ジュニアスキー

ジュニアアルペン競技とスキー全般についての情報ブログです。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

再び、お久しぶりです。

皆様、お久しぶりです。

新ブログの方ですが、本音をがんがん書きすぎてしまい、現在反省モードに入っております。(笑)

先日、思い立って、消してしまいました。

ご覧になっていた方がいらしたら、唐突ですみません。

しばらくは、大人しく仕事に打ち込んでいようと思います。

何かを書き散らかしていないと、退屈で仕方がない人間なので、ほとぼりが冷めるころには(笑)、いても立ってもいられなくなると思います。

再び何かを始めるときには、こちらにお知らせさせて頂きます。

それでは、また。

ジュニアスキー

ブログ休止のお知らせ

ブログ休止のお知らせ

長らくご愛顧をいただいていた本ブログですが、スキーブログとしては、本日をもって休止としたいと思います。


スキーに関して、足かけ7年ほど、ジュニア競技に関わってきましたが、何せ人が少ないというのが実感でしたね。

少子化のせいなのか、不況が続いたためかは分かりませんが、競技人口が少なすぎるのが、全体のレベルアップには最大のネックになっているように感じました。

まずは、一般の方の認知度を上げるために、マスコミに取り上げてもらうようにしないといけないと思います。

「雪マジ」は良い企画でしたが、デフレ・ビジネスに傾きすぎていました。

スキー場の体力が持たないと思います。

リクルートも良いですが、電通や博報堂等と組んで、コンサルや企画屋のアイデアを借りないと難しいでしょうね。

また、競技を始めてからのインセンティブも足りないですね。

子供たちのあこがれになるような選手も必要でしょう。

人気と実力を兼ねそろえた選手がいれば、一番です。

あとは、育成方法の改善(品質管理)ですね。

アメリカやカナダの方法を取り入れて、ジュニアのアルペン導入期には、基礎スキーと協力しながらSkillsQuestのような検定制度を整備、実施していくべきでしょう。

基礎だ、競技だと対立していたら、本当にこの業界は終わります。

子供を実際に指導するイントラやコーチも、「接客意識」をもっと持つべきでしょうね。

体育会的な指導は、今の子供には無理です。

お客様として接しないと。(それが良いか悪いかは別として)

新しい企画を次から次へと出して、注目と人気を上げる努力をする必要があります。

まずは、子供たちに楽しんでもらわないと。

楽しいスポーツにしないと。

それが、原点ですね。


長い間、競技スキーには、楽しませてもらいました。

特に最初の数年間の「熱」を皆さんにお伝えでき、また共有できたことは本当に良かったと思います。

常に全力で打ち込みながらも、冷静な(メタ認知的な)視点は維持できていたと思います。

子供も、精一杯答えてくれたと感謝しています。

子供にとって二度と来ない、小学校から中学校までの人間形成期に、勉強と競技スキーの両立を目指して100%の力で打ち込めたことは、本当に良い経験になったと思っています。

ここまで継続できた精神力は、立派です。

そして、一期一会。

様々な紆余曲折のプロセスを、皆様とともに分かち合えたことを、心から良かったと思っております。

皆様、そしてお子様方の目標が、必ずや達成できますように。

それでは、お元気で。

いつかまた、お目に掛かりましょう。

世界的に見ても女子は男子より成績が良い これが続くと...【研究結果】

世界的に見ても女子は男子より成績が良い これが続くと...【研究結果】

女子の方が男子より学校の成績が良いというのは、日本の大学調査では知られていた結果ですが、世界的にもそういう傾向がありそうです。

もし、本当にそういう違いがあるのなら、文化などの環境要因ではなく、遺伝的理由としか言いようがなくなります。

トップクラスは、男子が多い気がしますし、入試などの大きな試験では、あまり違いは感じません。

普段の学習に関して、ウサギとカメの違いがあるのかもしれません。

アメリカでは、こうした性別による学力特性の違いを前提として、男女別教育の方が、共学よりも成績が上がったという報告もあるようです。

この結果、男子校、女子校が増えているとか。

The Huffington Post | 執筆者: Rebecca Klein

投稿日: 2015年04月18日 15時59分 JST 更新: 2015年04月18日 15時59分 JST

世界中の多くの国で、女子は男子よりも学業面で優秀な成績を収める傾向にあるようだ。女性が政治的、経済的または社会的不平等に直面している場所でさえも。

スコットランド、グラスゴー大学のギスベルト・ストット博士とミズーリ大学のデヴィッド・C・ゲーリー氏の報告によって、2009年に、調査対象74カ国のうち52カ国で女子高校生が国際標準テストで顕著に良い成績を収めたことが明らかになった。

研究者らは、学業成績と各国のジェンダー不平等度の相関を調べることを目的として調査を開始した。典型的に女子が不平等に扱われる国において、彼女たちの国際学生アセスメント・プログラムでの成績は相対的に劣るであろうというのが当初の彼らの想定であった。しかしその反対に、女性の処遇に関係なく、女子は過去10年間常に、男子を上回る成績を収めていた

研究では、特に男女間で機会の不平等性が見られやすい厳格なムスリム諸国でも、同様の結果となった。「こうした国の多くで、女性は多くの行動を制限されています。しかしこうした国でさえも、女子が学校でよりよい成績を収めていることは興味深いことです」。ゲーリー氏はハフポストUS版に対して語った。

研究の対象となった「PISA」は、OECDにより2000年から世界中で実施されているテストだ。2009年のテストでは、調査対象国の70%において、読解、数学、科学で女子が男子よりも成績が良かった。

ゲーリー氏は、男性の上位成績者は女性の成績優秀者よりも数学でよい成績を収める傾向にあると述べた。この事実は、理系職でのジェンダーギャップを説明しているように見える。しかし同時に、ゲーリー氏は全体では女子の成績がより高いという事実に対する視点が欠落していると指摘した。

「男子は理系に進み、数学に秀でているというような議論は、成績優秀な生徒たちの話にすぎません」。ゲーリー氏は述べた。「世界全体を見れば、そもそも理系に進むことができない子供たちの数の方がよほど多いのです。世界の子供の95%は、どの国であっても男子が女子の成績にひけをとっていることがわかります」。

ゲーリー氏は、ますます複雑化する労働市場に対し、研究の示唆するところには大きいと述べた。とりわけ途上国において、職業技能を持たない男性が増加する可能性があると言う。

「職業技能を持たない男性の比率が高い国では、暴力犯罪を含めた犯罪率が上昇します」とゲーリー氏は述べた。

ゲーリー氏はこの発見が、男女間の学業の差という問題への世間の関心を高めてくれることを望んでいると言う。

男の子の問題は見逃されています。これは重大な、世界レベルの問題であり、潜在的にも意味を持つものです。これまで言及される機会がなく、なぜそれが問題になりうるのか人々の関心を引いてこなかったテーマです」。

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。


悪ガキは、男の子に多いのは実感します。

ただ、女子の方が成長が早いという要因もあると思うので、条件をそろえたのかどうかは気になります。

関連記事

福岡伸一「文系と理系の溝が成果の共有を阻む」

福岡伸一「文系と理系の溝が成果の共有を阻む」

アエラの2015年4月13日号に掲載された文章です。

素晴らしいですね。

キャプチャ

キャプチャ1

関連記事

文部科学省「今後の地域スポーツ推進体制の在り方に関する有識者会議」

文部科学省「今後の地域スポーツ推進体制の在り方に関する有識者会議」

1.趣旨

  「スポーツ基本計画」の策定を踏まえ、地域スポーツの推進に当たっては、地域コミュニティの中心である総合型地域スポーツクラブ等により行われてきたところであるが、総合型地域スポーツクラブについては創設から約20年を経過し、財源不足により解散するクラブが出るなど地域スポーツの振興に深刻な課題が発生している。
  2020年オリンピック・パラリンピック東京大会の開催を控え、日本全国でスポーツがこれまで以上に振興できるようにするとともに、大会後も持続させる「レガシー」として健康増進・地域活性化・民間スポーツ産業との連携等の新たな課題に対応した地域住民が主体的に参画する地域のスポーツ環境の整備を図るための検討を行う。

2.検討課題

  地域住民が主体的に参画する地域スポーツの推進方策

3.方法

  本有識者会議は、以下の委員をもって構成する。
  なお、必要に応じ、委員以外の協力を得ることができることとする。

  石田 政充  北海道美深町教育委員会教育長
  伊藤 華英  オリンピアン、順天堂大学大学院、セントラルスポーツ株式会社
  工藤 保子  笹川スポーツ財団スポーツ政策研究所副主任研究員
  久野 譜也  筑波大学大学院人間総合科学研究科教授
  桑田 健秀  総合型地域スポーツクラブ全国協議会幹事長
  友添 秀則  早稲田大学スポーツ科学学術院長
  渡邉 守成  イオンリテール株式会社スポーツ&レジャー事業部長


資料3 地域スポーツの推進に関する文部科学省の取組 (PDF:1108KB)

資料4 総合型地域スポーツクラブに関する現状と課題 (PDF:1438KB)

参考資料3 地域スポーツに関する基礎データ集 (PDF:3543KB)

関連記事

グーグル人事マネージャーが「20代は専門分野なんて必要ない」と言い切るワケ

グーグル人事マネージャーが「20代は専門分野なんて必要ない」と言い切るワケ

「汎用性→専門性」という順番を守り、あまり早く専門分化をさせない方がスキー技術の到達度を結果的に高くすると言う主張(late specialization)は、本ブログの核心の一つでもありますが、キャリア形成でも同じような考え方をしている方がいるようです。

以下は、キャリコネNEWS2015.04.28より。


若者世代にとって、自分のキャリアをどう築いていくかは一大関心事。専門分野をこれと決めてしまい、会社から別のことを求められて「勝手に振り回さないでくれよ!」と思う人もいるかもしれません。

色々な分野の仕事に転職する人も「落ち着かない」と否定的な評価に。しかし米グーグルの上級副社長で人事部門を担当するラースロー・ボック氏は、これとはまるで対照的な考え方です。彼は30歳頃までは、専門を決めずにいることを勧めています。

「いろんな経験をしていれば、変わった存在でいられるのです。ユニークな視点を提供できることが、あなたの強みになります。素晴らしい仕事は、たいてい分野と分野の交差点で偶然起こるものです。ある専門分野の奥深くではないのです

ありふれた人ではダメ「いろんな会社で働いて」

キャリアマネジメントの方法として一般的に勧められるのは、「専門分野を持つこと」。ひとつの分野で深く、それ以外は浅く広くという「T字型モデル」と呼ばれるものです。

この考えでは、社会人になりたての最初の10年間は取り組むことを絞りこみ、10年経ってから活躍の幅を広げていくことが奨励されます。しかしボック氏は「私はまったく違う考えです」と言います。

キャリアの最初の10年間は様々なことに挑戦してください。考え過ぎてはいけません。実験しましょう。いろんな会社で働いてみてください。スタートアップでも大企業でも。有名企業でも、誰も聞いたこともないような会社でも。NPOで働くのも良いでしょう」
そうすることで、専門だけに取り組んできた人では得られないような「幅」を得ることができるのだと言います。30歳頃になると「この道一筋」の人と競争することになりますが、「彼らはありふれているから」と歯牙にもかけません。

6万人を入社させた経験「専門分野は30代から」

グーグル社といえば、「働きたい会社ランキング」では上位の常連企業です。無料のカフェテリアなど充実した職場環境や、エンジニアが勤務時間を業務外のことに使える「20%ルール」で知られています。

同社で働きたいと願う人は後を断たず、採用担当に送られてくる履歴書の数は1年で200万通に上るのだそうです。

ボック氏が人事担当の上級副社長に就任したのは2006年のこと。就任から現在までにグーグルの社員は6000人から6万人へと10倍に増加しました。数多くの社員や入社希望者を見てきた末に、ボック氏は「20代のうちは専門を決めない方が良い」という結論に至ったようです。

20代は幅広い経験とユニークな視点、30代は専門分野、40代はこれまでの成果を刈り取る時期だとします。「経営層にいるかもしれないし、起業しているかもしれませんね」

そんな彼は新著「Work Rules!」を出版しました。以上のコメントは出版を記念して行われた対談の内容です。対談の音声データは米ビジネスインサイダーにて掲載されていますので、興味のある方は聞いてみてはいかがでしょうか。(文:遠藤由香里)

(参照)Google HR boss shares his best advice for succeeding in today's workplace (Business Insider)

あわせて読みたい:ちきりん氏「キャリアの一貫性なんてマジ無用


Chamallow, le chat roi de l'évasion - The cat king of escape

子供にスポーツをさせる親が注意すべきこと

子供にスポーツをさせる親が注意すべきこと

Kindleで、片田 珠美さんが書かれた「他人の意見を聞かない人」(角川新書)を読んでいたところ、なるほどと思った箇所があったので、ご紹介します。

親は、十分注意しなくてはですね。

興味を持ったら原文を読んでみてください。

キャプチャ0

キャプチャ1

キャプチャ.2PNG

キャプチャ3

キャプチャ4

著者は、フロイト系の方なのでしょうか?

状況分析はそうかもしれないと思いますが、理由が「少子化、核家族化」というのは、推測と言うことでしょうね。

豊かになって、子供への要求ハードルが上がったのかもしれませんし。

SNSの普及が、自己愛の大きな人同士を巡り合わせているのかもしれません。

THE PERFECT TURN by TED LIGETY

「平成26年度近畿大学卒業式」 堀江貴文氏メッセージ

「平成26年度近畿大学卒業式」 堀江貴文氏メッセージ


2015/04/09 に公開
平成27年(2015年)3月20日(金)に挙行された、「平成26年度近畿大学卒業­式」での
実業家 堀江貴文氏のメッセージをご覧いただけます!


ちなみに下は、1年前の近畿大学の入学式とのこと。

全く、信じられませんね。

ここまで、学生に媚びないといけないのか?

こういうビデオまで作って学生を集めようとする大学関係者の見識を疑います。


2014/04/14 に公開
ウェルカムパフォーマンス 
KINDAI GIRLS「そうだ!We're ALIVE」、吹奏楽部、応援部、よさこいサークル「近大のテーマ」「近大節~つんく­♂プロデュースVer.2014


実にあっさりと方向転換。

実にあっさりと方向転換。

まあ、何というか。

終わってみれば、あの熱は何だったのか、というぐらい、あっさりとスキー競技を終了しました。

中学校に入り、文武両道を目標に置き、スキーでトップを目指すことを止めてからは、①継続による自己鍛錬、②人格形成、という競技成績以外の精神的成長が次善の目標となりました。

競技を行いながら、競技成績以外にその意義を見つけようとした場合、スキーに関しては、

1,費用と労力が掛かりすぎるデメリット、

2,競技人口が少ないことに起因する、運動神経もそれ程優れず、かつ練習もそれ程していないのに、それでもある程度の成績が得られるというメリット(笑)、

の両面があるかもしれません。

県レベルでも競技をしている子供の数が大していないことから、その実力差は大きいにもかかわらず、順位差はそれ程つかないという結果になります。

少ない人数なので、皆仲良くなりますし。

我が家の場合は、親子とも未練なく、スムーズに区切りを付けられたのですが、もしかしたら諦められない保護者が多いのかも、という気もします。

でも、親の都合で、(少なくとも大会成績で)子供に苦痛を与え続けるのもどうかとも思います。

子供だって、小さい時からスキーばかりさせられていたら、他の道なんて考えられなくなるでしょうし。

「やっぱりスキーしかない」と思うのは、良いことか、悪いことか。

信念があるとも言えますし、視野が狭いと言えるかも知れません。

まあ、競技の結果がどうであれ、楽しめればそれで良いし、人間関係が広がるのは確かです。

ある程度の収入がなければ継続できないスポーツなので、人間関係的にも階層性を反映したものかもしれません。

小中学生の時期に、大人でも難しいような過密スケジュールをこなして、なおかつ友人もたくさん作れて、やりきったわけなので、これは凄いな、自分にはできないな、と感心しております。

尺度がないので、客観的に評価するのは難しいのですが、人間的に確実に成長したのは間違いないと感じます。

競技スキーに感謝ですね。

「レポート 売ります! 買います!」 ハッピーキャンパス

「レポート 売ります! 買います!」 ハッピーキャンパス

レポートや過去問が、500円から千円ぐらいで売買されています。

こんなサイトがあるとは、ひっくり返りましたね。

一方で、コピペレポート発見ソフトもあります。

剽窃チェッカーも。

もう何とも言いようがありません。

ズルく生きるのはやめましょうね。

関連記事

Skiing in Colour: Marcel Hirscher

京都大学 鹿島研究室 「お詫びと撤回のお知らせ」

京都大学 鹿島研究室 「お詫びと撤回のお知らせ」

八ッ橋レポートにかかる調査報告とレポートの撤回について

2014年10月22日に公開された「私たちはお土産にどの八ッ橋を買えばよいのか」に対して、被験者の数として示されている数が研究室メンバーの数と不自然に一致すること、ツとッが混在することで看過できない表記ゆれが発生していることなど、その信頼性・再現性を著しく欠くという指摘をうけ、2015年4月1日に内部有識者による調査委員会を設置して調査を行ったところ、硬いほうの八ッ橋も美味しかったことが発覚したため、2015年4月1日付で当該レポートを撤回することといたしました。

このような事態を重く受け止め、2015年4月1日に内部有識者による懲戒委員会を設置し、主として解析と執筆に関わった筆頭著者1名に対する厳重注意(※1)ならびにプロジェクトの責任者である最終著者に対する謹慎処分(※2)を2015年4月1日付で執行いたしました。

関係者ならびに一般の皆様に多大なご迷惑をおかけしたことを心よりお詫びするとともに、一日も早い信頼の回復へむけ一層の努力を行っていく所存です。

※1: 調査を生八ッ橋にのみ限定したことについて
※2: 向こう12時間に渡り一切のアンコの摂取を禁止すること

 以上


現在は、研究室のホームページからは、削除されているようです。

そういえば、理研の理事長に前京大総長の松本先生がなられましたね。

お久しぶりです。

お久しぶりです。

5ヶ月間、週末も、正月もなく、ぶっ通しで働き続け、山場の3ヶ月は、平日はすべて午前様というハードな毎日がやっと終わりました。

生活のすべてを仕事に当てていたため、スキーどころではなく、いつの間にかワールドカップも終わり、シーズンも終了、という時期になってしまいました。

良い結果がでると嬉しいんだけど。

そして、いつの間にか子供もスキーを引退していました。(ほとんど顔を合わせることもなかったため、こんな感覚が正直なところです)

高校では、勉強とクラブ活動に打ち込んでもらいます。

今までは、スキー6,勉強4ぐらいの感じでしたが、これからの3年間は勉強8,クラブ活動2ぐらいの感じでしてもらいたいと思っています。

大学で、スキーを再開するかどうかは、本人次第ですね。

中1ぐらいで、これは無理かな、という感じはありましたが、少なくとも中学は最後までスキーを継続すると話し合って決めていたので、練習計画等も本人が考えるやり方に変更し、これまで続けてきました。

最後は、小学校4年の時に出場した大会に戻っての引退でした。

6年間、お世話になった方々には、心から御礼を申し上げたいと思います。

どうもありがとうございました。

中学校に入ってからは、勉強との両立を図っていたことや、実力の伸びが停滞し始めたことから、スキーでは割と報われないことが多かったのですが、でも、これからの人生を考えれば、このぐらいのストレスは、経験しておいた方が良いだろうとも思っていました。

大人になれば、思うようにならないことだらけの中で、いかに最良と思われる方向にみんなを導けるか、が大事なわけで。

思うようにならないのは、当たり前なのです。

ただ、「当たり前」で終わってしまうのではなく、「メタ認知」的に言えば、第3者的視点から現状を分析し、自己分析を加えながら、弱点をどのような形で補って、さらに上を目指すか、あるいは、撤退を決めるか、といった状況であったと思われます。

主観的には、もっと頑張れば、もっといけると思いがちですし、日本的価値観からしても、最後まで諦めないのが良いことだとは思いますが、それをやり遂げて、一定程度の結果を出したとしても、やはり自己満足で終わってしまうとも思います。

オリンピックに出るとか、日本で1番になるという目標にこだわるならば、私のメタ認知は、小学校時に「無理」という判断でした。(笑)

そういう競技者としての高いレベルではなく、スキーを継続することで、体力増強、生活・学習習慣の確立、独立心、克己心、自信、並列する複数課題に対する処理能力、目標を設定した問題解決能力、協調性、リーダーシップなどの人格あるいは自我形成や、友人作り、将来の趣味作りなど、多くのメリットがあるだろうとは考えていました。

この意味では、実に素晴らしい効果があったと思います。

スキーを通して、子供の世界が大きく広がりました。

日本中に、友人ができました。

精神面でも貴重な経験になったと思います。


これからは、目標を変えて、再び努力の積み上げです。

まずは、シャルトルのベルナールが言う「巨人の肩の上に立つ」まで。

スキーと同じで、基本からの着実な積み重ねが大事だと思います。

偉大な先人たちの足跡をたどりながら、一歩一歩、山道を登っていくのです。

スキーの経験を生かしながら。

やがて、周りの木が低くなり、太陽が現れ、視界がだんだん開けてきます。

裾野の広い、高い山の頂に立つまで。

頂上に立てば、360度、地平線まで見渡すことができます。

世界を一望することができます。

もしかしたら、そこから空に羽ばたくこともできるかもしれません。

知の世界では、経験によらない知識の習得が人間の幅を無限に広げます。

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」(ビスマルク)のです。

*愚者は自分の経験からのみ物事を判断しがちですが、賢者は(自分の経験に加え)先人が残した知性や真理を知識として自分の中に蓄積した上で、物事を判断していく(ので誤りが少ない)という意味だと思います。一生掛かっても、自分自身が体験できることは限られてますからね。(ベルナールの言葉と似てます)

「明日死ぬと思って生きよ。無限の命があると思って学べ」(ガンジー)なのです。

毎日を精一杯生きること、そして、命がつきるまで日々学び続けること。

これが、新しい目標です。

ご報告でした。

グッドコーチに向けた「7つの提言」

グッドコーチに向けた「7つの提言」

キャプチャ

新しい時代にふさわしいコーチングの確立に向けて~グッドコーチに向けた「7つの提言」~

「コーチング推進コンソーシアム」(以下、「コンソーシアム」という。)は、「スポーツ指導者の資質能力向上のための有識者会議(タスクフォース)報告書」(平成25年7月)に基づき、オールジャパン体制でコーチング環境の改善・充実に向けた取組を推進するため、我が国を代表するスポーツ関係団体や大学、クラブ、アスリートなどを構成員として設置(平成26年6月)されたものです。

我が国においては、2020年オリンピック・パラリンピック東京大会を契機として、世界に誇れる我が国のコーチングを確立するとともに、2020年以降も有形無形のレガシーとして、持続可能なスポーツ立国の実現に向けた取組が一層求められています。

そこで、コンソーシアムでは、全ての人々が自発性の下、年齢、性別、障害の有無に関わらず、それぞれの関心・適性等に応じてスポーツを実践する多様な現場でのコーチングを正しい方向へと導くため、「グッドコーチに向けた『7つの提言』」を取りまとめました。

さらには、グローバル化が進展する現代において、国内はもとより、諸外国で活躍するコーチなど、国際社会の中でコーチングに関わる全ての人々にも参考としていただくことを期待しています。

今後、コンソーシアムの構成団体を通じて、7つの提言を広く関係者に呼びかけ、コーチング環境の改善・充実を図っていくこととしています。

平成27年3月13日
コーチング推進コンソーシアム


グッドコーチに向けた「7つの提言」

 スポーツに関わる全ての人々が、「7つの提言」を参考にし、新しい時代にふさわしい、正しいコーチングを実現することを期待します。

1.暴力やあらゆるハラスメントの根絶に全力を尽くしましょう。
 暴力やハラスメントを行使するコーチングからは、グッドプレーヤーは決して生まれないことを深く自覚するとともに、コーチング技術やスポーツ医・科学に立脚したスポーツ指導を実践することを決意し、スポーツの現場における暴力やあらゆるハラスメントの根絶に全力を尽くすことが必要です。

2.自らの「人間力」を高めましょう。
 コーチングが社会的活動であることを常に自覚し、自己をコントロールしながらプレーヤーの成長をサポートするため、グッドコーチに求められるリーダーシップ、コミュニケーションスキル、論理的思考力、規範意識、忍耐力、克己心等の「人間力」を高めることが必要です。

3.常に学び続けましょう。
 自らの経験だけに基づいたコーチングから脱却し、国内外のスポーツを取り巻く環境に対応した効果的なコーチングを実践するため、最新の指導内容や指導法の習得に努め、競技横断的な知識・技能や、例えば、国際コーチング・エクセレンス評議会(ICCE)等におけるコーチングの国際的な情報を収集し、常に学び続けることが必要です。

4.プレーヤーのことを最優先に考えましょう。
 プレーヤーの人格及びニーズや資質を尊重し、相互の信頼関係を築き、常に効果的なコミュニケーションにより、スポーツの価値や目的、トレーニング効果等についての共通認識の下、公平なコーチングを行うことが必要です。
  
5.自立したプレーヤーを育てましょう。
 スポーツは、プレーヤーが年齢、性別、障害の有無に関わらず、その適性及び健康状態に応じて、安全に自主的かつ自律的に実践するものであることを自覚し、自ら考え、自ら工夫する、自立したプレーヤーとして育成することが必要です。
 
6.社会に開かれたコーチングに努めましょう。
 コーチング環境を改善・充実するため、プレーヤーを取り巻くコーチ、家族、マネジャー、トレーナー、医師、教員等の様々な関係者(アントラージュ)と課題を共有し、社会に開かれたコーチングを行うことが必要です。

7.コーチの社会的信頼を高めましょう。
 新しい時代にふさわしい、正しいコーチングを実践することを通して、スポーツそのものの価値やインテグリティ(高潔性)を高めるとともに、スポーツを通じて社会に貢献する人材を継続して育成・輩出することにより、コーチの社会的な信頼を高めることが必要です。

お問合せ先

文部科学省スポーツ・青少年局スポーツ振興課
電話番号:03-5253-4111(内線2686)
ファクシミリ番号:03-6734-3792

関連記事

ソチ冬季オリンピックにおける選手育成・強化・支援等に関する検証チーム(第2回) 議事要旨

ソチ冬季オリンピックにおける選手育成・強化・支援等に関する検証チーム(第2回) 議事要旨

1.日時

平成26年9月9日(火曜日)

(中略)

5.議事要旨

○:委員,協力員
△:事務局

冒頭,会議の公開について,第2回会議の議事に評価に関する案件が含まれるため,非公開とすることについて,委員一同了承した。

(1)検証チーム報告書(案)について
事務方より,ソチ冬季オリンピックにおける選手育成・強化・支援等に関する検証チーム報告書(案)に基づき説明が行われた後,質疑応答及び意見交換が行われた。

○スキーにおいては,今回マルチサポートにお世話になった。その用具開発の中で,例えばジャンプのスーツの開発や,ノルディックコンバインドの方ではスキーの裏に傷を付けるストラクチャーなどを導入した。ストラクチャーマシンを今回導入する上で,大きな問題が生じた。諸外国からの物を,税関を通して入れることが非常に面倒な作業だということを感じた。事前に,マルチサポート側の方でいろいろなことを調べて,入りやすいような仕組みに作っていただいたが,運搬を担当したドライバーの方が,ストラクチャーマシンをロシアに入れた際,必要な手続を行わずに入ってしまったと聞いている。今後はそのようなことが起きないように,今後検討するべきであると思う。最終的には関税を通ることができ,コンバインドチームでは,今回結果も出すことができたが。

○ナショナルトレーニングセンターの利用について。フィギュアスケートでは,競技別強化拠点として中京大学のリンクを活用しているが,トップアスリートと言われている人間が中京大学に所属している。彼らは個別に中京大学が貸切りにしているために,競技別強化拠点の利用人数に含まれていない。トップアスリートの利用者数がグラフに入っていないために,利用状況が悪いように見える。

○図11のフィギュアスケートの数値は40%強ですが,実際はもう少し上がるのか。

○上がると思う。

△正確なところを把握し,適宜対応する。

○ナショナルトレーニングセンターについて,味の素という冠を全然つけてなくていいのか。

△ネーミングライセンスについては,確認する。

○文章に関する指摘だが,「ナショナルトレーニングセンター(NTC)」と記載されているところ,2ページ目でNTCと定義しているのであれば「(NTC)」は要らないのではないか。

○既に2ページで「NTC」と書かれている。どちらかにか統一した方が良いのではないか。

○JISSによるメディカルチェックの実績について,NF要望チェックと派遣前チェックが相補的に活用されているという記述があるが,例えば24年度によると派遣前チェックが0であり,図1のイメージと異なるのではないか。
それから,NTCの活用状況については,NTCのトレーニングルームの利用実績のみが計上されているが,NFにおける指導者養成など,座学的な研修利用も,少なくはないのでは。そういった面でのNTCの存在意義や価値が追記されてもよいかと思う。

△1点目については,大きな国際大会がなかったことによって,派遣前チェックが0となっており,NF要望チェックとの相互補完性について記述している。2点目については,指導者に関する記述が可能かどうか検討する。

○1点目については,「平成24年度は,大きな国際大会は開催されなかった」などと注釈を入れたらどうか。

○マルチサポートのアスリート支援の利用状況について,フィギュアスケートの日本代表レベルの選手は強化合宿を毎年行っておりまして,本文の記載だと「強化合宿等の強化活動は行わず」と書かれているので全く行っていないととらわれてしまう可能性がある。「日本代表レベルの選手は」と「個々の」の間をカットして書いたらどうか。

○私もそれを質問したかったところ。実際は合宿をしているのか。

○毎年行っている。外人コーチを呼んで毎年中京大でやっている。

○事務局の方で修正するように。

○図4にノルディック複合における体力測定の写真とグラフが載っているが,写真の中の選手の走り方がクラシカルという走り方で,恐らくクロスカントリーの画像を使っているのではないか。

△修正する。

○非常に言葉的な問題だが,図12のオレンジの棒グラフについて,平成24年度から25年度では2種別増えていると書かれている。種目と種別とはどのように違うのか。2つ増えたというのは,何と何が増えたのか。例えば,表8では,「ターゲット種別の競技結果」というタイトルで種別と書かれている,種目と種別とは,どのように使い分けられているのか。

△参考資料の11ページ,「平成25年ターゲット競技種別」と書かれているが,ここの競技種別というのはスキージャンプなどの部分を言うもの。種目となると,表の右側の部分を指す。

○表8であれば,ジャンプは男子も女子も同じ種別ということか。それとも男子と女子と種別としては,違うということなのか。

△同じである。

○「外部有識者で構成されるターゲット競技種目選定チームにおいて」という記述に続いて,幾つかの基準が出ているが,「今後の選手の状況」というのは具体的にどういうことを意味されるのか。

△今後の選手の状況については,次期オリンピックでメダル獲得が期待される潜在的能力を有するアスリートの状況や,競技で実績を持つアスリートのコンディション等を評価するというようなもの。

○成績とコンディションと両方入っているということか。

○はい。

○やや文章的な問題になるのが,28ページの「研究開発には」というところについて,「今大会に向けた研究開発を無駄にしないためには,次回以降の競技大会においてのその知見や」と書かれているが,「次回以降の競技大会において」という記述が不自然に感じる。

○「次回以降の競技大会に向けて」というような表現が適切か。

○図14の中で,リカバリーボックスというものは酸素カプセルを指すのか。

○コンディショニングミールとは,おにぎりとバナナとオレンジジュース等をセットにした持ち出し用の食事セットのこと。

○海外のいろいろな取組の例が書かれている点は,非常に内容が面白くて,特徴が出ていると思う。カナダの取組の中で,OTPが出ているが,OTPとは何かということが具体的に書かれていない。OTPはカナダオリンピック委員会や,カナダパラリンピック委員会,スポーツカナダ,スポーツセンターなどが一緒に集まったコラボレーション組織である。これは,今まで縦割りで行っていたのを,情報共有して一緒にやっていこうという狙いがあったと思う。OTPとは何かということを書いた方が,非常に日本にもヒントになると思う。

○ものすごく数あるプロジェクトのうちで,うまくまとめていただいた。ただし,本文にも書いてあるが,開発したが間に合わなかったりして残念なものもあった。その辺りも今後改良していきたい。時間がかかって,開発が間に合わなかったというのは,それは事実であり,非常に申し訳ないと思っている。今後どんどん進めていきたいと思う。今のところ,平成22年から始めて,大分うまくなって,もう悪いのはすぐやめてしまっているが,継続していけるのは是非継続したいと思う。

○最後のまとめのところにも,そういう辺りを匂わせるような課題が書かれているかと思う。やはり,検証は良いところだけではなくて,課題も入れるべきだと思う。連携が必ずしもスムーズではなかったと,このような点も書かれている。

○これで多分完璧ということではなく,今後いろいろな課題が出てくると思うので,これを土台として先へ進むことができればと思う。ロシアの取組のところとカナダの関係について,ロシアはカナダのOn the Podiumのスタッフを相当持っていったというのが明確であり,その辺がどのような,数値だけでなくて,表れているのかと。直接持ってこられたコーチからも話を聞いたが,相当アグレッシブに刈り取っていったようだ。今後,2020年に向けて,どのような方向があるのかということも含めて検証していった方が良い。日本の風土だと,いろいろと難しいこともあるかと思うが。

○外国から優秀なコーチをたくさん呼ぶことは良いと思うが,2020年や2030年を考えると,日本のコーチの能力をもっと上げないといけないと思う。データを十分に理解できなければならず,データを選手にかみ砕いて伝えることが,すごく重要になってくると思う。これは報告書に書く必要はないが,コーチについて余り報告がないと気が付いた。コーチの育成も長期的に見ると重要かなと思っている。

○即時フィードバックシステムがスキージャンプにあったが,選手が下で飛んだ後,コーチは上の踏切台の横で映像を見ながらアドバイスができるという素晴らしいシステムであった。こうした開発した機器を,今度はコーチがうまく使えるように,わかりやすく伝えていくという,講習していくということも次のもうひとつ課題なのではないか。

○最近の傾向はトレーニングモニターなど,試合の情報をいかに選手にうまく伝えるかといった方向に,これから研究の方がシフトしていく。7月に国際大会があった際,オランダやアメリカのメーカーが,随分その辺りに力を入れている。モニタリング,しかも競技の中でモニタリングという傾向になっており,それをコーチがどう伝えるのかが勝負になってくと思う。

○夏のオリンピックの場合は,例えば世界記録がたくさん出たか,などで世界レベルが上がっているとか,あるいは難易度の高い体操の競技のレベルが上がっているとかということが,目に見えやすい。一方,冬の場合は環境などの要因があって,なかなか見えにくい部分があると思うが,例えばスピードスケートなどの記録の推移がどう変化していて,次を狙うためにはどれぐらいのレベルになりそうだなど,そのようなレベルに関して分かるものがあるといいかと思う。それから,間接的なものになるが,2020年東京招致が決まった背景には,一度も日本人選手がドーピングで引っかかっておらず,非常にクリーンな日本選手団というイメージがあった。そのような取組や背景など,あるいはどれぐらいの実数の検査者がいて,結果がどうだったかなどがあった方がいいと思う。結果を上げるための支援と,もう一つは足を引っ張られないためのしっかりとした後方支援というものが,双方合わさって結果につながっているのではないかと感じた。

△各国の競技レベル等について,第1回会議において,何を評価していくのかを話し合ったが,このソチオリンピックにつきましては,JOCの方でも日本代表選手団報告書において,また,各NFの方でも競技レベルも含めて検証しているところ。そのため,我々においては,国の直接の事業を評価していくということとなっていた。御指摘の部分は,JOCの報告書の中にある程度あったので,直接的には書かなかったという背景がある。

○今,国の,ということがあったが,拠点の話の中で,国体で整備したジャンプ台のことが挙げられてない。このジャンプ台も結構利用されていたので,適切であれば,多分日本の最先端のジャンプ台だと思うので,書いていただければいいかなと思う。

○JISS,NTCだけではなく,他の拠点施設に関しても書いた方がいいのではないかと,御指摘いただいた。冬季国体は,totoに大きく御支援いただいている。

○競技力向上施策の国際比較の中で,ロシアの海外コーチとの関係性というところを読んでいて思ったのだが,日本の競技では,日本人のコーチが多いのか,それとも海外のコーチが多いのか,日本もこうした比較をしたら良いかと思う。


この後,座長より,本日の会議における意見を含め,報告書(案)の取扱いについては,座長に一任してもらいたい旨の発言があり,委員から了承された。

最後に,最終回に当たり座長及び事務局より挨拶があり,会議が終了した。


関連記事

ソチ冬季オリンピックにおける選手育成・強化・支援等に関する検証チーム(第1回) 議事要旨

ソチ冬季オリンピックにおける選手育成・強化・支援等に関する検証チーム(第1回) 議事要旨

ずいぶん遅れてアップされています。

原文は、こちら

1.日時

平成26年3月24日(月曜日)10時00分~12時00分

(中略)

5.議事要旨

○:委員、協力員、説明員(随行者からの補足説明を含む)
△:事務局

(1)検証チーム座長の選任等について
事務局より、配付資料について説明があった後、委員の互選による座長の選任が行われ、山口委員が座長に就任した。
また、会議の公開について、事務局より資料2に基づき説明が行われ、(案)のとおり決定された。
第1回会議の議事については、評価に関する案件については非公開とすることが委員一同了承した。

(2)ソチ冬季オリンピックの競技結果について
公益財団法人日本オリンピック委員会(以下、JOC)より、資料3の説明が行われた後、質疑応答、意見交換が行われた。

○スキー競技については、過去2大会でメダルが取れていない状況の中で、良い意味でプレッシャーがあった。そして、JOC、独立行政法人日本スポーツ振興センター(以下、JSC)、マルチサポート事業も含めて、各方面から多くのサポートをいただけたことで、組織として一つになったように感じた。そういったことがメダルの増加につながったのかもしれない。
○メダルの数だけでは評価できないと思うが、国外開催という条件付ではあるものの、スポーツ基本計画の目標を達成したことは良かったことだと思う。
入賞総数、メダル獲得数が国外で開催された大会では過去最多ということで、これはすばらしかった。事前にメダル獲得を期待された選手が結果的に取れなかった、メダル獲得が難しいと想定されていた選手がメダルを獲得したというケースもあり、事前に評価されていた実力がどう発揮されてメダルにつながったのか、つながらなかったのかという分析が必要だと感じた。
○結果的に見て、スキー競技ではメダルが取れたものの、スケート競技ではフィギュアスケートの羽生結弦選手しかメダルが取れなかったということで、もう少し強化していく必要があると感じた。しかし、JOCや各企業のサポート、さらにソチに設置されていたマルチサポート・ハウスはとても充実しており、選手にとっては良い環境であったと思うので、選手たちの声もいろいろと聞いてみたい。
○前回のバンクーバー大会では金メダルが獲得できなかったため、今回のソチ大会では金メダルが取りたかった。そして、氷と雪の競技で必ずどの競技もメダルを獲得するということを目標に掲げてやってきた4年間だった。結果的には、金メダルが1つに終わり、長野大会の成績を目標としていた10個のメダル獲得には2個届かなかった。見る側の方々からは、結果的に高い評価を得ていただいたのではないかと思うが、実際に4年間準備してやってきた側としては、非常に厳しいオリンピックだった。
○世界ランキング1位になるような実力者が、金メダルを確実に取ることが一番難しいと感じているが、今回も同じような状況になってしまった。オリンピックというのは、どうしても特別扱いをしてしまう部分があるが、その特別扱いが選手たちに悪い方向に影響を与えてしまった。今後の対応がこれからの大きな課題。
○特に、スピードスケート、ショートトラックについては選手の育成が進んでおらず、これまでと同じ選手で戦うこととなってしまった。また、選手を育てられていないのに、いつまでも同じコーチを務めている現状も打破していかなければならない。ボランティアのような立場で選手の指導を行っている場合も多いため、プロフェッショナルのコーチ育成を、国としてどう位置づけていくかが、これから2020年に向けて重要なことではないか。
○客観的なところと、実際に戦うところでの評価があるかと思うが、2020年に向けてどうつなげるかといった視点も必要。そうなると今回のロシアの強化体制や平昌に向けた韓国の強化体制を分析することも必要ではないか。
○国体の施設が強化という視点から使われているかも重要。2017年の札幌冬季アジア競技大会のために整備される施設や、ナショナルトレーニングセンター(以下、NTC)競技別強化拠点施設についても、併せて考えていく必要がある。
○2017年冬季アジア競技大会、2019年ラグビーワールドカップを視野に入れると、NTCを確実に拡大していくというのは当然だが、もう少し競技別拠点を増やしていくことも重要。選手強化はもちろん、地域での選手発掘にもつながっていくのではないか。
○NTC競技別強化拠点施設は夏季競技と冬季競技の場合で少し意味合いが違う。夏の場合はトップレベルの選手が集中的に合宿を行い、強化をできる状況にあるが、冬の場合はトップレベルの選手は外国を拠点にして強化を行っている。その下のレベルのジュニアやユースの選手が、日本国内のNTC競技別強化拠点施設でトレーニングを積んで、トップに行くという要素を持たせることも大事。
○平昌大会だけをターゲットにして終わるのではなくて、長期的なビジョンの中で平昌大会を位置づけて選手を育成することが大事。
○スキー・ノルディック複合では、夏の間はNTC競技別強化拠点施設をメインに強化合宿を行い、それから海外に遠征を行う。例えば、雪の上で一年中走れるトンネルがあるドイツや一年中雪のある氷河でトレーニングを行ったり、夏の大会に出場したりしている。そういった形で、NTC競技別強化拠点施設と、海外の環境の良いところを活用し、強化をしている。
○評価をする際には、選手などの支援を受けた側からの評価も大事。アンケートなどで、選手の声を聞くことはできるか。
○競技終了後に選手やスタッフに対し、マルチサポート・ハウスの利用に関するアンケート調査を行っている。
○研究開発については、アンケート調査を行っているわけではないが、用品用具を提供した選手に使い勝手などを聞いている。
○選手の意見は非常に重要。しっかりと整理していただきたい。
○サポートを受けたスタッフとしては、マルチサポートには非常に助けられた。他国が行っているサポートを日本も受けられるということで、精神的にもアドバンテージを持つことができた。今後も続けていただければ、日本も強くなっていくと思う。
○オリンピックは選手本人が普通にやったとしても、周りが普通ではない状況になっている。その中で、いかにオリンピックを普通以下の大会として捉え、100%の実力を発揮できるかという戦いになってくる。
○オリンピックは4年に1度ということで、メディアの注目度も違う。オリンピック開催の年は、取材対応なども増えるため、時間の使い方も通常とは違ったものになる。
○ソチオリンピックでは、マルチサポート・ハウスのおかげで、入浴が可能であったり、メディカルスタッフがそろっていたり、日本食を食べることができたりとふだんの大会より有利な部分がたくさんあった。そういう意味では、通常通りの環境で試合に臨むことができたと思う。
○今回の日本のサポートが諸外国と比べてどうなのかという視点も必要ではないか。
○他国も情報管理を行っている部分があるかと思うが、公開されている情報だけでも集めることはできないか。
○今回の検証チームでパラリンピックの強化の視点も持つのか。
○オリンピックとパラリンピックは一つのものではあるが、サポート体制は全く違う。それぞれ別に考えていかないと、本当に選手のためのものにはならない。
○サポートの充実を図っていく上では、最終的には予算の問題が出てくる。マルチサポートなどで選手を支援することがどれだけ価値のあることなのかしっかりと説明し、スポーツ界にはお金をかけるだけの価値があるといったメッセージを、スポーツ界が発信していく必要がある。
○今回の検証チームでも、国民に対し、国費の使い方とその成果をしっかりと説明する必要がある。報告書をどうやって国民に伝えていくかは考えなければならない。

(3)その他
山口座長より、ワーキンググループの設置について提案があり、委員一同了承した。また、ワーキンググループの人選について、座長一任とすることが了承された。
最後に事務局から今後の日程について説明があり、会議が終了した。
以上

関連記事

「なぜ日本の大学生は欧米の大学生に比べて勉強しないのか」

「なぜ日本の大学生は欧米の大学生に比べて勉強しないのか」

鈴木 典比古 公立大学法人国際教養大学理事長・学長

大学分科会(第108回)・大学教育部会(第20回)合同会議 配付資料より

日本人の大学生が欧米の大学生に比べて勉強していないという状況は東京大学・大学経営政策研究センター「全国大学生調査」(2007年、サンプル数44,905人)による大学1年生の週平均勉強時間数の比較でも示されているが、米国で10年、日本で26年程教鞭をとった私の個人的な経験からしても事実であると思う(ただし、私が学長を務めたICUの学生の名誉のために付け加えるならば、彼らの多くは米国の学生並みに勉強をしていると言える)。これには日米の大学生の生活・学習環境の違いに帰される面もある。日本の大学生が大学で勉強しない理由として、以下のような事情があるのではなかろうか。(ただし、以下のコメントでは、平均的な日米の学生を想定している)

○1 日本の大学生は高校での受験勉強(暗記型)で疲弊した後に大学に入ってくる。しかも、2~3月に大学に合格すると、その疲弊を回復する間もなく、4月には入学して大学生活が始まる。大学生活の最初から、自ら学習する習慣が身についていない。また、高校の時期に時間的な余裕や考える機会が余りないことから、大学に来る目的を明確に自覚していない学生が多い。大学生活を含めた自分の生き方を若い時期のどこかの時点で真剣に考えなければならない。しかし、その事を経験しないまま受験→大学生活→就職→職業生活→退職という人生のレールを歩いている。これは多くの日本人の一様な人生模様であると言ってよいであろう。

○2 米国のリベラルアーツ系大学では入学の時点では学生の専攻は前もって決まっていない。1~2年次に一般教育を履修しながら自分の専攻分野(Major)を決めてゆくのである。この段階は自分の適性、進路、職業、人生と専攻分野をいかに関連付けるか模索する時期で、大学生活にとって重要な体験の時期である。ところが、日本では大学の入学試験が専攻分野別の入試なので、高校の受験勉強(暗記型)のみで大学への進路決定が短絡的になされてしまうことが多い。高校での進路指導も偏差値による進路決定や志望校分別が強いて言うならば機械的に行われている。全人教育(後述)を行うとされる学士課程教育に入学してくる新入生が高校の段階で既にこのような機械的進路指導と分別を受けてくることの矛盾を考えなければならない。真の意味での高大連携が出来ていない。しかし、日本の各大学が独自の偏った入試問題によって入試選抜を行っている点にも大いに原因がある。この事が高校教育のあるべき姿を歪めていることは否定できない。

○3 米国の多くの大学は都会を離れた閑静な田舎に立地し、大学町を形成している場合が多い。特にキャンパスを州政府から供与されているthe land grant universityやリベラルアーツ系の小規模大学はそうである。この様なキャンパス環境では学生が勉学や日常生活に支障を来さないように、図書館、寮、体育施設、文化施設、医療施設、等が充実していて、学生が忙しく勉強に明け暮れる学期中や平日は生活がキャンパス内で完結している。アルバイトなども、大学に関係のある食堂の皿洗いや図書館の本の貸し出し・返却業務、キャンパス清掃等に限られている。大学院生はTAの仕事が可能である。キャンパスの立地と環境が、学生が勉強に専念できる基本設計思想になっている。

○4 このようにキャンパスで完結できる学生生活を送っている米国の大学生は、平日は勉強に集中し、週末は徹底的にリラックスするというメリハリの利いた学生生活をするのが普通である。平日は大学の外の街に出ることも少ない。また、夏休みは3か月あるが、多くの学生にとってこの期間は休みではなく、働いて(summer job)次の学期の学資をためる期間である。学期の期間中や週のうちの平日には勉強に集中するために図書館の充実が不可欠であり、開館時間は午前8時から夜12時まで、また24時間利用できる「24 Hour Room」が置かれている。学生は金曜日の夕方から土曜日の夜までは勉強しない。パーティや運動が盛んに行われる。この、週末のリラックスのためには寮、運動施設、文化施設などの完備が不可欠である。これに対して典型的な日本の大学生の学生生活は、大都会でアパートに暮し、通学に時間がかかり、図書館の利用頻度も低く、運動に汗を流せる施設も少ない。アルバイト優先の生活態度も少なくない。これを要するに、大学教育にかける資源の量が日米の大学では全く違うといってよい。

○5 この差の原因の一つに、授業料の差があることは間違いない。米国の大学の授業料は日本の大学の授業料に比べて非常に高い。私立大学では年間授業料は平均で35,000ドルくらいであろう。これに学生生活費が12,000ドルくらい必要である。州立大学の場合、リーマンショック以来、州立大学に充てられる州政府予算は大幅に削減されている(私立大学でも運用基金が大幅に損害を被った大学は多い)。このような状況下で、州立大学の授業料も、近年大幅に引き上げられている。州立大学でも州内出身の学生(父母が州税納入者)の授業料(In-state Tuition-年間平均9,000~10,000ドル)と州外出身学生の授業料(Out of state Tuition-年間平均20,000ドル)は異なる。このように高い授業料と州政府の予算によって米国の大学の教育の質は保たれているのである。また、米国における寄付文化の伝統も大学経営に資するところ大である。米国の平均的な家庭の収入ではこれらの高い学費を負担することはできない。当然、学費は学生自身が連邦政府貸与ローンなどを利用して賄うことになる。貸与されたローンは学生が卒業後に数十年をかけて返却するのである。

○6 米国の大学生が連邦政府貸与ローンを利用できるためには、通学する大学が大学認証機関(the accreditation agencies)によって認証された正規の大学であることが条件となっている。米国の大学がなぜ認証機関による認証を受けることを重視しているかの理由は、認証を受けなければ(accredited)学生が来ないということがあるからである。高校生も大学進学志望校を選択するに際しては、志望校が大学認証機関によって認証されているか否かを必ず確認している。

○7 米国では大学入試に際しては多方面からの評価によって選抜を行う。高校3年間の成績、SATの点数、クラブ活動、社会奉仕、高校担任の推薦状、などなど。従って、高校の通常の勉強が志望大学への合格にとって最重要である。高校の授業は対話型が多く、暗記型は少ない。予習のための宿題が多い。従って、大学入学時に、すでに対話型の授業に慣れている。日本の教育では小中高大学を通じて学生(生徒)が対話型の授業を受ける機会が極めて少ない。

○8 日本の大学教育は一度の大学入試を経て合格すると進学した大学で4年間を過ごし卒業する。すなわち学生の大学間移動がない。各大学が入試選抜によって受け入れた学生を囲い込んでいる。米国の大学では多様な大学間で学生の移動が可能であり、移動の際に目安となるのは大学間の授業科目間調整(articulation)と学生のGPAである。学生達は、例えば、とりあえずコミュニティカレッジに入学し、そこで勉強に励んで高いGPAを取得し、その高いGPAを持って、コミュニティカレッジよりもランクの高い州立大学に編入してゆく。いわば大学間横断が可能である。しかし、日本の大学にはこのような「大学間渡り鳥制度」がないために、学生は大学に囲い込まれたままで、勉学途中で移動するようなことはできない。日本のこのような硬直的大学制度はグローバルな規模で起こっている大学生の流動化(「学生渡り鳥制度」)に対応できない。

○9 日本の大学ではシラバスの作成と公表が義務化されているが、多くの場合、授業予定(工程)表としてのシラバスが学生にとって使えるような内容になっていない。すなわち、学生はシラバスによって授業の内容・進捗を確認し、毎回の授業に合わせて予習・復習をするのであるが、日本の大学のシラバスは、学生が予習・復習できるような工程表の要件を欠いている。(例:シラバスの中で「参考文献は授業中に指示します」などという参考文献の取り扱いを頻繁に見かけるが、これでは学生が予習をして授業に臨むことはできない。学生は受け身の受講にならざるを得ず、双方向の授業にはならない。)不完全なシラバスは学生の勉学を動機づけない。

○10 日本の大学で行われている大規模授業では学生が授業に出席する頻度は高くない。また、成績評価が学期末の筆記テストのみで行われることが多い。米国でも大規模授業はあるが、その場合には大教室での授業は専任の教員(多くはベテラン教員)が担当し、大人数の学生を少数グループに分けてディスカッション・セクッション制をとっている。ディスカッション・セクッションでは受講生たちを少人数グループに分け、大教室で専任教員が行った講義の内容を使って受講生たちがデイスカッションを繰り広げる。これは大教室での授業のこれを大学院博士後期課程で博士候補試験に合格した学生(the doctoral candidate=DC)がTA(the teaching associate=学内補助講師)となって指導するのである。TAの博士課程学生は授業料免除とともに奨学金を与えられることが多い。DCの多くは博士号取得後に大学で教職に就くことが多いので、博士課程在学中にTAを経験することは大学へ就職する際に重要な準備を行うことになる。

○11 ここで、TAにも2種類あることに言及しておく必要がある。これは博士課程の学生が勉学の進捗状況によって2段階に分けられることと連動している(しかし、ここでいう博士課程とは日本で言われている博士課程前期(修士課程相当)と博士課程後期(博士課程相当)の区分とは異なることに注意。後述するように、米国の大学院博士課程-日本の博士課程後期にあたる時期-は2段階に分かれている。すなわち、○1博士候補資格試験(the doctoral qualifying examination)合格前の博士課程の学生は博士課程学生(the doctoral student=DS)と呼ばれ、○2博士候補試験合格後の学生は博士候補学生(the doctoral candidate=DC)と呼ばれる。博士課程に入学して日が浅く、コースワーク(受講課程)受講中で博士候補資格試験(the doctoral qualifying examination)に合格していないDS学生は教員の授業準備を手伝う仕事などを行うが、ディスカッション・セクションを担当する学内補助講師にはなれない。他方、博士課程候補試験に合格したDC(さらに、博士論文プロポーザルに合格し、博士論文執筆中のDCであれば尚更)はディスカッション・セクションを担当し、学生の成績をつける権限と責任を付与される。
日本の大学の大学院では、このように博士候補資格試験(the doctoral qualifying examination)制度が厳格に確立されていないために、TA制度やTAの身分、仕事に関する議論もあいまいであり、TAといえば教員の授業準備を行う助手であるといったくらいの理解しかなされていないのは問題である。TA制度の未確立は将来の大学教員になるであろう大学院学生に対して、とくにDC段階の学生に対して、彼らが大学教員として効果的な授業を行うために必要な授業訓練の機会を与えられないことを意味している。このことが日本の大学教育の質の向上を妨げている。

○12 学生の学習成果(Learning Outcomes)の確認は、多方面からなされるべきである。たとえば、米国の大学では、成績の付け方は、中間試験(たとえば、全成績の10%)、最終試験(40%)、授業出席と議論への参加(20%)、グループプロジェクトとその報告(30%)、などを基礎にする。ビジネススクールの授業ではグループプロジェクト評価の場合、学生同士がグループプロジェクトへの各メンバーの貢献度を相互評価しあう。この相互評価の結果が学生の学期末成績に影響を持つことも多い。最終成績はアルファベットのA,B,C,D,Fなどを付されるが、Aは最終成績に換算される全得点の100~90%,Bは89~80%,Cは 79~70%, Dは69~60%, 60%以下はF(Fail)となる。成績は相対評価で、その分布は多くの場合正規分布的になる。したがって、Aは上位10%、Bは次の35%、Cは35%、Dは15%、Fは5%、と言った分布になる。米国の大学生の中には点取り虫的な学生も多いが、学生が勉強をしなければならない理由はこのように明確な成績付与方針(the grading policy)にもある。GPA換算ではA=4点、B=3点、C=2点、D=1点、F=0点、となり、Cummulative GPA(全学年を通じてのGPA)が1.00を下回る学期が3~4学期あると退学になる。このようにしてグレードインフレーションを防ぎ、学生の成績管理をしている。

○13 米国では大学生の学資を親が仕送りするという習慣はあまりない。米国の大学生の多くは奨学金や連邦政府貸与ローンで学費を賄っており、将来返還の義務がある。従って、大学に来ても勉強しないということは「借金をしながら返済のことを考えずに遊んでいる」ということであり、彼らにとって考えられない事態である。

○14 しかし、近年の日本経済の停滞を反映して親からの仕送りが減っていることも事実であり、親元を離れて大学生活を送る日本の学生は生活費の不足分をアルバイトに頼らざるを得ない。しかし、ここでも、明確な大学生活の目的や勉強の動機を持たない場合には、アルバイトが学生生活の中心になり、勉強に費やす時間がなくなることもまれではない。

○15 米国の大学生の就職では、専攻分野によって初任給が違う事が多い。また、大学時代の成績(GPA)や指導教授の推薦状が就職に際して重要視されている(指導教授は必ずしも推薦状に良いことだけを書くわけではない。公正で率直な学生評価が重要視されている。教員が了承すれば、学生は就職希望先に対し教員がどのような推薦状を書いたか、その開示を求めることが出来る)。従って、よく勉強し、よい成績を収めて、よい収入の職に就くということが直截につながっている

○16 日本の学生が勉強しないという事実を学生のみの責任に帰すことは彼らにとってフェアではない。学生が勉強をする現場は教室での授業が基本であり、授業に対して責任を持つべきなのは教員である。したがって、学生が意欲を持って勉強するような授業の環境を整えることは、まず第一に、教員の責任である。授業は(特に対話的授業は)教員と学生のコラボレーションによって構築されるものであって、学生の積極的参加を促すような授業を創りだすことは教員のクラスマネジメント能力による。ところが、日本の大学の教員の多くは授業の進め方やクラスマネジメントに関する訓練を受けていない。米国の大学の新任教員は、teaching clinic等で授業の進め方やクラスマネジメントに関する訓練を受ける。大学は教員にこのような訓練を受ける機会を提供しなければならない。大学行政側が行う教員評価は教員がこの様な訓練を受けていることを前提として行われなければ公正さを欠くものとなる。日本の大学で現今行われているFDの多くは、教員のセミナーや講習会等に限られており、FDの本来の在り方とは異なるものである。

○17 授業とは知識の伝達であると同時に、教員と学生間の、あるいは学生同士の対話や感性的交流や人格的な陶冶の場になることを期待されている。教育は学生の個性豊かな全人力を陶冶する全人教育(『学士課程教育の構築に向けて』の趣旨)であるべきである。しかし、このことは教員も同時に全人格的な能力を持っていなければならないことを意味する。これは幼小中高大学の全ての段階で教育に携わる者が常に求められる必須要件である。大学教員はこの要件を満たすべく努力することを求められている。

○18 以上、なぜ日本の学生が米国の学生に比べて勉強しないか、について思いつくままの諸要因と考えられるものを挙げてみたが、日本の教育制度や学生の生活ぶりについてその問題点を論じたために、基本的トーンが批判的なものになってしまったかもしれない。しかし私の考えの基本は、日本の教育制度を良くして次世代を担う学生に充実した学生生活を送ってほしいという願いに過ぎない。そのような教育制度を作ることは社会や大学や教員の責任であるし、誇りでもある。また、学生が充実した勉学に明け暮れ、学生生活を送ることは彼らの権利であり喜びでもある。


素晴らしいプレゼンだと思います。

本当にその通りです。

関連記事

ブレインストーミングの4原則

ブレインストーミングの4原則

こちらのサイトからの引用です。

1,「批判をするな」:
他人の意見を批判してはいけない。批判があると良いアイディアが出にくくなる。

2,「自由奔放」:
こんなことを言ったら笑われはしないか、などと考えず、思いついた考えをどんどん言う。「上品な」ジョーク歓迎。

3,「質より量」:
できるだけ多くのアイディアを出せ。

4,「連想と結合」:
他人の意見を聞いてそれに触発され、連想を働かせ、あるいは他人の意見に自分のアイディアを加えて新しい意見として述べるというのが一つやり方。


以下は、Wikiに書かれている4原則。ニュアンスがちょっと違うところがあります。

1,判断・結論を出さない(結論厳禁)
自由なアイデア抽出を制限するような、判断・結論は慎む。判断・結論は、ブレインストーミングの次の段階にゆずる。ただし可能性を広く抽出するための質問や意見ならば、その場で自由にぶつけ合う。たとえば「予算が足りない」と否定するのはこの段階では正しくないが、「予算が足りないがどう対応するのか」と可能性を広げる発言は歓迎される。

2,粗野な考えを歓迎する(自由奔放)
誰もが思いつきそうなアイデアよりも、奇抜な考え方やユニークで斬新なアイデアを重視する。新規性のある発明はたいてい最初は笑いものにされる事が多く、そういった提案こそを重視すること。

3,量を重視する(質より量)
様々な角度から、多くのアイデアを出す。一般的な考え方・アイデアはもちろん、一般的でなく新規性のある考え方・アイデアまであらゆる提案を歓迎する。

4,アイディアを結合し発展させる(結合改善)
別々のアイデアをくっつけたり一部を変化させたりすることで、新たなアイデアを生み出していく。他人の意見に便乗することが推奨される。


検索フォーム

アルペン主要情報

<主要サイト>
全日本スキー連盟(SAJ)
アルペンチームジャパン
国際スキー連盟(FIS)
ナスターレース協会
日本職業スキー教師協会(SIA)
WeatherNews(スキーCH)
日本気象協会(tenki.jp)
ドラぷら
2014-2015 スキー用品カタログ

<2014-15 アルペンルール>
2014/15アルペンポイントルール日本語版
アルペン競技:各種ルール等について
SAJポイントに関する ルール等について

<2014-15 大会日程>
FISワールドカップ
SAJ公認大会(11/20現在)
ナスター公認大会
(参)FIS開催大会のカテゴリー

<2014-15 主要大会>
2月5-8日
全国中学校スキー大会(大鰐温泉)
2月6-10日
全国高校スキー大会(花輪)
2月20-23日
ぐんま冬国体スキー大会(尾瀬岩鞍)
2月26-28日
全日本Jrスキー選手権大会(雫石)
3月7-8日
ナスタージャパンカップ(苗場)
3月17-20日
全日本スキー選手権大会(苗場)
3月27-30日
ジュニアオリンピック(ほおのき平)

<アルペン・マニュアル>
YOUTH AND CHILDREN'S SEMINAR
正しい育成方針とは何だろう?
アルペンレーサーとして成功するには?
米国・ジュニア育成の取り組みの凄さ
米国・アルペンジュニア育成マニュアル
The USSA Training Systems (1)
The USSA Training Systems (2)
The USSA Training Systems (3)
The USSA Training Systems (4)
The USSA Training Systems (5)
SkillsQuest (1) 概要
SkillsQuest (2) Why SkillsQuest?
SkillsQuest (3) Activities by Phase
SkillsQuest (4) Skiing Skills Assessment
SkillsQuest (5) Conditioning Assessment
SkillsQuest (6) Pressure動画
SkillsQuest (7) Edging動画
SkillsQuest (8) Rotary動画
SkillsQuest (9) Balance動画
SkillsQuest Resorces
Afton Alps, USSA, SkillsQuest HD
米国・アルペンコーチングマニュアル
カナダ・アルペンジュニア育成マニュアル
カナダ・ジュニア育成マニュアル (1)
カナダ・ジュニア育成マニュアル (2)
カナダ・Drills and Exercises

<トピックス>
スキー滑走の「許容範囲」と「基準範囲」
クロスカントリースキーでアルペン
Loveland Ski Club Fall Lane Training
サーバント・リーダーシップとは
Rusutsu SuperNatural
Ligety vs. Hirscher- Solden 2014 2nd run
Rob Heule 凄いし、笑えます。
「上手くつなぐ」「滑らせる」
リゲティのミスの原因
Training videos from Shiffrin
「内足・外足荷重」と「意識と現実」
BMA: Tips with Mikaela Shiffrin
学校教育の中のアルペン競技
SJ 2014.10月号を読んで
朝日も謝罪しましたね。で、スキー界は?
2014南アフリカFISレース初開催
THE SKIER'S MANIFEST
ナスターレース協会:セミナー
シフリン:オフトレ
岩谷:世界の扉を開ける鍵
最近は、「スキーをたわます」ばかり。
ウィスラーカップで見えたチルドレンの課題
Warner Nickerson引退
ボン ベイルチケット売り場で働
Pharell Williams - Happy
競技における結果主義と過程主義
アルペン タレント発掘事業報告書
オリンピック選手に学ぶやり遂げる力
リゲティの内足ターン
多様性のためのトレーニング集
Carving vs. Stivoting
テッド・リゲティ 滑りの分析
P&G Thank You, Mom
SL 古い滑りと新しい滑り
シフリン 滑りの分析
無作為の罪
スポーツトライアングル 湯淺直樹
外向傾、外脚荷重、腰高姿勢は基本です。
ヘルメットの限界
最近のベース作り
ストックについて
脳損傷からの回復:アルブレヒト
基礎スキーの役割
Matteo Marsagliaの育ち方
木村公宣さんの滑走フォーム
ALPINE ROCKFEST:ミラー選手の360
Who Is Bode Miller?
Meet ski racer, Pinturault
Snowstars Level 1~Level 7
ボード・ミラーの育ち方
BLINK OF AN EYE
Be a Better Skier!
ジュニア時代に身につけるべき技術の基本
Lindsey Vonn's Top 5 Training Tips
Ted Ligety | P&G Thank You, Mom
シフリンの育ち方
クーシュ 大失敗
Shiffrinのキャプチャー画像
内足、外足、1本足?
Mikaela Shiffrin in Beaver Creek GS
新型ドローンによる練習動画
P&G オリンピアンを育てる ボン
P&G オリンピアンを育てる シフリン
アルペン関連の情報発信とその特徴
テッド・リゲティとは、何者なのか?
2014シーズンのマテリアル(SAJ)
見直される基本技術の大切さ
小学校低・中学年の正しい練習方法
佐藤久哉 vs 岡田利修「競技と基礎」
トッポリーノ大会優勝者のその後の活躍
ジュニアレーシング板、ブーツ選びの基準
ラディウス規制に関する個人的意見
「2010ウィスラーカップレポート」について
メンテナンスの手順
実践チューンナップ(安藤さん)
チューンナップ講習会(伊東裕樹さん)
スタートワックスの使い方(片岡さん)
大会のためのワックス選択
ワックス入門(本ブログの最初の記事)

<基礎練習動画>
BMA:Tips with Mikaela Shiffrin
子供に学ぶスキーの基本技術
Snow stars Lvel 1-6
Ski Racing Technical Drill for U12
Angulation and Pole Plant drill
U16 Fundamentals Camp
アルペンスキー基本練習
Ski Racing Drills
ジュニアがお手本にすべきWC選手は?
ミカエラ・シフリン トレーニング動画
ライヒのフリースキー動画
ヤンカのドリフト技術

<WC選手の滑り>
Mikaela Shiffrin wins first Giant Slalom
プレイバック 2014: Men's Slalom
Mikaera Shiffrin New Age 2014
Training European team
Hero GS Training
Hirscher & Shiffrin 2013/14
シフリン オーレの滑り
リゲティ クラニスカ・ゴラの滑り
ピントロー、リゲティ2013ダイジェスト
Ted Ligety training in Portillo 2012
Ted Ligety Training on Sochi GS Hill
Ted Ligety Amazing GS Run
カナダ女子SLトレーニング
リゲティGSフォームの分析
ピントロー、本人が選んだGS, SL, SG
2012 ソルデンWC男子GS完全版
2012 ソルデンWC女子GS2本目
2013世界選手権男子GSハイライト

<その他動画>
Didier Cuche, le come-back?
Felix Neureuthers Highspeed Orchestra
Alpine Skiing (Remi GAILLARD)
Bode Miller
The Best Of Sochi 2014 Olympics
Power combined with speed
総督閣下が新レギュレーションにお怒り
ボード・ミラー 面白?動画集
スビンダル9歳の滑り
ヒルシャー 16歳の滑り
ヒルシャー 14歳の滑り
Ligety - On The Quest For Glory
リゲティ GSフォームの変遷
GSスキー形状による滑走フォームの変遷
往年の名選手達の滑り

<スキー理論>
米国男子ヘッドコーチインタビュー1
米国男子ヘッドコーチインタビュー2
岩谷高峰「トレーニングを再考する」1
岩谷高峰「トレーニングを再考する」2
岩谷高峰「トレーニングを再考する」3
岩谷高峰「トレーニングを再考する」4
岩谷高峰「トレーニングを再考する」5
上林卓司「センターポジション」1
上林卓司「センターポジション」2
上林卓司「センターポジション」3
上林卓司「センターポジション」4

<技術解説本・DVD>
皆川賢太郎DVD
皆川賢太郎 スキー完全上達
皆川賢太郎 最速上達メソッド
浦木健太 GSテクニック
吉岡大輔 落とすGSテクニック
生田康宏 トップアルペンテクニック
竹節一夫 アルペンテクニック

<トレーニング論>
アスリート達は本当に速くなっている?
究極の鍛錬
俊敏性練習は、俊敏性を向上させるか?
「良いトレーニング、無駄なトレーニング」
「ゴールデンエイジ理論」の不思議
運動能力と遺伝、環境
筋収縮とエネルギー

<学ぶということ>
○科学的方法論
「仮説演繹法」再び。
アイスクリームを食べると、水死する?
科学的方法論のエッセンス
○学問のすすめ
米大学における多面的・総合的な評価
稲盛和夫「伸びる人、立派になる人、いらない人」
U.S. News Best Global Universities
いま注目されるリベラルアーツ教育
いちばんやさしい教える技術
人材育成の実践
新たな高等教育機関の制度化
快楽の人生、充実の人生、意味のある人生
全てリクルートから学んだ
創造性を発揮するには?
ノブレス・オブリージュ
大学入試成績と入学後の成績
修正版:博士が100人いる村
教えるということ
のめり込む力
ダニエル・ピンク:やる気に関する科学
ダン・アリエリー:仕事のやりがい
人間万事塞翁が馬:山中伸弥
人生はその時の最適解の積み重ね
量は質を生む
高い山を築くなら、裾野を大きく広げよう
最初の3年で仕事人生の大半が決まる説
根拠なき自信
ノブレス・オブリージュ
中高生のための勉強法
自分の頭で考え、勇気を持つこと。
頑張ったらご褒美があるメンタリティ
自浄作用
いじめについて
タイガーマザーと文武両道

<その他>
インプレッサ路肩から這い上がる
美味しいコーヒーの入れ方
身近なコーヒーあれこれ
スーパーで買える美味しいコーヒー
辞めたくても辞められない
外食産業が日本を滅ぼす?
シナノ:なつかし写真コンテスト
福井県立歴史博物館:昭和のくらし
解放値の計算

<大会ルール(和訳)>
FIS競技用品規格
アルペンスキー国際競技規則(2010-11)
同 決定事項及び指導事項(2010-11)
アルペンポイントルール(2010-11)

<ポイント関連>
ポイントとは?
SAJ ポイントリスト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。

カテゴリ

未分類 (0)
このブログのエッセンス (55)
20110311_東日本大震災 (148)
生と死、そして再興へ・・ (36)
さまざまな支援の形 (51)
震災復興と政治 (6)
原発事故と放射線 (54)
動画 (910)
アルペン動画 (293)
その他動画 (611)
大会・ジュニアテスト・練習 (1869)
海外選手の動向 (215)
国内選手の動向 (108)
ワールドカップ・世界選手権など (501)
オリンピックなど (109)
スキー大会 (439)
SkillsQuest (29)
ポール練習 (61)
ジュニアテスト (0)
オフトレ (60)
室内ゲレンデ (8)
海外キャンプ (9)
SAJの活動 (159)
SAJ問題 (38)
大会のルール (61)
スポーツ振興 (71)
アルペン競技に関する考察 (284)
アルペン競技の滑り方 (84)
ジュニア育成の課題 (119)
先達に学ぶ・・「○○の育ち方」 (75)
コーチングについて (6)
スキーと教育・健康・IT技術 (1000)
スキーと教育 (145)
スキーと健康 (0)
スキーに必要な生理学 (16)
スキーと環境 (85)
スキーとIT技術 (114)
事故・災害 (138)
スキーとともに・・ (26)
それぞれの生き方 (39)
ちょっとおかしな話 (17)
雑記 (419)
スキー用品・メンテナンス (156)
スキー用品 (81)
メンテナンス用品 (15)
メンテナンスの手順 (15)
エッジの手入れ (9)
ワックス (34)
ベースバーン (2)
スキー場・リフト券・宿泊・交通 (630)
スキー場の情報 (146)
スキービジネス (243)
早期オープンスキー場 (82)
春スキー・夏スキー (5)
リフト、ゴンドラ (1)
人工雪の作り方 (4)
リフト券、シーズン券 (92)
融雪剤と雪面硬化剤 (2)
スキー保険 (4)
スキー宿 (2)
スキー場への交通 (30)
車で行くための装備 (3)
雪道運転のコツ (1)
スキーのための車選び (15)
スキー用語 (0)

プロフィール

ジュニアスキー

Author:ジュニアスキー
子供が小1の冬に家族でスキーを始め、すっかりその魅力にはまっております。小4から地元のスポーツ少年団に所属し、競技スキーを始めています。(現在中3)
ジュニアアルペン競技の情報ブログとしてスタートし、最近ではスキー全般、その他に関する話題も扱っています。
上欄のカテゴリから興味のある話題をお選び下さい。
(2009年7月25日開設)


最新記事

カレンダー

11 | 2016/12 | 01
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。