2月26-28日
全日本Jrスキー選手権大会(雫石)
3月7-8日
ナスタージャパンカップ(苗場)
3月17-20日
全日本スキー選手権大会(苗場)
3月27-30日
ジュニアオリンピック(ほおのき平)

<アルペン・マニュアル>
YOUTH AND CHILDREN'S SEMINAR
正しい育成方針とは何だろう?
アルペンレーサーとして成功するには?
米国・ジュニア育成の取り組みの凄さ
米国・アルペンジュニア育成マニュアル
The USSA Training Systems (1)
The USSA Training Systems (2)
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The USSA Training Systems (4)
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SkillsQuest (1) 概要
SkillsQuest (2) Why SkillsQuest?
SkillsQuest (3) Activities by Phase
SkillsQuest (4) Skiing Skills Assessment
SkillsQuest (5) Conditioning Assessment
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米国・アルペンコーチングマニュアル
カナダ・アルペンジュニア育成マニュアル
カナダ・ジュニア育成マニュアル (1)
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カナダ・Drills and Exercises

<トピックス>
スキー滑走の「許容範囲」と「基準範囲」
クロスカントリースキーでアルペン
Loveland Ski Club Fall Lane Training
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最近は、「スキーをたわます」ばかり。
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シフリン 滑りの分析
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Lindsey Vonn's Top 5 Training Tips
Ted Ligety | P&G Thank You, Mom
シフリンの育ち方
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2014シーズンのマテリアル(SAJ)
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佐藤久哉 vs 岡田利修「競技と基礎」
トッポリーノ大会優勝者のその後の活躍
ジュニアレーシング板、ブーツ選びの基準
ラディウス規制に関する個人的意見
「2010ウィスラーカップレポート」について
メンテナンスの手順
実践チューンナップ(安藤さん)
チューンナップ講習会(伊東裕樹さん)
スタートワックスの使い方(片岡さん)
大会のためのワックス選択
ワックス入門(本ブログの最初の記事)

<基礎練習動画>
BMA:Tips with Mikaela Shiffrin
子供に学ぶスキーの基本技術
Snow stars Lvel 1-6
Ski Racing Technical Drill for U12
Angulation and Pole Plant drill
U16 Fundamentals Camp
アルペンスキー基本練習
Ski Racing Drills
ジュニアがお手本にすべきWC選手は?
ミカエラ・シフリン トレーニング動画
ライヒのフリースキー動画
ヤンカのドリフト技術

<WC選手の滑り>
Mikaela Shiffrin wins first Giant Slalom
プレイバック 2014: Men's Slalom
Mikaera Shiffrin New Age 2014
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リゲティ クラニスカ・ゴラの滑り
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Ted Ligety training in Portillo 2012
Ted Ligety Training on Sochi GS Hill
Ted Ligety Amazing GS Run
カナダ女子SLトレーニング
リゲティGSフォームの分析
ピントロー、本人が選んだGS, SL, SG
2012 ソルデンWC男子GS完全版
2012 ソルデンWC女子GS2本目
2013世界選手権男子GSハイライト

<その他動画>
Didier Cuche, le come-back?
Felix Neureuthers Highspeed Orchestra
Alpine Skiing (Remi GAILLARD)
Bode Miller
The Best Of Sochi 2014 Olympics
Power combined with speed
総督閣下が新レギュレーションにお怒り
ボード・ミラー 面白?動画集
スビンダル9歳の滑り
ヒルシャー 16歳の滑り
ヒルシャー 14歳の滑り
Ligety - On The Quest For Glory
リゲティ GSフォームの変遷
GSスキー形状による滑走フォームの変遷
往年の名選手達の滑り

<スキー理論>
米国男子ヘッドコーチインタビュー1
米国男子ヘッドコーチインタビュー2
岩谷高峰「トレーニングを再考する」1
岩谷高峰「トレーニングを再考する」2
岩谷高峰「トレーニングを再考する」3
岩谷高峰「トレーニングを再考する」4
岩谷高峰「トレーニングを再考する」5
上林卓司「センターポジション」1
上林卓司「センターポジション」2
上林卓司「センターポジション」3
上林卓司「センターポジション」4

<技術解説本・DVD>
皆川賢太郎DVD
皆川賢太郎 スキー完全上達
皆川賢太郎 最速上達メソッド
浦木健太 GSテクニック
吉岡大輔 落とすGSテクニック
生田康宏 トップアルペンテクニック
竹節一夫 アルペンテクニック

<トレーニング論>
アスリート達は本当に速くなっている?
究極の鍛錬
俊敏性練習は、俊敏性を向上させるか?
「良いトレーニング、無駄なトレーニング」
「ゴールデンエイジ理論」の不思議
運動能力と遺伝、環境
筋収縮とエネルギー

<学ぶということ>
○科学的方法論
「仮説演繹法」再び。
アイスクリームを食べると、水死する?
科学的方法論のエッセンス
○学問のすすめ
米大学における多面的・総合的な評価
稲盛和夫「伸びる人、立派になる人、いらない人」
U.S. News Best Global Universities
いま注目されるリベラルアーツ教育
いちばんやさしい教える技術
人材育成の実践
新たな高等教育機関の制度化
快楽の人生、充実の人生、意味のある人生
全てリクルートから学んだ
創造性を発揮するには?
ノブレス・オブリージュ
大学入試成績と入学後の成績
修正版:博士が100人いる村
教えるということ
のめり込む力
ダニエル・ピンク:やる気に関する科学
ダン・アリエリー:仕事のやりがい
人間万事塞翁が馬:山中伸弥
人生はその時の最適解の積み重ね
量は質を生む
高い山を築くなら、裾野を大きく広げよう
最初の3年で仕事人生の大半が決まる説
根拠なき自信
ノブレス・オブリージュ
中高生のための勉強法
自分の頭で考え、勇気を持つこと。
頑張ったらご褒美があるメンタリティ
自浄作用
いじめについて
タイガーマザーと文武両道

<その他>
インプレッサ路肩から這い上がる
美味しいコーヒーの入れ方
身近なコーヒーあれこれ
スーパーで買える美味しいコーヒー
辞めたくても辞められない
外食産業が日本を滅ぼす?
シナノ:なつかし写真コンテスト
福井県立歴史博物館:昭和のくらし
解放値の計算

<大会ルール(和訳)>
FIS競技用品規格
アルペンスキー国際競技規則(2010-11)
同 決定事項及び指導事項(2010-11)
アルペンポイントルール(2010-11)

<ポイント関連>
ポイントとは?
SAJ ポイントリスト
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プロフィール

ジュニアスキー

Author:ジュニアスキー
子供が小1の冬に家族でスキーを始め、すっかりその魅力にはまっております。小4から地元のスポーツ少年団に所属し、競技スキーを始めています。(現在中3)
ジュニアアルペン競技の情報ブログとしてスタートし、最近ではスキー全般、その他に関する話題も扱っています。
上欄のカテゴリから興味のある話題をお選び下さい。
(2009年7月25日開設)


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