ジュニアスキー

ジュニアアルペン競技とスキー全般についての情報ブログです。

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子供にスポーツをさせる親が注意すべきこと

子供にスポーツをさせる親が注意すべきこと

Kindleで、片田 珠美さんが書かれた「他人の意見を聞かない人」(角川新書)を読んでいたところ、なるほどと思った箇所があったので、ご紹介します。

親は、十分注意しなくてはですね。

興味を持ったら原文を読んでみてください。

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著者は、フロイト系の方なのでしょうか?

状況分析はそうかもしれないと思いますが、理由が「少子化、核家族化」というのは、推測と言うことでしょうね。

豊かになって、子供への要求ハードルが上がったのかもしれませんし。

SNSの普及が、自己愛の大きな人同士を巡り合わせているのかもしれません。

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天才アスリート世界への階段

天才アスリート世界への階段

テレビ東京 2015年1月1日(木)夜11時00分~深夜0時30分

日本テニス界の歴史を変えた錦織圭。彼の飛躍の裏にあった「勝利の方程式」とは?さらに「第2の錦織」育成術を大公開!!これを見れば東京五輪で子供をメダリストにできる!?

テニス錦織圭
超天才アスリートは如何に創造されたのか?14歳でアメリカに渡り、アスリートのエリート養成学校「IMGアカデミー」に留学した錦織圭。アガシやシャラポワも育った名門でテニスに没頭できる環境で育った。孤独や挫折との闘いの日々を振り返り、未来を語ってもらう。さらに第二の錦織と呼ばれる有望株に密着。どのような育て方をすれば神アスリートは誕生するのか?2020年東京五輪で子供をメダリストにするには?

体操内村航平
体操界の生ける伝説、内村航平。世界王者の彼が世界の頂点を極めるアスリートになるまでにどんな努力が、そして環境が影響したのだろうか?超エリート育成の裏にあった秘密とは?一方「シライ」の床技を世界に轟かせた若手の有望株、白井健三。彼は東京五輪で金メダル獲得に大いなる野望を抱いている。体操一家で育ち、美しすぎると形容された田中理恵を迎え「どんな環境から一流選手が誕生するのか」を語ってもらう。

女子バレー
1964年東京五輪で金メダルを獲得した「東洋の魔女」と称された日本女子バレー。あれから50年。2020年の東京五輪で再び金メダルを獲得すべくプロジェクトが動き出した。ロンドン五輪で日本に銅メダルをもたらした名将眞鍋監督がキーマンとして指名した1人の人物は戸惑っていた。新生日本が更なる高みを目指して飛躍するカギとは?竹下佳江、大友愛ら大物選手たちが代表を去った今、強豪国に対してどんな戦いをするのか

卓球石川佳純
ロンドン五輪で日本卓球界に初のメダルをもたらした名将村上恭和監督。彼は昨年、東京五輪で金メダル獲得のため「打倒中国」を掲げ卓球エリート塾を立ち上げた。現在日本国内は「卓球黄金時代」とも呼ばれるほど若手の層が厚くなっており、東京五輪への期待が高まっている。メダルを獲得したからこそ見えてきた、次の未来へ向かう戦いの日々を現在世界で活躍する石川選手のインタビューを交えながら迫る。

女子サッカー
W杯連覇を掲げる「なでしこジャパン」。そんな中、日本一多くのプロ選手を輩出している名門高校がある。その指導者は「学年による上下関係の撤廃」を提言。常識にとらわれない新しい指導法を導入し結果を出している。そしてもう1つの試み「スーパー少女プロジェクト」。守備の要となるゴールキーパーに特化した育成術。現なでしこ代表からW杯、さらに東京五輪に向けた未来を語ってもらう。



録画して、飛ばしながら見ました。

各選手が持つ能力を最大限に伸ばし、世界で活躍できる人材を育成しようとするならば、

まず、

●能力・素質を正しく見極める必要がある、

のは当然のことです。

インタビューで、何人かの親が、選手が小さいときに「この子は普通じゃない、尋常じゃない能力を持っている」と感じたと述べています。

親(その道の専門家でコーチ兼任も多い)が子供の才能を見抜いたのだと思います。

才能を見抜いた後、早い段階で専門に特化し、脇目も振らずその競技にひたすら取り組むという育ち方をしていました。(ここは競技によって異なるところと思いますが)

次に、「世界で戦い、勝つためには、世界(強い相手)を知る必要がある」と親や本人が判断し、留学に踏み切っていること。

●目標に合った練習相手や環境を整えなければ、試合で勝てない。

これも当然だと思います。

早いうちから欧米の試合コースや硬い氷で練習を積んで慣れておき、向こうの選手と親しくなったり、小さな試合で対等に戦えるレベルまで達していないと、いきなりワールドカップで戦うなど「無謀な挑戦」になってしまう可能性があります。

目標が「世界で勝つ」ことであるならば、それを実現する(確率を高める)ためのステップがあるのだと思います。

①才能を見極め、

②練習環境を整え、

③一心不乱に競技に打ち込む


才能と努力の両方がかみ合わないと、世界のトップになるのは難しいと思います。

番組を見て、全く理にかなった判断をしていたと感じました。


もちろん、目標が違えば話は変わります。

「人間形成」や「社会で活躍できる人材を育てたい」というのであれば、与えられた制約の中で、いかに工夫をして、ズルをせずに(倫理観を持って)、最大限の結果を出せるように努力をする「取り組み姿勢」や「方法論」を身につけることが、極めて重要になると思います。

その過程で、協調性やリーダーシップも身につくと思います。

文武両道というのは、人間形成の手段として見た場合、ごく自然のことです。

誰もが世界を目指しているわけではないですし、現実的な判断をどのタイミングでするかは子供の人生を狂わせないために、重要なことだと思います。

実態としては後者のような目標が多い(であろう)にもかかわらず、コーチが勇ましかったりすると、なかなか表だって言えなかったりするのかもしれません。

選手や親も自己(子供への)評価が高すぎたりするのかもしれません。

「努力信仰」が強すぎるのかもしれません。

成功例を真似しても、成功するとは限りませんし。

確かに、錦織、シャラポワ、アガシ、サンプラス、セレシュなど多くのスタープレーヤーが、米IMGアカデミーから育ったのでしょうが、同時に、スクールに入学した学生のうち、プロツアーデビューできる割合が、2-3パーセントであると言うことを忘れてはいけないということです。

例えば、スキー選手が海外で練習を続けたとしても、必ずしもワールドカップで戦える確率が飛躍的に上がるわけではないでしょうが、多くの選手がトライしていくうちに、やがて優勝を争える選手が生まれてくるのだと思います。

そこまでするかどうかの見極めが「才能の大きさ」なのでしょうね。

理想と現実をどのように調和させ、目標を実現させるのか、正月にもう一度考えるきっかけを与えてくれた番組でした。

アルペンスキーの解説書「Ultimate Skiing」

アルペンスキーの解説書「Ultimate Skiing」

以前から、アルペンスキーにはまともな解説書がないと嘆いていましたが、比較的最近読んだ本のうち「Ultimate Skiing」が、優れていると感じました。

現在のところスキー滑走論の(数少ない)教科書的な位置づけになると思います。

英語ではありますが、それほど難しい文章ではないので、ぜひ皆さんもトライしてみてください。

ちなみに、最近はKindleを中心に、週2-3冊乱読しています。

市川さん、諸星さん、和田さんの本もおもしろかったですよ。

何歳になっても、勉強しなくちゃです。

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アルペンスキー滑走における「許容範囲」と「基準範囲」

アルペンスキー滑走における「許容範囲」と「基準範囲」

アルペンスキーの滑りは、大雑把に言うと

①その選手個人において、上手く滑れていると感じる「許容範囲」がある。

 ・その範囲内であれば、安定した滑りの継続が可能

 ・範囲を逸脱してしまった場合は、ポジティブ(or ネガティブ)フィードバックがかかり、許容範囲に戻そうとする仕組み(リカバリー)を(意識運動+反射運動)として起こす。

 ・戻せない場合は、DNF等につながる。

 *医学におけるホメオスタシスに似ている気がします。

②選手を集団として見た場合、ある程度の幅はあるものの技術には「基準範囲」(のようなもの)が存在する。

 ・正規分布で表せる?

 ・トップレベルに近づくにつれて、基準範囲の幅(バラツキ)は小さくなる。

病気がなく健康な人の集団を健常者とします.その健常者の測定結果を集計すると,通常,下の図のように左右対称の山型になります.このうち極端に高い数値2.5%と低い2.5%を除き,この平均値をはさんだ健常者の95%が含まれる範囲を基準範囲(基準値)として用いています.

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 ・基準範囲内のバラツキは (A)選手の個性、もしくは(B)微妙な技術の差、の2通りに解釈されている。(この2つの線引きは曖昧です)

下の写真は、①の範囲内にあって、②のバラツキを見たものですが、その差は下位レベルのレーサーのバラツキと比べると驚くほど小さいと言えると思います。

この意味で、一定のバラツキは認めつつも、経験論的に技術指導の方向性は正当化されるわけです。

一方で、習得プロセスを考えた場合、練習の結果として、皆が似たようなフォームになっていると考えられることから、因果関係の考え方を当てはめれば、何らかの原因(要因)があり、その結果の組み合わせとして一定の型(フォーム)ができていると言えるのかもしれません。

問題は、原因と結果がどのように結びついているか明確でないことで、途中が多段になっているケースや、見えない要因が存在し、複数の結果に対し因果関係を与えるケースなども予想されることから、特に経験が少なく、技術レベルが低い選手にとって「原因→結果」のプロセスやその途中のメカニズムの推測がきわめて難しいことです。

コーチングにおいては、

①結果の観察(タイムが遅い、滑りが変だ)

②アナロジー、アブダクションなどの帰納的プロセス(過去の自分の経験やあの人がこんなこと言っていた→これが原因と考えると上手く符合する)

③原因の推測(仮説)(これが原因だろう)

④具体的命題の演繹的導出(例:原因矯正に有効とされる特定のバリトレをさせると改善する)

⑤予言、予測(例:この動作が改善されれば、滑り全体が良くなる)

⑥検証(観察により、良い滑りになった)

コーチングの良し悪しは、いかに②と④が上手くできるかだと思います。

この時、育成システムの存在の有無が大きく関係します。

育成システムがないと、すべて白紙の状態からスタートして、①から⑥までのすべてを、コーチの力量に依存して指導するしか選択肢がなくなります。ある程度決まった育成システムが採用されていれば、積み上げ式で(機械的に)基礎技術の習得と客観的チェックを段階的に行えるので、個人の裁量の範囲はより狭くなります。

効率から考えれば、発達段階や技術レベルが低いうちは、ある程度パターン化された教え方をして、レベルが上がるにつれて、オーダーメイド方式に重心を変えるのが良いように思います。(教える側も、経験豊かな優れたコーチは、より高いレベルの選手を教えた方が、全体としては効果的と思います。)

②と④の訓練が、コーチングの向上にとって鍵になると思います。

日本はここがバラバラで、言っていることが人(選手、デモ、コーチ、雑誌)によって違う、という特徴があります。また、十分な議論を行った上で、より有効な方法を採用していくという手法自体も公には行われてきませんでした。

また、②(広義の帰納的プロセス)や④(演繹的導出)の過程に、ワンパターン化、硬直化が目立ち、かつ客観的データの裏付けが少ないことから、必ずしも適切な判断・指導が行われてこなかったケースもあるようです。

同時に、指導しても、そのように改善できなければ、指導したことにならないという考え方が一般的となってきていることから、教える側が結果責任まで負う形で、方法論を組み立て直すべきだと思います。(まあ、最終的にできるかどうかは、その選手次第なのは間違いないところですが、ただ、何人教えた中で何人できるようになったか、などある程度の数字を常に念頭に置き、情報交換しながら、教え方を向上させていくというのは必要な作業と思います)

情報交換の中には、外国の情報も当然含まれますし、スキー以外の他分野の情報も大きなヒントになります。

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Be the best ski racing parent you can be

Be the best ski racing parent you can be

スポーツ心理学が専門で、自身がレーサーでもあったジム・テイラー博士のコラムです。

SKIRACING誌の記事の中でも、とても人気があるようです。

レーサーの保護者として、ベストな存在になるためには、子供の個性や考えを尊重し、失敗してもがみがみ言わず、成功体験をさせるかを考え、よけいな口を出さず、正しい目標を設定し、才能があってもなくてもいとわず、努力することを経験させること、と言うことです。

そりゃそうだろう!とは思いますが、この時期に再確認して、自省することが大事なのだと思います。

1. Raise children who are “successful achievers” meaning they have self-esteem, ownership, and emotional mastery.
2. Ensure that your young racers strive for excellence rather than perfection.
3. Be sensitive to how success impacts your young racers.
4. Set healthy expectations and goals that focus on fun, effort, and long-term development.
5. Allow your children to fail, so they will learn from it and not fear it.
6. Know what your and your children’s responsibilities are and make sure you’re doing your job and not theirs.
7. Regardless of whether your children are so-called gifted or not, always focus on their effort.
8. Allow your children to experience disappointment and other less-pleasant emotions.


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ヒルシャーにくっついて行く、お父さん。

FIS 12TH YOUTH & CHILDREN’S SEMINAR資料

FIS 12TH YOUTH & CHILDREN’S SEMINAR資料

10月1日に開催されたFISユース&チルドレンセミナーの資料の抜粋です。

以下は、セミナーに関するFISホームページでの紹介。

12th FIS Youth and Children's Seminar, Zurich 2014

04 October 2014 14:46
The 12th FIS Youth and Children's Seminar was held in Zurich, Switzerland. The title of the seminar was 'Long Term Athlete Development”
The goal of the 12th Youth and Children's Seminar was to look at how to develop long term athletes. The seminar covered a wide variety of issues relating to the topic, including what children focus on in their younger years, how athletes find motivation and how to manage safety of an athlete particularly concussions. The afternoon session saw the focus shift from creating athletes to simply bringing children to the snow. Presentations were made by Organisers who face extraordinary challenges in their countries but have found creative ways to over come them.
This years Seminar held very strong presentations. We look forward to an even larger seminar next year and hope you can join us.


資料は、こちら

資料の存在は、知り合いのコーチに教えてもらいました。

ありがとうございます。

内容は、①USSAのジュニア育成の考え方、②コーチングと心理学について、③ケガの発生とその防止、④その他事例紹介とディスカッション、⑤FISからの情報提供、に分かれているようです。

FISのジュニア育成の取り組みの資料がほとんどなくて、よくわかないのですが、前半の特にUSSAの説明は、圧倒的ですね。

早期専門分化のデメリットを明示し、発達段階・技術レベルなど個人の特性に応じた指導を、長期的観点から適切に行っていくことを宣言しています。もちろんその中には、SKILLS QUESTも組み込まれています。

高い山は、裾野が広い」の考え方は、アメリカでも使われているようです。(笑)

全くその通り、としか言いようがないですね。

ある意味、アイビーリーグなどでは教養教育(リベラルアーツ、人間教育)を行い、専門は大学院で、というアメリカのエリート教育の仕組みに似ています。

そのシステムの方が、人間の持てる力・才能を最大限に発揮しやすいのでしょうね。

理屈として筋が通っていますし、全く正しい方向性だと思います。

アメリカは、今後アルペンでもさらに強くなると思います。

そして、彼らの良いところは、基本的にオープンで、どんどん情報を開示していることです。

①弱点を分析し、②論理的な解決策を見いだし、③それを実行できる体制を整え、④その主旨をステークホルダーにきちんと説明する。

その問題解決のプロセスは、実に素晴らしいです。

評価は、これからだと思いますが、いわゆるPDCAサイクルに準拠してますし、科学の世界で標準的に用いられている「仮説演繹法」の方法論にも当てはまります。

本記事では、まず最重要のUSSAパートをご紹介します。

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「上手くつなぐ」、「滑らせる」についてのコメント

「上手くつなぐ」、「滑らせる」についてのコメント

ある読者の方から、こちらの記事に対してコメントを頂きました。

非常に納得のいく説明であったため、ご本人の了解を得て、転載させていただきます。

ありがとうございます。

①急斜面から緩斜面に「上手くつなぐ」という表現をよく聞きますが、私にとっては意味不明な「呪文」の一つです。(笑)

 昔、ニセコモイワの大回転で見た国鉄北海道の村上吉弘さんの滑りは印象的でした。急斜面のスピードを活かし、緩斜面もスピードにのった滑りで圧勝だったと記憶しています。 当たり前だと言われるかもしれませんが、「上手につなぐ」=「できるだけ早いスピードで緩斜面に入る」ということだと思います。
 スタートからフィニッシュラインまで、真横からの断面で滑走者を眺めると良くわかると思います。真横から見ると競技者のスピードはかなり変化しているはずです。緩斜面に入ってしまうとスピードを上げるのは難しいので、緩斜面に入る前の急斜面でスピードが落ちた場所が緩斜面に近いほど失速するはずです。Soeldenの映像は観ていませんが、緩斜面に入る直前あたりの旗門でスピードが速すぎて落とされ、結果として失速するケースもあると思います。トップレーサが失敗するとは思えないのですが・・・。


②スキーを「滑らせる」なども、「暗号文」ですね。
強いエッジングを避ける、という表現であれば意味は分かりますが、じゃあ上手い人はなぜ弱い(短時間の?)エッジングでターン・コントロールができるのだろう、と思ってしまいます。

 これも昔の話ですが、海和俊宏さんがワールドカップで活躍していた頃、海和選手と他の全日本トップクラスの選手の差を調べる試みを、確かNHKで放送していたのを観たことがあります(場所は、たしかニセコアンヌプリスキー場だったと思います)。スキー靴か足の裏に圧力センサーを取り付け、横軸時間、縦軸圧力のグラフで、その差異を解説していました。海和選手が楔形で圧力のピークが高いのに対し、他の全日本トップクラスの選手はノコギリ方で圧のかかっている時間が長いのが印象的でした。アルペンスキーはいかに速く落下する競技ですから、減速の時間を短くできる技術のある人ほど速く滑れるのだと思います。まあ、努力だけで海和選手のレベルになれるようなものではないのかもしれませんが、参考まで。

以下は、私の返信の一部、

私自身は、レーシングの経験はほとんどないため、感覚的な表現を実体験と結びつけて理解するのが難しいところがあります。
逆に、トップレーサーは、教える訓練を受けていないことから、素人に分かるように説明できない場合もあるのかと推測します。(説明が上手い人、そうでもない人、様々に見えます)
雑誌やデモとかは、仲介役として「翻訳?」を行う役割なのでしょうが、必ずしも上手く機能していない面もあるようです。


狭い世界で生きていると、その中でしか通じない考え方や習慣が生まれるのでしょうか。

専門家にとって、「専門を極めること」と「人にわかるように説明すること」の 2つがとても大事だと思います。

よく経験するものとして、医師が患者に病気のことを説明する時に、比喩を使いながら、けど本質を外さない形で、実に上手く説明をすることがあります。

病気に関して素人で、かつ理解力も少し低下ぎみのお年寄りに、何とか分かってもらわないといけないという必要性から生み出された「説明能力」なのだと思います。

以下は、高分子が専門の東大の先生が、学会誌に寄稿した文章からの引用です。

「専門を極める」と「人にわかるように説明する」は,一見相反しているような事柄であるが,実は非常に密接に関係があり,研究者が進路を選択するあるいは高いモチベーションを保ちながら研究や仕事に打ち込む上で,最も大切なことだと私は思っている。よく,「いい研究をすれば,必ずポストは見つかる」と上の先生方は言われるが,「いい研究をし(専門を極め),人にわかるように説明できれば,必ずポストは見つかる」と私は付け加えたい。
研究者は自らの専門を極め,真理の追究と社会への貢献を実現しなければならない。しかし,時として専門を追求するがゆえに,自らの城に閉じこもり,同じ研究領域の人とのみ付き合い,専門用語に囲まれた暗号のような会話をし,刻々と掲載される学術論文におびえる日々を過ごすことになりかねない。就職活動を頑張っている学生諸君,キャリアアップを目指し日々研究に邁進している博士研究員の方々,今の自分の環境を変えようともがいている若手研究者の皆さん,今一度自分を見つめ直してみましょう。

私が言うところの「人にわかるように説明する」とは,
・専門外の人もいるところで,
・サイエンスのにおいを消さないように,
・なるべく平易な言葉で,
・限られた時間で,
・一回で理解してもらえるように,
・魅力的な夢も含めて,

自分の研究内容を説明することである。

ここでの「時間」を「分量」に,「一回」を「一読」に変えれば,「人にわかるように説明する」ことと「人にわかるように書く」ということは同じことである。この二つが最も必要とされるのが,就職活動と競争的予算獲得のときなどで,大いにその能力が問われるところである。
では,どうすれば良いか? それは自分の専門,自分の武器を明確にすることである。実は大抵の人は,自分の得意分野は何なのか,誰にも負けないものは何か,などの自己分析ができていないのである。専門外の人は,難しいことや細部についてはよくわからないので,「人にわかるように説明できない」ということは,自分自身の研究を本当は理解していないのだ,と解釈してしまう。難しいことを,難しい言葉で説明するのは,アホでもできる。専門が極められると,自分自身に余裕が生まれ,噛み砕いてわかりやすく説明できるようになるのである。
私は,自分の書いた文章や講演スライドを必ず人に見てもらう。誰に読んでもらうかといえば妻であり,誰に聞いてもらうかと言えば子供達を含めた家族である。そういう意味では,私は「仕事と私事」がかなり近いところにあるのかもしれない。冗談のように聞こえるが,昔採択された科研費若手Aの申請書は,妻の出産時に手伝いに来てくれていた義理の母に見てもらった。字が小さくて読みにくくないか,行間が詰まって圧迫感はないか,義理の母を年配の審査員に見立て,この点にも注意を払ったことを覚えている。
最終的に自分を評価してくれるのは,同じ専門分野の人達だけではなく,はるかに多い専門外の人達である。妻,夫,恋人,両親は,このはるかに多い専門外の人達であるとともに,最も皆さんを大切に思ってくれている人達である。人に見せるとなると,締切よりもかなり前に一度仕上げなければならない。完成したと思ったものでも,時間を置いて再度見直してみると,多くの粗が見えてくる。何度も推敲を重ねれば,必ず完成度もぐっと上がる。さらに,夫婦,子供,恋人との会話も増え,仕事だけでなく,私事も充実してくるはずである(たぶん)
さあ,恥ずかしがらずに,さっそく今日,誰かに5分で自分の研究を説明してみませんか?


冗談ぽく書いていますが、真実だと思います。

専門性の中で自己満足に浸っていてもダメなんです。

お年寄りに分かってもらえる、小学生に分かってもらえる、のが本当の説明力だと思います。

スキーに関しては、意味不明の言説が蔓延してきました。

スポーツは、才能や感覚がずば抜けていれば一流になれるので、「パーッときたら、バーン」みたいな説明をする一流アスリートもいるのかもしれません。

一般人にとって、あまりにも「分からないことが当たり前」の状況が続き、それに慣れてしまっています。

(ポパーが言うところの)反証可能性のない偽科学のようなものまで出現する有様で、だけど偉い人が言うのだからという理由で、真偽もろくにチェックされないまま権威付けされてきた面があります。

「分かるように説明すると、中身がないのがばれるから?」などと邪推するぐらいです。(笑)

「スキーを極める」ことと、「それを素人が分かるように説明する」ことは本当に大事なことだと思います。

本来は一流選手が説明能力も身につけられれば良いのでしょうが、現実的にはなかなか難しいかもしれません。

たぶん、役割分担が良いのでしょうね。

極めるのはトップスキーヤー、それを伝えるのはコーチや雑誌の役割と。

一般人だって、SNSを使えば発信できますし。(ただ、補完的ですし、マナーも必要です)

まずは、教える側が原点に返り、「説明力」を上げることに、もう一度取り組むべきだと思います。

「男にも分かるように「お産の痛さ」を伝える!「熱い!」「腰と股関節が内側からの膨張で破裂する」」も面白いです。ただ、スキーの場合は、経験と理解が融合する必要があるので、感覚表現だけでは足りませんが。

「内足・外足荷重」と「意識と現実」

「内足・外足荷重」と「意識と現実」

下の動画でも見られますが、リゲティは、内傾角を極端に大きく取るためか、ターン後半に他の選手よりも内足荷重の比率が高まることが多いです。

コースが荒れたり、気温が上がって雪質が悪くなったりすると、よく内足が引っかかっています。(でもリカバリーが素晴らしい)

ターンの各局面における外-内の荷重割合は、実は選手によってかなり違うのかもしれないというデータがアルペンスキー研究所さんのブログで紹介されていました。

「スキーヤーの意識」と「測定値(=現実)」との解離については、常に「あり得る」と思った方が良いと思います。(こちらの記事もご参照)

シフリンの動画などを見ると(ターン終盤から)切り替え動作に入る時は、(前のターンの)内足を軸にしています。

内足切り替えの後、そのまま次の外足として素早い捉えに移るか、スイングさせて着地時に次の外足で雪面を捉え、(必要に応じて)ズラすかは、旗門セットや選手の余裕度の違いによって、選択されていると思います。

ただし、次のターンに入る時は、意識上は、ほぼ外足100%です。(できるだけ早いタイミングで外足で捉えるのが良い滑りとされています)

実際には、(タイミングの遅れや腰が落ちたまま等で)切り替え・重心移動が上手くいかず、この局面で内足(前のターンの外足)に荷重が残る選手もいます。

練習を通して、理想に現実を近づけることが求められているわけです。

その後も選手の意識としては、外足onlyに近いと思われます。

実際、ターンマキシマムに近づくにつれて、外足荷重の比率が増え、理想と現実が近づきます。

一方で、マキシマム通過後のターン後半は、できるだけ早くターンを終わらせるのが正しいとされますが、現実には外足に荷重が強く(or長く)残るケース(一般選手)や内足荷重配分が大きい選手(リゲティなど)、選手によってバラツキが大きいと思われます。

GSにおいて、リゲティの滑りは圧倒的ではありますが、現時点では、その「フォーム」が速く、正しい滑りと「一般化」できるほど、十分な根拠があるとは思えません。(彼個人の特性に依存する可能性もあります)

少なくとも局面毎の荷重配分の違いが、選手のタイムに影響していると言い切れるデータは無いと思われます。

内傾角をどの程度取るべきか、ターンの入りでスイングとズラシをどの程度使うか、その適切な選択条件は何なのか、まだまだ決着は付かない状況と思われます。

ただ、確かに言えるのは、「データ」が無いとその判断(議論)が正しかったかどうか、結局は何も分からないということです。

正確に言えば、たとえデータがあったとしても、「これが正しい」と断言できないのに、それさえも存在しない状態では(信念のぶつかり合いになるだけで)「声の大きい人・議論に説得力のある人・現役時代活躍した人・スキー業界で偉い人(に気に入られた人)・怖そうな人・しつこい人・誠実そうな人・・などが勝つ」レベルの議論になってしまうと言うことです。(笑)

How Mikaela Shiffrin Won the Slalom:THE NEW YORK TIMES

How Mikaela Shiffrin Won the Slalom:THE NEW YORK TIMES

ニューヨークタイムズによるソチの滑りの分析は、こちら

以下は引用。

1,After the first run, the 18-year-old American Mikaela Shiffrin led the field by 0.5 of a second.

2,On the second run, the Austrian Marlies Schild skied the fastest time of the day, taking the lead. In order to win, Shiffrin would have to ski even faster than she had in her first run. Halfway through her second run, Shiffrin became unbalanced and her weight shifted back on her heels. The power in the tails of her skis sprung her forward like a trampoline.

3,Shiffrin was able to stay on her feet. Will Brandenburg of the United States ski team said she “uses an amazing recovery move and skis most of the next turn on one foot.” He added, “She gets right back into rhythm after that.”

4,Though the early error cost her six-tenths of a second, Shiffrin did not need it in the end. When added to her dominant first run, she finished with a combined time that beat Schild by about half a second.


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SHIFFRIN ANALYZED – THE METRICS

SHIFFRIN ANALYZED – THE METRICS

ブーツ技術者によるバイオメカニクス解説ブログ「THE SKIER’S MANIFEST」のご紹介です。

特許等も多く取得されているようです。

技術好き、物理好きの方には、たまらないのではないでしょうか?

WC選手の滑りの解説を行っている記事もあります。

例えば、

In SHIFFRIN DEMYSTIFIED I annotated an image of Shiffrin with nine metrics that are markers of her superior technique.

1. Shiffrin’s right leg is extended with her soleus, gastrocnemius and hamstrings active in eccentric contraction.

2. Shiffrin’s Center of Mass is aligned in the same vector with the Centre of Pressure in her foot which is located under the head of the first metatarsal (ball of the foot).

3. Shiffrin’s right foot is tending to evert (ergo; the transverse plane of the sole of her foot is tending to rotate into the turn) resulting in the transverse base plane of the ski being at an angle with the vector of the Centre of Mass and Centre of Pressure that slightly less than 90 degrees.

4. Shiffrin’s right leg is rotated into the turn (internal rotation) as a result of the coupled Degree of Freedom with eversion that is tending to rotate the transverse aspect of the base of the ski into the turn. The combination of the coupled movements eversion and vertical axial internal rotation of the leg is called pronation.

5. The Centre of Pressure on Shiffrin’s left foot is under the heel with the result that the transverse aspect of the ski is tending to rotate away from the turn (ergo; Shiffrin’s left foot is seeking ground or snow contact with the tripod base of the sole of her foot).

6. The outer or lateral aspect of the top of the cuff of Shiffrin’s ski boot is applying a corresponding varus force that is tending to push Shiffrin’s knee towards the outside of the turn.

7. Shiffrin is using the rotator muscles of her pelvis to control the transverse position of her knee to oppose the Centre of Pressure and Varus loads that are tending to rotate her left ski away from the turn.

8. Shiffrin’s pelvis is rotated about her right leg to the outside of the turn.

9. In order to establish a dynamically balanced base of support on her left foot and set up the over-centre mechanism that uses the external forces acting on her to drive torque forces into the turn in multiple planes Shiffrin needs to move the Centre of Mass and Centre of Pressure from the head of the first metatarsal (ball of the foot) of her right foot to the head of the first metatarsal (ball of the foot) of her left foot. In other words, Shiffrin must apply force to her foot against a plantigrade reaction force. She only has a brief opportunity lasting a fraction of a second when her ski is momentarily flat on the snow in which to pronate her left foot sufficiently to move the Centre of Pressure to the ball of the foot. This means more than pronating the foot. It means maximally pronating the foot. It is not possible for the foot to pronate while a ski is on edge. Hence the sage advice through the years, “establish an edge before you turn (steer) the outside ski”.


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記事は、こちら


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記事は、こちら

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記事は、こちら

ワールドカップスキーテクニックのタグが付いている記事は、こちら。(複数のページがあります)

専門のブーツ記事も、すごい力の入り方です。

日本では、ブーツ技術者というと、本当か嘘か分からないようなうんちくをたれている胡散臭い人というイメージ(笑)ですが、ここまで具体的なデータを出せば、少なくとも議論のベースにはなると思います。

データを提示しないでいくら主観で議論していても、有益な結論は導けないと思います。

「アルペンスキー」を考える

「アルペンスキー」を考える

砂川高校の湯谷コーチが、ブログでアルペンスキーの上達のポイントを解説されております。

ご本人にはお会いしたことはありませんが、文章を通して、誠実なお人柄と日本アルペンの飛躍のために尽力されている様子が強く伝わってきます。

今回の記事は、滑走技術の観点で、(外国選手との比較から)日本人選手がもっと意識して取り組んだほうがいいと思われる点を、説明されております。

説明が、順序立てられていて、論理性があるので、とてもわかり易いと思います。

まだご覧になっていない方は、是非ご覧を。

以下は、記事へのリンク。

クリストファーセン選手

違う観点

谷回りでスキーをしっかりとたわませること

ゲートトレーニング

リベルタレーシングキャンプ育成会員 

リベルタレーシングキャンプ育成会員 

私のブログは、利益誘導を目的にしていないため、メーカーやチームの個別活動についてあまり言及することはありません。

今回は、標記チームの募集要項を拝見させていただき、コーチング方針を明確に伝えたいという強い意図を感じ、とても素晴らしいと思いましたので取り上げさせていただきました。

育成方針が具体的に示されているので、(特に保護者は)納得・安心できると思います。

元ファイルは、こちら

キャプチャ

コーチは、業界随一の知性派コーチと思います。

提案に対して適切に回答をもらえる、この打てば響く感じがとても良いと思います。

佐々木明「究極の最速エッジング」

佐々木明「究極の最速エッジング」

スキージャーナル2014年8月号p52-61の特集です。

今月号は、内容豊富ですね。

この記述は、記事に興味を持って頂くためのものなので、ごく簡単な備忘録とします。

ぜひ雑誌を買って、詳細な内容を確認してください。

●骨盤を立て、胸を張り、肩甲骨を寄せるスクワッドポジションをどの局面でも、どれだけ傾いた中でも取れるようにする。

●①スキーを立てに踏み込み一気にたわませる。

・一瞬でスキーを極限までたわませて爆発的な反発力を得て次へ移動するイメージ

●②スキーを長く踏んで走らせると同時にクイックな動きで次のエッジを噛ませていく

・②は、次のゲートまで遠く振ってあるような場合に、エッジングの仕方を調整する方法

●ゲート間で大きく減衰しない絶妙なスライドタッチによるスライド操作。

・親指から小指まで使い、足裏で雪面をなぞるようにスキーを動かす。

スキージャーナル8月号「スビンダル特別インタビュー」

スキージャーナル8月号「スビンダル特別インタビュー」

子供達へのメッセージを皆さんにお伝えしたく、転載させていただきました。(SJさん、すみません)

キャプチャ

8月号は、これ以外にも佐々木選手の引退や基礎スキー暫定教程成立後のデモたちの意識・感覚の変化など、なかなか面白い特集が組まれています。

後者に関しては、雑誌やデモ達の「恥も外聞もない変わり身の早さ」に対して、批判が大きいようですが、私は同情的に感じる部分もあります。

一番責任を負わなければならない人間は、「少ないスキー経験と誤った物理学への理解をベースに、思いつきと、既存の理論の単純な否定と、怪しげな健康番組的要素をミックスし、ニセ科学的手法で作り上げたスキー理論を唱える人物」を責任者に置いたSAJの理事達ですね。

任命責任が強く問われるべき、経緯だったと思われます。(10年間もそのままにしていたことも含め)

スキーで業績を上げた人たちで構成される組織が、そのスキーに関して素人詐欺に簡単に引っかかるなんて、前代未聞です。

私なら1年ぐらい外を歩けないほどの恥ずかしさを感じると思います。(笑)

そして、そんな組織圧力(踏み絵を踏むか or 追放されるか)のかかった中で雑誌やデモ達が主体性を発揮できる選択肢はなかったと思われます。

人間は、弱いものです。(笑)

雑誌やデモ達の責任追及も否定はしませんが、一番しなくてはならないことは、今後の方向性の確立とそれに向けて組織を立て直すことでしょうね。

岩谷高峰「世界への扉を開ける鍵」

岩谷高峰「世界への扉を開ける鍵」

スキーグラフィック2014年8月号p86-87に掲載されたSAJアルペンチーム・ディレクターの岩谷高峰コーチのインタビュー記事の要約です。

**要約開始**

1,国内の各ブロックにおいて特定のテーマを持ったコースを作りたい。

例えば、

①北海道:急斜面コース

②東北:スピード系のコース

③甲信越:水をまいたアイスバーンのコース

④北陸:変化に富んだコース

など。特殊なコースを作り、練習の拠点にする。

2,選手の育成を組織として行いたい。

・各ブロックと協力しながら、力を合わせて選手の育成に取り組む。

3,各カテゴリーで大会数の調整を行い、コースのレベルを上げる。

・大会よりも練習時間が必要。

・練習と大会をセットにした取組み。

・選手強化の一環として大会を位置づける。

4,総合合宿による選手選抜

・公認レースのポイントだけでなく、広い視野で選手を選抜したい。

・基本技術や体力の向上を評価する。

・5月に野沢温泉で行われたアルペン総合合宿では、

①SL, GSL

②コブ

③規制フリー滑走

④掘れたコースでの滑走

など、12種目を設定。

ナショナルチームコーチや強化委員がジャッジし、総合評価を行った。

・その後、注目選手や体育館での基礎体力測定の結果と合わせ、選考した。

・さらに、ナショナルトレーニングセンターで専門的な運動能力測定を行い、指定選手を決定した。

・今回、初めて大がかりな選考を行ったが、強化委員、チームコーチ、ナショナルチームコーチが一緒に見ることができた。

・雪上の基本技術と実践練習、体力強化の質を高め、一貫した選手強化に結びつける。

・スピード系の練習環境を、技術系のレベルアップに生かす。

(以下略)

**要約終了***

全く正しい方向性だと思います。

ポイントのみによる評価は、きわめて公平度が高い方法ではありますが、育成過程をゆがめてきたと感じます。

小さい時からの競争主義・結果主義が、基礎技術の習得を不十分なものとし、一定年齢以上での伸びを妨げる要因になっていたと思います。

今回、基礎技術や体力・運動能力を評価基準に含めた総合評価を行ったことは、非常に意味のある変更だと思います。

また、特徴あるコース作りや組織的な育成方針の明示など、完全に正しい方向に動き出したと感じます。

あとは、育成マニュアルの作成とできるだけ多くの地域コーチがレベルアップできるような場を設定することだと思います。

方法論で世界に遅れることがないように、国際的な技術交流を進めるとともに、基礎スキーとの理論・方向性のすりあわせを行い、協力関係を深めるべきだと思います。

偏狭なセクト主義から脱する時期が来たのだと思います。

スポーツ組織は、ボトムアップよりも、トップダウンが圧倒的に優位な傾向があります。

言い換えれば、指導者によって、方向性が大きく変わります。(良くも悪くもなる)

現在、アルペンは最高の指導者を持ったのではないかと感じます。

このまま、迷わず突き進んでください。

何年か後に、必ず結果が出ると思います。

「夢を諦めない」という言葉が大嫌い

「夢を諦めない」という言葉が大嫌い

為末大 元プロ陸上選手の好き嫌い(下)

楠木 建 :一橋大学大学院教授

原文は、こちら

為末:さすが鋭いです。そうなんだと思います。僕は子どもだけでなく、選手も教えることがあるのですが、「どっちがいいと思う?」といった質問をすると、「どちらが正しいのか?」と聞き返されることが多い。僕としては、好きなほうを選んでほしくて聞いているのですが、好き嫌いよりも「どちらが正しいのか?」ということを優先する傾向があります。つまり、主観を言うことが苦手。そもそも、何が好きで何が嫌いなのかが、自分自身のことなのにわかっていない感じなのです。その点も、社会に出てから苦労する要因かもしれません。社会で自分が何をやりたいのかが、わかっていないのですから。だから、アスリートは、現役時代から自分の好き嫌いについて、考える癖をつけるべきだと思います。

楠木:アスリートの人はどうしてそうなるのでしょうか。早くから、コーチに教わるからでしょうか。

為末:今、スポーツを教わる子どもたちがどんどん低年齢化しています。まず、親御さんたちが、早く習わせようとします。それは、レベルの高いアスリートにするには、早くからトレーニングを始めたほうが有利になると言われているからです。たとえば、サッカーであれば、ボールタッチの優れた感覚を身に付けるには、10歳になる前からトレーニングしたほうがいい、といったことです。体操であれば、6歳から9歳で回転感覚が身に付くので、その段階で習わせたほうがいいとか。

楠木:本当にそうなのですか?

為末:ある程度、事実だと思います。体操では、12歳以降に始めた人でオリンピアン(オリンピック出場経験者)になった人はいないと言われています。したがって、子どもがその種目を好きになる前に習い始めることになるので、その種目が本当に好きなのかどうか、自分自身でもはっきりしないのだと思います。陸上選手の場合は、もっとわかりやすい部分があります。だいたい、小さい頃から足が速いので、自分の才能に気づきやすい。しかも、小学生とか中学生あたりは、足が速いと周囲から過剰に評価されるじゃないですか。女の子にもモテたり(笑)。

楠木:為末さんもそうでしたか?

為末:足はむちゃくちゃ速かったです。実家の犬よりも速かったですから(笑)。だから、15歳くらいから、足の速さで食べていけると思っていました。このように、陸上選手の場合は、自分の才能に気づきやすいわけです。競技を好きになる前に、向いていることがわかる。向いているから好きになる、ということも起きますが。

楠木:そうか、アスリート、特に陸上選手は、仕事としての成立するプロセスが、一般の人とはかなり違うんですね。サラリーマンを含め、多くの人たちにとっての仕事とは、ある程度続けてみないと向き不向きがわからないものですよね。極端に言うと、営業の仕事を10年やってみて向いていることがわかった、みたいな感じ。一方で陸上選手は、やり始めたときから向いていることがわかる。というか、最初から向いているとよくわかったうえでやり始める。この違いは大きいですね。

為末さんの発言を誤解している人は、その辺の為末さんの陸上選手というイメージに引きずられていそうですね。「勝てないのは努力が足りないからじゃない」といったコメントに対して、「それはもともと足が速くて恵まれた人だから言えることだ」と誤解して受け取ってしまう。仕事の向き不向きといった大事な問題について触れようとしているのに、先入観が邪魔をしている。

「諦める」ことの大切さ

為末:確かに、僕の発言というのはスポーツ選手らしくないですから。スポーツ選手として周囲から求められている、キレイなコメントというのはわかっているのです。「諦めなければ夢はかなう」。それに対して『諦める力』ですから。

楠木:僕は「夢を諦めない」という言葉が大嫌い(笑)。なんで「夢」なんて言うのか?  単純に「目標」と言えばいい。フワフワした、夢なんて言っているから、いつまでも経っても達成できない。すでにもう、夢という言葉自体に、達成できなくてもいいやっていう気持ちが入っている。で、そういう人に限って、物事がうまくいかないと、ブツブツと他人のせいにしたり、環境のせいにしたりする。誰も頼んでいないんだよ、と思いますね。それを口にすると、傲慢であるとか言われますが(笑)。


(中略)

楠木:ここで、為末さんの発言をめぐる誤解に話を戻すと、為末さんの「諦める力」という言葉を誤解している人は、「続ける」よりも「諦める」ことのほうがデフォルトで、むしろ普通だということに気づいていない。重要な意思決定とか判断というのは、つねに何かを諦めている。みんな初めから1万個の中から速攻で9997個くらいは捨てているのです。論理的にはそもそも無限の選択肢が広がっている中で、特定少数のことを選んでいるということは、人間は誰しも諦めまくっているわけです。僕も陸上競技は端から諦めていますよ。向いてないし、嫌いだから(笑)。「諦めないでいる」ということが、むしろきわめて特殊なことだと思うのです。人生は諦めの連続。為末さんが、400ハードルを選んだのも、ほかの競技を諦めたからですよね。

為末:まさにそうです。たとえば、オリンピックの男子の陸上競技は26種目あります。ハードルでも、110メートルか400メートルかどちらかを選ばなくてはなりませんから。

楠木:世界のアスリートはたった26の中から頂点をめざして競っているのですね。メダルでいうと、26×3で70くらいですよね。僕みたいに好き嫌いとか、川中みゆき型とか言ってられない(笑)。でも、人間が生きているうちにできる仕事の種目なんて、多くても2~3個ではないかと思います。これはごく自然なことで、一流のレベルでできる仕事になれば、ほとんどの人は1個くらい。他はすべて諦めてきている。

為末:それに気づいていない人が多すぎると思います。あのイチロー選手だって、サッカーを諦めていなければ、現在の記録はないわけです。野球については諦めていませんが、それは別のことを諦めているうえで成立している。そこを見落としています。そのあたりの事情がわかっていない人というのは、おそらく、物事を決められなかったり、物を捨てることができていなかったりしているのではないか。全般にわたる未練がましさみたいなものが、通底している気がします。

楠木:欲張りなのですよ。欲がありすぎ。だから諦めきれない。


(中略)

楠木:お話を聞いていると、やっぱりアスリートというのは、全力を出すことが好きなのですね。

為末:行くところまでいかないと気が済まない、納得できない、という人は多いでしょうね。全力を出し切るのは好きだと思います。

楠木:そこは僕と違いますね。僕、全力を出すのがダメなのです。結局のところ、世の中9割のことはうまくいきませんよね。だから僕は言い訳が欲しい。物事がうまくいかなかったとき、「いや、俺、全力出してないから」という言い訳が大好き(笑)。これは好き嫌いというよりも、端から見れば僕の人間的な欠点です。だから、今のようなゆるゆる考えるという仕事を選んでいるわけで、アスリートを選ばなかった。諦める力(笑)。普通だと、「努力で欠点を克服しろ!」となるんですが、人間、誰しも欠点のその裏に最大の強みがあると思っています。その人の欠点や不得手こそ、最大の強みで得意なこと。同じコインの両面をどちらから見るかだけの違いだと思っています。これからは、「勝てないのは努力が足りないからじゃない」と、全力を出し切るのが好きな為末さんも言っているよと、事あるごとに引用させていただきます(笑)。


楠木さんという方は、始めて知りましたが、この方ほど大学の先生に向いている人はいない、と感じました。(笑)

頭が良くて、好きなことが言えて、あまり責任を取らなくても良いという職業は、そうあるものではありません。

「夢を諦めない」という言葉は、私も違和感を感じます。

自分に酔い、美化したい感情を、他人に対して正当化しようという心理を感じます。

また、それを褒め称えなければならないという同調圧力を感じます。

以前は、大人になりきれないという意味で否定的に捉えられることが多かったと思いますが、最近は、こんな年になっても頑張っているのは凄い、という感覚になっていると思います。

スポーツでも、高齢化が激しいですよね。

いったん引退したのだけど、諦めきれずに再挑戦するとか。

やっぱりよく考えたら自分にはこれしかないんだ、という心境なのでしょうか?

こだわりを強く持つタイプと、新しいことに挑戦するタイプと、様々で良いと思うのですが、「自己陶酔への同調圧力」は、必要ないですね。(笑)

努力が嫌い。努力でうまくいくことはない

努力が嫌い。努力でうまくいくことはない

為末大 元プロ陸上選手の好き嫌い(上)

楠木 建 :一橋大学大学院教授

原文は、こちら

努力が嫌い。努力でうまくいくことはない

楠木:しょせん「努力」を強いられてやっていることはうまくいかない、それよりも、好きなことをやったほうがうまくいく。僕が「好き嫌い」にこだわっている理由のひとつはここにあります。為末さんの本、『諦める力――勝てないのは努力が足りないからじゃない』(プレジデント社)を読んだときに、ああ同じようなことを言っている人がいると、非常に共感しました。これはもう、ぜひ為末さんの好き嫌いをお聞きしたいと。

為末:ありがとうございます(笑)。

楠木:冒頭の話をもう少し補足しますと、努力してやっていることはうまくいかない、という意味は、本人が「努力をしなきゃいけない」と思った時点で終わっている、ということです。

楠木:「努力しなきゃ……」と思うことは、だいたいが嫌いなことだったり、向いていないことだったり、やらなければいけない義務的なことだったりするわけでしょう。そんなことをやっていてもうまくいくはずがない。仕事である以上、人の役に立たなければいけないのですから、そうとううまくないといけない。うまくなるためには、もちろん努力投入が必要になる。ただ、それを本人が努力だと思ってない。好きなので、周囲からやめろと言われてもやり続けてしまう。はたからみればやたらと「努力」をしているのですが、本人にとっては「娯楽」。そのくらい好きじゃないとなかなかうまくならない。「好きこそ物の上手なれ」というのは、ビジネスでも通用する最強のロジックだと考えているのです。

(中略)

為末:考えるというか、もうちょっと詳しく言うと、考えたことを、自分の身体で検証していく行為が好きなのです。陸上競技、特にトラックを走る種目は、走ればすぐに結果が出る。走るときのテクニックやトレーニング方法などを試してみて、タイムを測れば、試したことが正しかったのかどうかがすぐにわかります。自分のカラダを使って実験しているようなものです。

楠木:それは、仮説・実験・検証みたいなプロセスで、研究者の仕事に近いかもしれませんね。

為末:そうですね。ただ、自分の身体で検証するといったことは、陸上競技だから可能だともいえます。ラグビーやサッカーなどの球技の団体競技は、チームが勝ったときでも、何がその直接的な勝因となったかがわかりにくいでしょう。陸上はタイムがあるから効果が測定しやすいと思います。特に僕はその傾向が強かった。

楠木:なるほど。面白いですね。そういったトレーニング方法も含め、考える作業というのは、アスリートの場合、普通はコーチがやる仕事ですよね。為末さんは、現役時代はコーチをつけていなかったわけですが、それも自分で考えることが好きだったからでしょうか。

為末:コーチをつけるのをやめようと思ったきっかけがあるのです。中学と高校のある時期まではコーチがいて、人にも恵まれたおかげですが、特に問題を感じませんでした。でも、高校時代にトレーニング方法など、自分のやり方を押しつけてくるタイプのコーチがいて、「あ、これはもう無理だな」と感じる瞬間があったのです。押しつけられることに我慢ができなくなったわけです。それから、人に指示されることが嫌いになって、大学もコーチがつかないことを条件にして選びました。


(中略)

為末:そこはなかなか難しいところです。子どもたちの親御さんたちからは、「型」を教えてほしいと言われることがほとんどです。しかし、同じ体型の人が存在しない以上、ひとつの走る型が全員に通用することはないのです。僕は、ある型があったとして、そこにたどり着くまでの考え方を教えたいと思っています。正しく足を動かすということはどういうことなのか、という内側のところを理解してもらいたいのですが。

楠木:どうしても、教えてもらうほうはすぐに効果が出る「型」や「ベストプラクティス」を求めてしまいますからね。でも、誰にでも通用するベストプラクティスなんて存在しない。そんなものがあれば誰も悩まないわけだから。ちょっと、せっかちな人が多すぎる気がします。自分のやり方というのは、時間をかけてやっていくうちに、徐々に型になっていくものでしょう。

為末:型に縛られるというのは、プロのアスリートでも往々にしてあることです。メダルを取ったりとか、大きな成果が出たときなど、その成功体験に縛られる人が多いのです。たとえば、メダルを取った理由として、本番の3日前に食べたもののおかげだとか、本気で思っている人がいます。これなどは、再現をしても成功するかどうかまったく根拠がないもので、いわゆる「ジンクス」のたぐいなのですが、成功体験に縛られてしまうと、それを「戦略」として語ってしまうんですね。成功した理由というのは、複雑すぎてわからないものなのですが、アスリートの心理というのは厄介な部分があって、「型」にとらわれてしまうと、ジンクスに属するものを、根拠のあるハウツーと考えてしまう傾向があるといえます。


ウィスラーカップで見えた日本のチルドレン世代の課題とは

ウィスラーカップで見えた日本のチルドレン世代の課題とは

スキージャーナル2014年7月号94ページの特集です。

U14は良いのだけども、U16は世界と大きく離されている。

その理由を考える特集です。

コーチ達が指摘する最も大きな違いは、基本技術の違い。

腰を高く保ち、上下動を使う運動が不足しているとする。

上下動を使って、板をより大きくたわませる動きができないからタイムが伸びないと言う主張です。

記事内容は、昨年からの平澤さんのセミナーの主旨に沿ったものと思われます。

要素だけ比較した場合、私には、日本選手の多くが、①上下動の不足、②(切り替えで)腰の位置が低い、③(マキシマム付近で)外向傾の不足、④内倒過多、⑤タイミングが遅い、⑥バランスを崩しやすい(バランスを失ってからのリカバリーが効かない)、という欠点があるように見えます。

一連の滑走運動として見た場合、ある瞬間瞬間に外的条件に合わせて合理的なフォームを適切に取れるか、荒れたコースの中でも自分の滑りを崩されない安定性を持っているか、クイックな動きができているかなどの能力にも違いを感じます。

一言でいうと、綺麗なフォームだけどもダイナミックさが足りず、板を自由自在に操ることができない鈍重な滑りに見えます。

狙ったラインをトレースできない、コース状況の変化に俊敏に対応できない、という運動能力そのものの低さや用具が体の一部になりきれていないという小さい頃からの「慣れ・経験の蓄積」にも差があるように感じます。

ほとんどが「教わったスキー」なんですね。

それ以前の多様な蓄えが足りない。

ポール練習は、確かにタイム短縮に対して即効性がありますが、ポールばかり練習するとその後伸びなくなります。

小学生とか、早い時期にポールに特化すると、将来を捨てることになります。

特に小さいお子さんを持つ保護者さんは、ご注意ください。

日本は、全般的にポールに特化する時期が早いですから、小さいうちはレースでも結果が出るのでしょうね。

*他国は、そもそもU14の選手をあまり派遣していないのでは?(たぶん世界が相手というシチュエーション自体が成立していないと思われます)

でも、他国の選手達が、レースに特化し始めると(U16ぐらい)、大きく引き離されるという状況と思います。

オリンピックで、新種目は強いけども、他国が選手強化を始めると勝てなくなる状況に少し似ていると思います。

ソチ・オリンピックでは、スノーボードハーフパイプでメダルを取りましたから、練習環境の整備とともに、ピラミッドの底辺を厚くする方策をとるしか無いと思います。

もっと多くの選手に、アルペンを始めてもらうアイデアを考えるべきです。

言いたくないところですが、最大の欠点は、運動能力や適性を持ったタレントが少ない点だと思います。

練習(努力)だけで、オリンピックに勝てるわけがありません。

もっと多くの才能を引き込むべきです。


ナスター協会の罪作りなところは、「レースを楽しむ」という目的を主張しながら、国際レースに派遣するという名目で、小さい子達を全国大会で競わせている点です。

言っていることと、やっていることが違います。

国際レースの選考をするのであれば、U16のみにするべきです。

経験を積ませると言いますが、(少なくともレースの上では)U14の経験がU16で活きているようには見えません。

*U14から連続して出場している選手が、U16で初めて出場する他国選手に勝てないわけで。

U14に対しては、カナダに連れて行ってレースで競わせるよりも、その時間を使って基本を身につける練習をさせるべきだと思います。

海外まで連れ出して、レースをさせて、負ければ「基本技術が無いからだ」では、選手はたまりませんね。

U16であっても、基本技術が無いのなら、それを身につけられるようなトレーニングを優先させるべきでしょう。

SJ7月号 最速の神髄を探る(SL)

SJ7月号 最速の神髄を探る(SL)

SJ2014年7月号、p36からの引用です。

工藤昌巳コーチの記事です。

ポジションとラインの違いを図で表現されていたのが、分かりやすかったですね。

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下の図で言えば、世界のトップ選手であっても、ラインに関してバリエーションの違いが見られ、その正当性の解釈としては、「その選手の運動特性や志向性に合ったライン取りが必要」と言うことなのだと思います。

技術段階別に考えた場合、一般的には、高いラインで板をしっかりたわませるのが、「基本」とされ、初期段階で十分に修得する必要があるとされます。

基本が身についた後は、選手の身体特性や運動能力に合った(最大限に発揮できる)滑走法の習熟が求められるわけです。

繰り返し言ってますが、日本の場合は基礎段階を過ぎても、この滑り方が正しい(それ以外の方法は間違い)という意識が強すぎるのではないかと思います。(強迫観念のようです)

ヒルシャーみたいに、どう見てもかっこ悪い滑りなのに、彼の運動能力と技術の高さにマッチしていて、結果として速いのであれば何も文句はないわけです。

形から入ってはいけない、と強く思います。

運動動作の組み立てで理解するべきでしょうね。

最近は、スキーを「たわます」が多いですね。

最近は、スキーを「たわます」が多いですね。

耳タコという感じです。(笑)

類似のものとして、次のような言い方が良くされます。

・体をターン内側に「意識的に」倒すこと → ×(否定的に使われる言い回し)
・体をターン内側に「結果的に」倒すこと → ○(肯定的に使われる言い回し)

上の違いは、私には区別できません。言葉遊びの類いに見えます。

・強い外向傾を使うこと → ×
・腰を正対させること → ○

・板のサイドカーブに頼ってターンをすること → ×
・板をたわませて、回転半径を変化させて、ターンをすること → ○

何事も(頼られるのは良いけど)頼るのはダメっぽいですね。

・板をたわませて、その反発で、ターン終盤から切り替え期にかけて加速する → ×?
・加速するのは、単なる感覚(錯覚)で、実際には減速が最小限に押さえられているだけ → ○?

こんな事も、検証されずに、今でも議論されているようです。

・ジュニアがポール練習ばかりすること → ×
・ジュニアがフリースキーを多くすること → ○

・整地ばかり滑ること → ×
・新雪やコブをすべること → ○

・悪雪で上達すること → ○?
・上手い人の滑りを見ると、自分も上手くなること → ○?(実際には、その人次第と思う)

・簡単なセットでスピードを競うことは、ジュニアの技術的成長を阻害する → ?
・難しいセットで滑ることは、ジュニアの技術力を上げる → ○
・難しいセットでは、なかなか上手くならない → ?

・易しい板で練習ばかりしていると、技術の進歩が遅れる → ?
・ラディウスの大きな、長い板ばかりで練習していると、技術の進歩が遅れる → ?
・新規格板のような扱いづらい板は、早くから練習して慣れるべき → ?
・基本ができていなければ、先んじて練習しても、進歩しない → ?

・日本の柔らかい雪でばかり練習しているとワールドカップで活躍できない → ?
・(時々~多めに)アイスバーンでも練習すること → ○

・緩斜面でばかり練習すること → ×
・急斜面でも練習すること → ○

・硬い雪でばかり練習していると、柔らかい雪で行われる大会で上手くいかない → ?

・世界の技術は進んでいて、日本は遅れていること → たぶん、○

・技術論好きのスキーヤーは、下手くそ → たぶん○(笑)
・(長島さんのように)本当に才能がある人の説明は、相手に伝わらない(or何も考えていない) → 笑

まあ、いずれも固定観念的に使われることが多い価値観を伴った言い回しであって、それが何らかの前提となっていることが多いことから、挙げてみました。

ただ、書かれている内容が正しいかどうかはほとんど不明です。(笑)


今月号のスキージャーナルや付録のジーガーなどを見てみると、新規格板に関連して、「スキーをたわませろ」の合唱です。

そのこと自体は、昔から実践されてきたことだし、長板時代のステンマルクのように、交互操作(1本足)で大きな力を外板に集中させて、板をたわませて回転半径を小さくし、カービングを可能にしてきた歴史もあるので、たぶん正しいだろうと思います。

むしろ、何を今更なわけです。(笑)

多くの選手にとって必要な情報というのは、「スキーをたわませろ」ではなく、「どういう運動・操作をすれば効果的にたわませられるか」でしょうね。

「意識」ではなく「動作」として。また、それができるとどういう感覚が得られ、どのぐらいタイムが変化するのか、そういう客観的な情報が必要でしょう。

そして、たわませることでどのようなメリットが得られるのか、を明確に説明すること。

どのタイミングで、どういう運動・スキー操作をすれば良いのか、いつから練習を始めれば慣れるのか、実際に板をたわます滑りができるようにするには、どういう技術・指導が必要なのか、指導者がみんなで知恵を絞って考えるべきでしょうね。

「原則や専門知識を使って、正解のない(わからない)質問に対して、自分なりの答えを導きだす。」には、誰かの解答を待つのではなく、「自分の頭で考える」必要があります。

いろんな証拠を集めてきて、「こういうように考えると、いろんな事が上手く説明できる」ということを他の人に説明して納得してもらい、合意を形成するという作業です。

正解は上から与えられるのでそれを覚える(あるいは探して見つける)という習性が身についてしまっているのが日本人の特徴であり、自律性や創造性の欠如の原因だと考えます。

指導者達は、もっといろいろ考えて、多くの人と議論をして、「自分なりに」考え方をまとめていく努力が必要です。

誰かが提唱している○○理論を適用すれば、上手くいくなんて言うことは絶対にありません。

地道な努力と試行錯誤で、まとめ上げた理論・指針こそが、(プロセスを含めて)若い世代にとって有益なものになると思います。(アメリカは、このプロセスがかなり上手く行えていると思います)

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ドラぷら
2014-2015 スキー用品カタログ

<2014-15 アルペンルール>
2014/15アルペンポイントルール日本語版
アルペン競技:各種ルール等について
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<2014-15 大会日程>
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<アルペン・マニュアル>
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スキー滑走の「許容範囲」と「基準範囲」
クロスカントリースキーでアルペン
Loveland Ski Club Fall Lane Training
サーバント・リーダーシップとは
Rusutsu SuperNatural
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「内足・外足荷重」と「意識と現実」
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ピントロー、本人が選んだGS, SL, SG
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2013世界選手権男子GSハイライト

<その他動画>
Didier Cuche, le come-back?
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Alpine Skiing (Remi GAILLARD)
Bode Miller
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総督閣下が新レギュレーションにお怒り
ボード・ミラー 面白?動画集
スビンダル9歳の滑り
ヒルシャー 16歳の滑り
ヒルシャー 14歳の滑り
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リゲティ GSフォームの変遷
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往年の名選手達の滑り

<スキー理論>
米国男子ヘッドコーチインタビュー1
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岩谷高峰「トレーニングを再考する」1
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岩谷高峰「トレーニングを再考する」3
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上林卓司「センターポジション」1
上林卓司「センターポジション」2
上林卓司「センターポジション」3
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<技術解説本・DVD>
皆川賢太郎DVD
皆川賢太郎 スキー完全上達
皆川賢太郎 最速上達メソッド
浦木健太 GSテクニック
吉岡大輔 落とすGSテクニック
生田康宏 トップアルペンテクニック
竹節一夫 アルペンテクニック

<トレーニング論>
アスリート達は本当に速くなっている?
究極の鍛錬
俊敏性練習は、俊敏性を向上させるか?
「良いトレーニング、無駄なトレーニング」
「ゴールデンエイジ理論」の不思議
運動能力と遺伝、環境
筋収縮とエネルギー

<学ぶということ>
○科学的方法論
「仮説演繹法」再び。
アイスクリームを食べると、水死する?
科学的方法論のエッセンス
○学問のすすめ
米大学における多面的・総合的な評価
稲盛和夫「伸びる人、立派になる人、いらない人」
U.S. News Best Global Universities
いま注目されるリベラルアーツ教育
いちばんやさしい教える技術
人材育成の実践
新たな高等教育機関の制度化
快楽の人生、充実の人生、意味のある人生
全てリクルートから学んだ
創造性を発揮するには?
ノブレス・オブリージュ
大学入試成績と入学後の成績
修正版:博士が100人いる村
教えるということ
のめり込む力
ダニエル・ピンク:やる気に関する科学
ダン・アリエリー:仕事のやりがい
人間万事塞翁が馬:山中伸弥
人生はその時の最適解の積み重ね
量は質を生む
高い山を築くなら、裾野を大きく広げよう
最初の3年で仕事人生の大半が決まる説
根拠なき自信
ノブレス・オブリージュ
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頑張ったらご褒美があるメンタリティ
自浄作用
いじめについて
タイガーマザーと文武両道

<その他>
インプレッサ路肩から這い上がる
美味しいコーヒーの入れ方
身近なコーヒーあれこれ
スーパーで買える美味しいコーヒー
辞めたくても辞められない
外食産業が日本を滅ぼす?
シナノ:なつかし写真コンテスト
福井県立歴史博物館:昭和のくらし
解放値の計算

<大会ルール(和訳)>
FIS競技用品規格
アルペンスキー国際競技規則(2010-11)
同 決定事項及び指導事項(2010-11)
アルペンポイントルール(2010-11)

<ポイント関連>
ポイントとは?
SAJ ポイントリスト
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Author:ジュニアスキー
子供が小1の冬に家族でスキーを始め、すっかりその魅力にはまっております。小4から地元のスポーツ少年団に所属し、競技スキーを始めています。(現在中3)
ジュニアアルペン競技の情報ブログとしてスタートし、最近ではスキー全般、その他に関する話題も扱っています。
上欄のカテゴリから興味のある話題をお選び下さい。
(2009年7月25日開設)


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